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第39話(^ω^)議題『僕たちはどう人間共をぶちのめすか』

39 名前:以下、名無しにかわりまして日曜日夕がお送りします[sage]:2020/11/25 (水) 21:00:00.00 ID:1399336



 ■ 魔界─電話ボックス ■



とぅるるるるるr……



とぅるるるるるr……



とぅるるるるるr……




( ・∀・)「あ、もしもし?片原さんですか?僕です。腹空です」



(;・∀・)「いや、なんで嘘を吐く必要があるんですか?僕は僕です!ホントに腹空ですって!」



(;・∀・)「何の用って……それはこっちのセリフですよ!片原さん、いつ魔界に戻ってくるんですか!?」



(;・∀・)「片原さんが居ない間、すごく大変だったんですからね!魔王様が力を失うし、転生者さんは誘拐されるし……」



(;・∀・)「……え?あ、いや、その、誘拐っていうのはですね……ちょっと僕も詳しくは分からないんですけど……」



(;・∀・)「あ、すぐ来る?すいません、ありがとうございます……なんでちょっと声が震えてるんですか?」



(;・∀・)「え?来季はボーナス無し!?なんでですか!?」



 がちゃ、つー、つー、つー……



(;・∀・)「ちょっと!もしもし!もしもし!もしもーし!」





39 名前:以下、名無しにかわりまして日曜日夕がお送りします[sage]:2020/11/25 (水) 21:00:00.00 ID:1399336




 ■ 異世界転生したけど外出自粛で魔王城の外には出られないようです ■


          ■ 第39話 極秘定例会議 ■




39 名前:以下、名無しにかわりまして日曜日夕がお送りします[sage]:2020/11/25 (水) 21:00:00.00 ID:1399336



 ■ 魔王城─会議室 ■



ξ;゜-゜)ξ「……」



(;,-д-)「……」



从;'-'从「……」



 川゜-゜)「えー……それでは今月の定例会を始める」



 川゜-゜)「魔王様は魔力を殆ど奪われ、メダカと同等の戦闘力になってしまい現在入院中。側近は人間に寝取られ、全身を魔改造されてしまった」



 川゜-゜)「以上から、今回の司会は四天王筆頭たる私が務めることとする。

      なにか異議や質問のある者はいるか?」



              「何故、俺がここに呼ばれたんだ?」(・ω・´;)



 川゜-゜)「その理由についてはおいおい話す」



ξ;゜-゜)ξ「姫様……姫様は今、どうしていますの?」



 川゜-゜)「彼女なら魔王様に付きっきりだ……もう何日も魔王城に帰ってきていない」



ξ;゜⊿゜)ξ「っ」



(;,゜д゜)「俺のせいだ……俺が、弱かったばかりに……っ!」



 川゜-゜)「炎魔大将軍、自分を責めるな。あの場に居なかった我々三人にこそ、非があるのだ」



从 '-'从「そうだよ。それに、側近さんがそんなに強くなっているなんて誰も想像できないって」



(;,゜д゜)「っ……しかしだなっ!」



川#゜-゜)「ええい!貴様も魔族なら後悔などするな!奪われたものは奪い返して、ついでに略奪!右の頬を打たれたら、左半身不随になるまで殴り返す!これぞ魔族のやり方だ!」



川#゜-゜)「今は前だけを見ろ!どうやって人間共をぶちのめすかだけを考えろ!」



(,,゜д゜)「!!!」



川#゜-゜)「さぁ、御託などはもう要らないだろう!今月の議題は先に同じ!『どうやって人間どもをぶちのめすか』!」



川#゜-゜)「魔王様を襲い、姫様を悲しませた罪!万死に値する!」



ξ#゜⊿゜)ξ#゜д゜)从#'-'从 オオオオオオオオオッ!!!





