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ローラ・香菜梨はかごの外☆異世界のあやかしを退治する  作者: 天野幸道


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54 あやしの機械鳥ジンゲ

ドラゴンはみんなの方を見ました。

チュー吉「みんなかたまって!バリヤを増幅します。」

香菜梨「今までのあやしとは違う波長を感じます。」

ミー「以前戦ったやつとは違うニャ。あやしいけどあやしくないニャ。」

ユキ「・・・・^^;」

ドラゴンが大きな口を開けました。

ドラゴン「うるさいやつらだ、俺は静かにこの城で暮らしていたいのだ。」

ユキ「ドラゴンがしゃべったあ。」

ミーケ「やっぱりあやしいかニャ。」

ドラゴン「そうか、わしがあやしの力を借りている事を知っているのか。」

ユキ「('◇')ゞ違うかな、、、」

香菜梨「ここに住んでいた人や動物はどうしたのですか?」

ドラゴン「ん?お前は鳥族の匂いがするな。昔城にいたカナリヤの親戚か?」

香菜梨「カナリヤ、そうです私はカナリヤの化身です。ここにもカナリヤがいたのですか?」

ドラゴン「昔はな。今はこの機械のナイチンゲールしかいないが。」

ドラゴンの傍らには一羽のロボットの小鳥。

ライム「あれだ、王をたぶらかした奴は。」

 機械のナイチンゲールは嘴をカタカタならすと

「クククク、生きてるものは死ぬ、だが機械は死なない。いつまでも王の心を癒しつづける。見よ、ドラゴンも私の言いなりなのだ。私はジパングで作られ、ジパングの魔法で力を得、あやしの力でさらに強くなったのだ。我が名はSINGE ジンゲだ。」

香菜梨「ドラゴンさん、ここに住んでいた人たちはどうなったのです。」

ドラゴン「それを知ってどうする。限りある命、いつかは死ぬ。ジンゲがみんなをフイィギュアにして地下空間に凍結してある。その方がみな幸せかもしれぬのじゃと言われてな。」

ユキ「なんてことを!」

ドラゴン「わしだって永遠ではない。人間どもは魂の無い機械ばかり大切にしたではないか。田園もつぶし、おとぎの世界をむなしくさせたではないか。美しいまま、形を保てる永、遠のユートピアを残すことができるのではないか。」

ミー「変だニャ、絶対変態だニャ。」

 ジンゲは羽ばたくと空中に舞い上がり、口を開けました。

 キーーーーーーーー 

口から光のような輪が出てきました。

番田「やばい!」

チュー吉「鳥を見た!」

ジンゲ「お前たちも凍結してフィギュアにしてやる。」

香菜梨「あれは音波です!催眠音波です!」

ミー「やっつけるだニャ。」

ライム「術や魔法は効きません!逃げてください。あれは機械魔法ですから!」

挿絵(By みてみん)

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