8話 屋敷を守れ!地上げ屋との戦い
その日はみんな仕事もあるので家に帰りました。
翌朝、香菜梨の部屋。部屋の中にはからの鳥かご、ベッドの上には一匹のカナリヤ。カナリヤはやがて、香菜梨に変わって行きます。ローラ・香菜梨はかごの外です。
香菜梨は起きると洗顔し、うがいをしました。本当に鳥のさえずりのような声です。
朝ごはんは鳥のえさです。
香菜梨「この頃は粟もひえも高くなったわ。餌を買わなくてはいけないのですものね。餌は都会には
ありませんもの。都会では小鳥たちの居場所もないわ。私など自分で餌は探せないわ。雀さんたちも、木の枝に留まっているだけでうるさいって言わて追いやられてしまいますもの。」
その日の午後、ユキの高校が終わるのを待ってみなは再び真春の家に行きました。
ユキ「この家の持ち主の子孫とかいないのでしょうか?」
真春「私は長い間眠っていたので、詳しいことはわかりません。でも、もしかしたらあの人の遺品
の中に手がかかりがあるかもしれません。」
チュー吉「それは何処にあるのですか?」
真春「この家の、もしかしたらアトリエかもしれません。」
その時、外で音がしました。
ガガガガ!
真春「あの人たちだわ。」
窓から外を見ると、表で工事関係者が扉をこじ開けようとしています。
真春「しばらくは耐えられるけど、門が破られると結界が壊れます。」
チュー吉「そうか、私たちはかくれ里の波長があるから、簡単に屋敷の中に入れたというわけか。」
真春を家に残し、4人は扉の方に行きました。
ユキ「なにしてるんですか!」
男1「何だお前は?」
男2「人がいたのか?お前たちどうして中に入れた。」
男3「ここは解体するんだ、早く出ろ!」
番田「ここの持ち主の知り合いですか?」
男「いや、まあ、、そんなことどうでもいい!」
その時香菜梨が歌い始めた。
ルルルル♪ローラ・カナリヤ♪
すると男たちは身動きができなくなってしまいました。香菜梨の歌声には相手を眠らしてしまう力や記憶を消す力があるのです。
男たち「なんだこれは、、体が動かない!」
しばらくもめた後で、
男1「いいか、大型機械を持ってくるから、それで壁を壊してやる。それまでに家を出ろ!」
男たちが去った後
番田「あの人たちの車にBUKOWASU産業と書いてありました、あれテレビで見たことあります。」
ユキ「悪質業者!ともかく目をつけたところの土地に、既成事実作ってしまう会社よ。一度土地を登記をしてしまうと、簡単には戻せないもの」
番田「乗っ取り屋です。問題になっても罰金払って誰かがムショに入るだけで、会社は何とも無いんです。」
チュー吉「我々だけでは、戦えません。」
みんなまた沈黙しました。その時香菜梨が
香菜梨「一つだけあります。」
ユキ「なに?どうするの?」
香菜梨「かくれ里SNSです。」




