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第45話(^ω^)集束

45 名前:以下、名無しにかわりまして日曜日夕がお送りします[sage]:2020/12/05 (土) 21:00:00.00 ID:1399336



【現状】



 四天王:人間の国境警備隊を壊滅させ、現在神殿に向かって侵攻中


(・ω・):聖域中を観光がてら、現世へ帰る方法を調査中


 ('A`):聖域に向かって車椅子で海上を爆走中


(^ω^):人間砲弾にされそう





45 名前:以下、名無しにかわりまして日曜日夕がお送りします[sage]:2020/12/05 (土) 21:00:00.00 ID:1399336



   ■ 異世界転生したけど外出自粛で魔王城の外には出られないようです ■


          ■ 第45話 集束 ■




45 名前:以下、名無しにかわりまして日曜日夕がお送りします[sage]:2020/12/05 (土) 21:00:00.00 ID:1399336



 ■ 聖域─喫茶店 ■



(・ω・ )「お話ありがとうございました。コーヒーとサンドイッチ、美味しかったです」



 / ,' 3「おう!また来てくれよ!」



( ・ω・)「さて、次はどこへ行くんですか?」



(*゜-゜)「そうね……あ、こことか良いんじゃない?」



 妃が広げた旅行雑誌のページには、でかでかと『特集:歴史が息づく神殿を探訪しよう!』という見出しがついていた。



( ・ω・)「神殿……ですか?」



(*゜-゜)「なんでもこの神殿には、"神様"と呼ばれる人物が居るらしいのよ」



(;・ω・)「神様?胡散臭いですね」



(*゜-゜)「神なんて名乗る人間なんてロクな奴じゃないわ。でも面白そうじゃない。行ってみましょうよ」



(;・ω・)「……まぁ、神殿ですし、なにかしら有用な情報はあるかもしれないですね」



 2人は次の行き先を神様が居るという神殿に決めると、雑誌に付いていた地図を頼りに歩き始めた。                    ( ・ω・)*゜-゜)







川゜-゜),゜д゜)ξ゜⊿゜)ξ ざっざっざっざっ

w´‐_‐v从 '-'从(`・ω・)  ざっざっざっざっ



川゜-゜)「ふむ……なかなか大きな街に着いたようだな」



从 '-'从「この後はどうするんだっけ?」



ξ゜⊿゜)ξ「ガルシアの情報だと、勇者と側近は"神殿"とかいう建物に居るらしいですわ」



(,゜д゜)「神殿?なんだそりゃ」



(`・ω・)「神様の助言を聞く場所だよ。神様は人間に知恵を分け与えてくれるんだ。ま、お前らで言うところの魔王みたいな存在だな」



(,゜д゜)「はっ!人間が魔王様と肩を並べようなんておこがましいな」



(・ω・´)「どうだか。今、その魔王は病院だろ?」




   あん?やんのか?(#,゜д゜)(・ω・´#)なんだチャーハン食わせんぞゴラァ!




w´‐_‐v「おい、こんな所でケンカは止めろ」



ξ゜⊿゜)ξ「そうよ。みっともない」



川゜-゜)「我らの主たる目的は魔王様の顔に泥を塗った勇者と側近を抹殺することだ。それを忘れてはならんぞ。もっとクールになれ」



川゜-゜)「人間の駆逐はその後だ」



(`・ω・)(コイツが一番イカれてやがんな)



川゜-゜)「というわけで、早速その神殿とやらにカチコミに行く……」ぐぅ~



川゜-゜)「……走ったらまた腹が減ったな」



从 '-'从「とりあえず、休憩しよっか」



(`・ω・)「チャーハンか!?」



ξ゜⊿゜)ξ「嫌よ。飽きたわ」



从 '-'从「あ、丁度すぐそこに喫茶店あるじゃない。そこにしようよ」



(´・ω・)





45 名前:以下、名無しにかわりまして日曜日夕がお送りします[sage]:2020/12/05 (土) 21:00:00.00 ID:1399336



 ■ 聖域─喫茶店 ■



                         「いらっしゃい!」/ ,' 3



川゜-゜)「6人だが入れるか?」



                「もちろんもちろん!店の奥へどーぞ」/ ,' 3



 喫茶店の店主は、急いでテーブルを組み合わせて全員が入れる席を作ると、四天王たちをそこへ案内する。怒涛の勢いで魔王城から聖域に行軍してきた四天王にとっては、久しぶりの屋内での休息であった。



 一息ついた頃、伝票を手に持った店主が注文を取りに来ると、各々はコーヒーやパスタなど、思い思いの品を頼んだ。その時、店主は彼らの顔を見ながら、なんとはなしに訊ねた。



               「皆さんは半……魔族とのハーフの方?」/ ,' 3



 川゜-゜)「いや、我らは……」



 彼らが普通の人間の集団でないことは、二の腕から翼の生えている風魔大将軍と額に雄々しい二本角が聳えている炎魔大将軍を見れば明らかだった。



 氷魔大将軍はそれを否定し、自分たちが魔界四天王であるということ馬鹿正直に伝えようとするが、開きかけた口を賢者が強引に塞ぎ、耳打ちをする。



w´‐_‐v(妹よ。こんな所で無駄な騒ぎは避けるべきだ。適当にごまかせ)



 川;゜-゜)(そ、そうか?)



