17 鏡の中の世界 第2章始まり
第2章 鏡の中の世界 です。鏡の中の世界 それは異世界です。SFでは反世界と呼ばれています。
朝になりました。目覚ましが鳴っています。部屋には空の鳥かご、ベッドの上で小鳥が一羽目を覚ましました。すると小鳥は少女に変身しました。 ローラ・香菜梨はかごの外です。
香菜梨は背伸びをすると手をパタパタさせました、まるで羽ばたきの様です。顔を洗いうがいをすると、まるで歌を歌っているみたいな声です。ローラ・カナリヤの化身、ローラ・香菜梨です。
スマホを見ると
香菜梨「今日はユキさんと待ち合わせだったわ。」
香菜梨はユキと待ち合わせです。場所は人形の家、真春の家です。
地下アイドルの香菜梨は最近はここでお仕事をすることが多くなりました。
香菜梨「ユキさんお話したいことって何でしょうか?」
ユキ「私のお友達のお話しなのだけど、、、うーん、でもあり得ないのよ。でもその子嘘つくような子でもないし。」
香菜梨「どうぞ、お話しになってください。」
ユキ「その子が言うには、人が消えるのよ。」
香菜梨「え?どこでですか?」
ユキ「それが、鏡の中だっていうの。」
ユキと香菜梨はお友達に会いました。
ユキ「こちらが、私のクラスメイトの春野スミレちゃん。」
スミレ「スミレです、私香菜梨さんのフアンなんですよ。」
香菜梨「まあ嬉しい。」
ユキ「それで鏡ってどんな鏡なの?」
スミレの話し
スミレの家は旧家で、家には昔の調度品が沢山あります。その中に大きな姿見があるのですが、最近になって鏡の中を覗いていると別の人の姿が見えることがあるというのです。
スミレ「まるで映画かテレビの画面みたいなの。でも、、怖くないんですよ。なぜか安心してしまうのです。」
スミレがそのことに気がついたのは、一か月ほど前からでした。鏡のある部屋へ行くと何か気配を感じて鏡を見ると、瞬間的なのですがちらっと景色や人の姿が見えたり、時には部屋に人がいるように感じるのです。
ユキ「普通にそのように感じちゃうんだ、結構怖いですね。」
スミレ「ええ、本当だったら怖いです。でも、なにか懐かしい気持ちになってしまうのです。」
話を終えると、香菜梨とユキはスミレの家に行くことになりました。チュー吉と番田にお供を頼みました。
ユキ「こういう時はチュー吉が役に立つわ。」
チュー吉「はい、お話しを聞くと危険はないようです、あやしならば同じ町ですから悪気を感じるはずですが、何も感じません。それに、かくれ里で聞いたお話しに似ているものがあるのです。」
ユキ「お話しとは?」
チュー吉「鏡の世界です。私たちの世界と同じなんですが、全て逆の世界です。」
番田「それって、SFの反世界みたいです。」




