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進級と涙
春。僕は、二年生になり、生徒会長になることが決まった。そして、高橋は生徒会を辞めた。
僕は必死に止めた。辞めて欲しく無かったからだ。「なんで?席まで抜いたら、もう戻らんようななるで?ええん?」と僕は説得を試みた。数分してずっと黙り込んでいた高橋が口を開いた「お前がいるから。ここはお前がいたら俺は必要がない。お前がいるから俺は辞める。ごめん。」と言い放たれ、僕は頷くことしかできなかった。
そんな状況の中高橋が生徒会としての最後の仕事体育祭が行われていた。僕は、クラス行進にも、混ざらず先生方と少し離れたところでそれを眺めていた。そして、大粒の涙が頬をつたい、悔しさと悲しさとで混じる涙を流し僕は脆く弱い人間なんだとしってしまう。そして、音を立てて壊れていってしまった。




