第29話(^ω^)「帰ろう」
29 名前:以下、名無しにかわりまして日曜日夕がお送りします[sage]:2020/11/06 (金) 22:00:00.00 ID:1399336
( ^ω^)「なんやかんやあったけど、僕たちは魔王城に戻りました。
とりあえずは一件落着です」
( ^ω^)「妃様は攫われたけど、魔王たちがなんとかするらしいです」
( ^ω^)「マカイノリゾート開園日は散々な一日でした」
( ^ω^)「僕は疲れたので、その日は地下室に戻った瞬間ふて寝しました」
( ^ω^)「今回はその翌日の話。ダイジェストでお送りします」
29 名前:以下、名無しにかわりまして日曜日夕がお送りします[sage]:2020/11/06 (金) 22:00:00.00 ID:1399336
■ 異世界転生したけど外出自粛で魔王城の外には出られないようです ■
■ 第29話 原点回帰 ■
29 名前:以下、名無しにかわりまして日曜日夕がお送りします[sage]:2020/11/06 (金) 22:00:00.00 ID:1399336
■ 魔王城─地下牢 ■
( ^ω^)「帰ろう」
「は?」('A`)
( ^ω^)「帰ろうよ!初心に!」
「は?いや、なにが?」('A`;)
( ^ω^)「いやさ、最近、アンタの娘が攫われたじゃないですか」
「おう、無事に帰ってきたけどな」('A`)
( ^ω^)「なんか知らんけど、彼女を取り戻す作戦に参加させられたんスよ。
面白そうだからって」
「そう聞いているな」('A`)
( ^ω^)「そんで、魔王城の外に出たんですよ」
「ああ、そうだな」('A`)
(#^ω^)「ブレるッ!!」
「なにがよッ!」('A`#)
29 名前:以下、名無しにかわりまして日曜日夕がお送りします[sage]:2020/11/06 (金) 22:00:00.00 ID:1399336
■ 異世界転生したけど外出自粛で魔王城の外には出られないようです ■
29 名前:以下、名無しにかわりまして日曜日夕がお送りします[sage]:2020/11/06 (金) 22:00:00.00 ID:1399336
(#^ω^)「これがよッ!!」
「どれがよッ!」('A`#)
(#^ω^)「そんで別になんも面白いことあらへんかったわ!」
「知るかッ!誘拐事件が面白くなるわけねぇだろ!」('A`#)
(#^ω^)「それじゃダメなんだよ!!」
(#^ω^)「だからさ!俺は決めたの!」
(#^ω^)「今回攫われた、アンタの妻の奪還作戦には参加しないッ!」
(#^ω^)「俺はずっと地下牢にいる!」
「……ッ!」('A`#)
「いや、別にいいけど」('A`)
(#^ω^)「いいんかいッ!」
「軍人でもない奴を軍事作戦に参加させる方がおかしいんだよ。
娘の件は妻が勝手に命令しただけだ。正直すまないと思っている」('A`;)
( ^ω^)「……やめろよ、そうやって急に真面目になるの……
それ以上ボケられなくなるだろ」
「人が真面目に話してんのにボケようとするなよ」('A`;)
29 名前:以下、名無しにかわりまして日曜日夕がお送りします[sage]:2020/11/06 (金) 22:00:00.00 ID:1399336
■ 魔王城─地下牢 ■
( ^ω^)「そんなこんなで、私は初心に帰るであります」
「確かに昨日のおっちゃんはいつもよりインパクト無かったしな
我が身を振り返るのはいいことやと思うよ」(゜A゜*)
( ^ω^)「具体的に言えば、『異世界から転生して来ましたァッ!
