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ローラ・香菜梨はかごの外☆異世界のあやかしを退治する  作者: 天野幸道


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4人形の少女

挿絵(By みてみん)

扉を開けると、玄関まで道が続いています。

ユキ「見て!花が咲いていく!」

四人があるくに連れ、玄関までの道の両脇は草ぼうぼうだったところが、どんどん花が咲いていきます。

ユキ「本当に異世界だわ。」

後ろをふりかえると、確かに門はあるのです、でも通りを歩く人にはこちらが見えてないようです。

香菜梨「まるでお伽噺の世界です、懐かしい気持ちになります。もしかして、私ここ見たことがあるのかしら?」

番田「これ以上進んだらやばいのでは。またあやしの世界が。」

チュー吉「いえ、あやしの波長ではありませんね、なんだろう危険ではないです。浄土ネズミの世界と同じ波長を感じます。」

ユキ「私も、あやしの波長は感じられるようになったけど、ここには無いですね。むしろかくれ里だわ!」

四人が進んで行くと、家の方に人影が見えました。

番田「人、いやお人形!」

人形のような少女はこちらを見つめているのですが、怖がっている様子です。

ユキ「どうしよう、あの子逃げてしまいそう。」

ュー吉が声をかけようとしました。そのとき。

香菜梨「待ってください、私が行ってお話ししてきます。」

番田「香菜梨さん、危ないです!」

香菜梨「いいえ、あの子には懐かしい波長を感じるのです。私、カナリヤになってそばに飛んで行きます。

そういうと

香菜梨「ローラカナリヤ♪」

と呪文のような歌を歌うと、たちまち香菜梨はカナリヤになり飛んで行きました。



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