 川;゜-゜)「コホン……ああ、今日は大学のサークル旅行で……」



ξ;゜⊿゜)ξ(なんつー適当な言い訳よ)



          「へぇ、大学生かぁ。サークルって何やってるの?」/ ,' 3



川;゜-゜)「あ、えっとあの……これから神殿に行こうと思って……えっと、歴史研究会です」



(;,゜д゜)(嘘下手なのに……嘘を重ねるから変な方向行ってるじゃねぇか)




               「はぁ~歴史!若いのに偉いことだねぇ」/ ,' 3



  「そういやさっきもね、この聖域の歴史に興味深々の親子が来てねぇ」/ ,' 3



川;゜-゜)「そうなんですか」



「店を出た後に神殿に行くとか言ってたから、もしかしたら会うかもしれんねぇ」                                  / ,' 3



川;゜-゜)「はぁ……そうだと良いですね」



「その人達も君たちと同じハーフだったけど、お母さんの方がえらく別嬪さんでねぇ。ありゃあきっと噂に聞くサキュバスって魔族のハーフだったな」         / ,' 3



(,゜д゜)「サキュバスだと!?」



    「おいおい。興奮するのは分かるが、女子の前だぞ。止めておけ」/ ,' 3



(;,゜д゜)「い、いや。もしかしたら知り合いかもと思ってな……」



ξ゜⊿゜)ξ「サキュバスなんて沢山居るじゃない。それに、親子連れって言ってたでしょ?きっと妃様とは別の人よ」



(゜д゜,;)「そ、そうだな。すまん」



            「ほう、外界にはサキュバスが沢山おるのか」/ ,'* 3



              「……来年にでも外界旅行に行こうかね」/ ,'* 3



ξ゜⊿゜)ξ「マスター。鼻の下伸ばしてないでさっさとコーヒーを持ってきてくださる?」



                       「おっと、こりゃあ失礼」/ ,'



 雷魔大将軍が注意すると、店主は厨房へ引っ込んでいく。それを見届けると、氷魔大将軍は緊張の糸が解れたように、大きくため息を吐いた。



川;゜-゜)「……ふぅ~~嘘は疲れるな」



从 '-'从「慣れない事するから」



(,゜д゜)「コイツは嘘と隠し事が苦手だからな」



ξ(゜Δ゜;ξ「ていうか、お姉様は絶対狙ってたでしょ」



w´‐_‐v「はっはっは。久々にいいもんが見れた」



(`・ω・)(……コイツら何事もなけりゃ普通の奴らなんだけどなー)



(`・ω・)「あ、そうだ!店長!」



                        「ん?なに?注文?」/ ,' 3


 思い出したようにチャーハン名人が声を上げると、店主はひょっこりと厨房から顔を出した。



(`・ω・)「チャーハンある?」



       「あるわけねぇだろ。ここ喫茶店だぞ。ピラフ食えピラフ」/ ,' 3



(´・ω・) ……





45 名前:以下、名無しにかわりまして日曜日夕がお送りします[sage]:2020/12/05 (土) 21:00:00.00 ID:1399336



 ■ 海上 ■



( ・∀・)「あっはっはっはっは!潮風は気持ちいいですねぇ!ねぇ魔王殿!」



 (;'A`)「なんで海の上走れてんだ!?」



( ・∀・)「この車椅子が地獄の最新版だからです!血の池地獄も針地獄もスーイスイ!地獄はバリアフリー化を推進しています!」



 (;'A`)「地獄なんてバリアあってなんぼの世界だろ!」



 (;'A`)「つーか娘はどうした!?一人で置いてきたのか!?」



( ・∀・)「ああ。彼女なら腹空と一緒に付いてきているはずですよ」



(・∀・ )「ほら、右手に小型のクルーズ船が見えるでしょう」



 ('A`;)「あ、ホントだ」



    ('A`;)「……」



      (;'A`)「俺もアッチに乗せろや!」



        ( ・∀・)「駄目ですよ。病人が揺れの激しい船なんかに乗っちゃ」



                  (;'A`)「うるせぇ!」



                              ( ・∀・)(;'A`





(*゜A゜)「うわー。いいなぁ、お父楽しそうやなぁ」



(;・∀メ)「楽しいですかね?子どもって車椅子とか松葉杖に憧れますよねぇ。何故か」



(*゜A゜)「んで、ウチはこれからどこへ行くん?」



( ・∀メ)「勇者という人物のところですよ。彼が魔王殿の力を奪い、転生者を攫ったのです」



 そう言いながら、彼は手持ちのタブレットを姫に見せる。腹空は大賢者と通信を行っているらしく。画面には大きな地図と共に彼女の顔が映っている。



(*゜A゜)「ほぉん……勇者……か」



(*゜A゜)「勇者……って、なんや?」



( ・∀メ)「え?勇者をご存じないんですか?」



(*゜A゜)「お父の敵っちゅうことは分かっとるんやけどな」



(*゜A゜)「勇者って名前が引っかかっとんねん。なんや"勇者"って。勇敢な人か?」



(;・∀メ)「まぁ、そうでしょうね。勇気ある人とか、そんな感じの」



(*゜A゜)「心意気だけでお父が倒せるわけないやろ。何を以てそんな称号を付けたんや」



(;・∀メ)「私に言われても……勇者にあって直接聞いたら良いんじゃないですかね?」



(*゜A゜)「せやな。四天王に殺される前に聞いとかなな」



(;・∀メ)「……後で賢者さんに勇者を殺さないようにって伝えとこ」




→つづく!


 次回、(^ω^)「カチコミ」


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