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第10話 ~勇者アルベルト 4回目の運命の出会い~

 サーシャの機嫌が悪いのに気づいていないのかアルベルトは普通に声をかけてきた。


「ねぇジル。 冒険者ギルドと魔術師ギルドは仲悪くないの?」


「ん?別に悪くはないんじゃないか。同じギルドだし」


 オレとしてはギルド内の仲よりサーシャとの仲を気にしてほしい。


「え?同じギルドなの!」


「そうよ。タウンの規模によって細分化されるのよ。ハブタウンのギルドは一つだけど、イーストタウンには他に商業ギルドがあるわ。キングタウンには護衛ギルドや魔道具ギルドとかもあるわよ」


「へ〜。若者ハローワークやふるさとハローワークみたいなもんか」


「「えっ?」」


オレとサーシャは顔を見合わせるが勇者アルベルトがおかしな事を言うのはよくあるので流す事にした。


「それにして結構待つわね」


「ああ、いつもはこんな待たないんだけどな」


そう言ったやさき、先程とは違う若い職員がやってきた。


「お待たせして申し訳ありません。実は困った事が起きておりまして、奥の部屋で相談させていただきたいんですがよろしいでしょうか」


「任せてください、お姉さん!この勇者アルベルトがお姉さんの困り事を見事に解決して見せましょう!ところでお姉さんお名前は⁈」


「ミっ、ミリーです」


きれいなお姉さんが現れた。勇者アルベルトは興奮している。


勇者アルベルトは商会令嬢の好感度が下がった。

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