                            「……」(・ω・´)



                    (俺、殺されるのかな?)(・ω・´)



39 名前:以下、名無しにかわりまして日曜日夕がお送りします[sage]:2020/11/25 (水) 21:00:00.00 ID:1399336



 ■ 魔界総合病院 ■



(*゜A゜)「お父様。リンゴをすりおろしてきました」



 ( 'A`)「おお、ありがとう」



(*゜A゜)「スプーンは持てますか?」



 ( 'A`)「補助器具があるから、大丈夫だ……」



 (#'A`)「ったく、側近の野郎、俺の魔力を根こそぎ持って行きやがって……噛む力くらい残してくれてもいいじゃねぇか」



(*゜A゜)「まぁまぁ、お医者様も魔力はいずれ回復するって言ったじゃないですか」



 (;'A`)「元通りになるまで、何年入院したらいいんだよ……」



 魔王は力なくため息を吐くと、雨が降り続く窓の外の景色に目をやった。



 ('A` )「丁度いい契機だし、俺ももう魔王を引退しようかな。仕事も疲れたし」



(;*゜A゜)「ええっ?ウチまだ女王なんて無理やで!?」



 ( 'A`)「……なんて、冗談だよ」



(*゜A゜) ホッ



(;*゜A゜)「も~、めっちゃビビっ……本当に驚きましたわ。心臓に悪い冗談はよしてください」



 ('A` )「……そうだな、冗談、ならいいよな」



(*゜A゜)「……」



 ('A` )「……なぁ、一ついいか?」



(*゜A゜)「ええ、何か欲しいものでもあれば買ってきますわよ?」



 ('A` )「いや、物じゃないんだけど……さぁ」



(*゜A゜)「?」



 (;'A`)「なんで俺の居ない所だとエセ関西弁使ってんの?」



(*゜A゜)「……」



(;*゜A゜)「えっ!!?バレてたっ!?」





39 名前:以下、名無しにかわりまして日曜日夕がお送りします[sage]:2020/11/25 (水) 21:00:00.00 ID:1399336



 ■ 魔王城─会議室 ■



 さて、魔王と姫がそんなやり取りしているのとほぼ同時刻、魔王城で行われる極秘定例会はかなり白熱していた。



ξ゜⊿゜)ξ「聖域全土に十月十日、雷雨を降らせますわ!」



从 '-'从「じゃあ、私は台風を引き起こして雷魔大将軍を後押しするよ!」



(,,゜д゜)「いや、ここは焦土にしよう!奴らは図書館を焼き、魔王様から力を奪った!その仇討ちにはうってつけだ!」



                         「地獄かな?」(・ω・´)



 川゜-゜)「うぅむ。どちらも捨てがたい良案だ」



 川゜-゜)「だが、どちらも聖域の外から一方的に攻撃するという作戦か……」



ξ゜⊿゜)ξ「あら?なにが不満なのかしら?」



 川゜-゜)「卑怯っぽいじゃないか」



(,,゜д゜)「先に卑怯な手を使ったのはあっちだろ?」



 川゜-゜)「いや~でもやっぱり魔族であるならば、己が拳で打ち砕き、己が脚で踏み潰すべきだと思うんだがな……」



从;'-'从「でもさ、現実問題として私たちは聖域に入れないでしょ?だから聖域の外から攻撃するしかないんだよ」



ξ゜⊿゜)ξ「そうそう。それに私たちの魔法で雷火を引き起こすんだから、そんな古臭い魔族の掟にこだわらなくてもいいじゃない」



 川;゜-゜)「そうか……そうかもしれんな」



 川;゜-゜)「いやしかし……でも、それじゃあ私はどう攻撃しようかな……」



 川;゜-゜)「炎魔大将軍が焦土にした後の聖域を氷河期にしようかな」



           「どうしたらそんな悪辣な考えが浮かぶんだ」(・ω・´)



──こうした侃々諤々の会議の末、彼らは一つの結論に行きついた。



 川゜-゜)「皆、良いアイデアをありがとう!これで正式に作戦が決定した!」



 川゜-゜)「先ずは雷魔大将軍が聖域の雷雨を発生させ、主要都市に無数の雷を落とし、大規模停電を引き起こし、人間達を無力化する」



ξ゜⊿゜)ξ「私の電圧は100億Ⅴですわ!」



 川゜-゜)「次に風魔大将軍が超低気圧を生みだし、台風・洪水を引き起こす!台風は物理的破壊だけでなく、その後に伝染病を蔓延させられる優れものだ!」



从 '-'从「汚物は消毒だよ!」



 川゜-゜)「さらに、ここで聖域に無数の爆弾岩を投擲する!炎魔大将軍の爆弾岩投げの記録は300KM!聖域全土が射程に入る!」



(,,゜д゜)「焼き尽くしてやるぜ!」



 川゜-゜)「ここまできたら人間も虫の息!とどめに聖域を気候を寒冷化させて作物が育たないようにすれば、一丁上がり!」



               「民族浄化ってレベルじゃねぇぞ!」(・ω・´)




