25 ゴーストタウンへ
朝が来ました、ベッドの上にはカナリヤが一羽。スマホの音で目を覚ましたカナリヤは、可愛い女の子に変身しました。ローラ・香菜梨はかごの外です。
大きな伸びをすると、顔を洗いうがいをしました、まるで歌っているかのような声です。
鳥の餌を口にする香菜梨
香菜梨「人間になっても長年慣れた鳥の餌は美味しく感じるのね。」
支度をすると香菜梨は出かけました、今日は人形の家真春の所に行くのです。
真春の人形の家に少しづつみんな集まってきました。
香菜梨「ユキさんなんかうきうきしてますね。」
ユキ「そりゃそうよ、これからアメリカに行けるのですもの。」
番田「本当は密航ですよね。」
ユキ「でもまさか幽霊船に乗ってアメリカのゴーストタウンへ行きます、なんて誰も信じないわよ。」
そうなのです、ミーから連絡があってゴーストタウンがどうやらアメリカのかくれ里”ヒドゥン・ヴィレッジ”の入口らしいとか。
そしてミーや香菜梨のルーツの手がかりを掴めたというのです。
チュー吉「あちらには僕の遠い仲間がいます。」
ユキ「ネズミなの?」
チュー吉「はい、マイティ・ミッチー・マウスって言うのです。」
ユキ「なんか、どこかで聞いたような(;・∀・)」
香菜梨「行くのは私たちだけですね。スミレさんは学校がありますもの。」
ユキ「私も女子高生だけど、、、うふ(^▽^;)」
チュー吉「ユキさんはあちらに行けば、また時間が止まります。スミレさんはまだそこまでかくれ里の力が及んでいませんもの。」
香菜梨「それにこちらにいて、いざとなれば鏡の扉を開けてくれるようスタンバイしてもらいますから。」
真春「鏡は人形の家でお預かりしてます、危険な時は鏡の中で時空を超えてくださいね。」
ユキ「なんか、まるでどこでもドアみたいね。私アメリカで本場のフライド・チキン食べたいわ。香菜梨さんもどう?」
香菜梨「いえ、その、、、私一応鳥族なので、、、すみません。」
ユキ「あっそうかあ、ごめんなさい('_')」
スマホが鳴りました。
ユキ「あっミーさんだ。」
スマホには
「ヒヤッホー!I am a cat、named mie!おむかえに来ただニャア。」
ユキ「吾輩は猫である、名前はミー、、、ミーさんアメリカナイズドされてるわ。」
香菜梨「さあ、今日は私が皆さんを船まで運びます。」
そういうと香菜梨は翼を大きく広げ皆を包みました。
香菜梨もだんだんと色んな力がついてきているのです。香菜梨の周囲にいると一緒に飛べるのです。
皆は香菜梨の翼のパワーに守られ空中に浮かぶ幽霊船まで運ばれました。
番田「幸せだなあ、僕は香菜梨さんといつまでも一緒にいたい。」