39 名前:以下、名無しにかわりまして日曜日夕がお送りします[sage]:2020/11/25 (水) 21:00:00.00 ID:1399336




                          「またれい!」v‐_‐`w



 (゜-゜川「む……誰かと思えば、姉さんか。今は極秘会議中だ、部外者の参加は厳禁だぞ?」



 「話は盗み聞きさせてもらった!貴様の作戦には、大きな穴がある!」v‐_‐`w



ξ゜⊿゜)ξ「何ですって?こんなに完璧な作戦のどこに欠点なんてあるのよ!」



「一つ!聖域には現在、妃様が滞在しておられる!妃様はか弱き佳人……貴様らのいうような天変地異を引き起こせば、彼女が被害を受ける可能性は極めて高い!」                                v‐_‐`w



ξ;゜⊿゜)ξ,゜д゜)「!!」



「二つ!たとえ雷や台風を生み出したとして、それは我々の力だと本当に言えるだろうか!?人間は天災を怖れるだろうが、そこに我々への畏れはない!」v‐_‐`w



从;'-'从「!!たしかに……台風で人間の建物を吹っ飛ばしても、人間は台風を恨むだけで、魔族の力を誇示することはできない……ッ!」



 「三つ!魔族たるもの、結局は己が拳で殴るのが一番手っ取り早い!」v‐_‐`w



 川;゜-゜)「……そうだ!流石姉さんだ!私はあと少しのところで、魔族としての誇りを失う所だった……ッ」



川゜-゜)゜⊿゜)ξ,゜д゜)'-'从「「これが大賢者の叡智かッ!!!」」



               「お前らもうちょっと脳みそ使えよ」(・ω・´)



 川;゜-゜)「しかし姉さん!私も自分の拳でケリを付けたいのはやまやまだが、魔族は聖域に入ることができないんだ!」



   「ふふふ……そう言うと思って、私はコレを持ってきたのだよ!」v‐_‐`w



 そう言って大賢者が取り出したのは、銃の形をしたグルーガンのような道具だった。



                       「遂に完成したぞ!」v‐_‐`w



 川゜-゜)「なにができたんですか!」



                    「俗に言うテ〇オー灯だ!」v‐_‐`w



ξ;゜⊿゜)ξ「俗に言うテ〇オー灯ですってッ!?」



(;,゜д゜)「どんな環境にも適応できるようになるという能力から、大長編ドラ〇もんでよく使われるあのテ〇オー灯かッ!?」



  「その通りだ!著作権等の関係で、『テキゴー燈』と呼んでくれ!」v‐_‐`w



从;'-'从「わかったわ!」



 川゜-゜)「どんな環境にも適合できる……つまり……はッ!」



「そう!このテキゴー燈から放たれる光を浴びれば、聖域に入れるぞ!」v‐_‐`w



川゜-゜)゜⊿゜)ξ,゜д゜)'-'从「「うおおッ!べんり道具万歳!!」」



          「さぁ!人間どもをこの手で駆逐しに行くぞ!」w´‐_‐v



「応ッ!雁首揃えて待ってやがれ人間ども!」川゜-゜)゜⊿゜)ξ,゜д゜)'-'从





(`・ω・)「……この世も終わりか……」



(`・ω・)「…………」



(`・ω・)「結局、俺は何のために呼ばれたんだよ……」




→つづく!



 貴様が呼ばれたのは、会話の間のちょっとしたアクセントの為だ!聖域へのカチコミを正式に決定した四天王!

 

 各々の思いが渦巻く中、次回は聖域サイドの話!



次回、(^ω^)「歴史修正主義」


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