僕にロリサキュバスの眷属をください!』
って全力で土下座してたあの頃の自分に帰るよ」
可哀想な人を見る目(゜A゜*)
(*^ω^)「おっほ。憐れむな憐れむな」
「……やっぱおっちゃんは地下牢にいたほうがええね」(゜A゜*)
( ^ω^)「ん?ああ、そうそう、そうなんだよ」
( ^ω^)「やっぱり地下牢こそ俺の城ってね」
残念な人を見る目(゜A゜*)
「……せやね」(゜A゜*)
( ^ω^)「なんだろう。大事な何かが失われている気がする」
29 名前:以下、名無しにかわりまして日曜日夕がお送りします[sage]:2020/11/06 (金) 22:00:00.00 ID:1399336
■ 魔王城─地下牢 ■
(`・ω・)「つーわけで、今日から俺も同室だ!よろしく!」
( ^ω^)「ダメです。つーかなんでお前がここに居るんだよ。敵側の人間だろ」
(`・ω・)「敵側の人間だから地下牢に入れられたんじゃねぇの?」
( ^ω^)「確かに!」
「アンタらアホですよね」(・∀・空)
(;`・ω・)「しっかし、ここはほんとに地下牢か?
まるでバーじゃねぇか!」
「まるでじゃなくてホントにバーなんですけどね」(・∀・空)
( ^ω^)「改造したんだよ。カクカクシカジカで」
( ^ω^)「……あ、そうだ。大将、料理できるんでしょ?
バーで出す料理作ってくんね?」
(`・ω・)「おん?」
( ^ω^)「俺、酒とかの知識はそれなりにあるんだけど、料理作れないんだよ。
だから、おつまみが基本的に乾き物なんだよね」
「あれ?たまに食堂から持ってきたりしてません?らっきょとか」(・∀・空)
( ^ω^)「階段の上り下りがたるい」
( ^ω^)「つーことで幸いコンロもあるしさ、お願い!
料理作ってよ大将!」
(`・ω・)「ふむ……ならばチャーハンだ」
(;^ω^)「は?」
(`・ω・)「私も料理人の端くれ、料理を作るのが生業だ。
しかし、私にも料理人としてのプライドというものがある。
対価も無しに仕事をするわけにはいかん!」
「ふむ。一理ありますね」(・∀・空)
( ^ω^)「対価か……でも、給料なんて出す余裕ないな。
この店も趣味みたいなもんだし」
(`・ω・)「うむ!だからチャーハンだ!」
「なにが?」(・∀・空)
( ^ω^)「どうして?」
(`・ω・)「私は料理人ではなく、炒飯厨王を目指す者として、
私はこの店で腕を振るうということだ!
いわば、修行、鍛錬ということだな!」
( ^ω^)「え?ってことは、チャーハンしか作ってくれないの?」
(`・ω・)「うむッ!」
「おつまみにチャーハン一種類は少し厳しいですね」(・∀・;)
(`・ω・)「心配するな!五目、海鮮、カニレタス!
キムチ、にんにく、天津炒飯!
四川風から広東風あんかけ!
私のチャーハンは千変万化、多種多様アルよ!」
(*^ω^)「……」
(*^ω^)「採用ッ!」
「自分がチャーハン食いたいだけだこの人」(・∀・;)
【(`・ω・)チャーハン名人がバーの店員に加わった!】
29 名前:以下、名無しにかわりまして日曜日夕がお送りします[sage]:2020/11/06 (金) 22:00:00.00 ID:1399336
■ 魔王城─地下牢 ■
( ^ω^)「地上の状況を3行で説明をお願いします」
「我が国に侵入した人間軍は掃討した。
しかし人間は妃様の身柄を軟禁し、我が国に様々な要求を叩きつけてきている。
なので、四天王主体で妃様奪還作戦を行うことに決定した」(゜-゜川
( ^ω^)「ふーん」
( ^ω^)「でも、魔族って人間の住んでる聖域に入ると溶けて死ぬんだよね」
( ^ω^)「奪還できんの?」
「……考えてなかった」(゜-゜川
( ^ω^)「バカなの?」
「しかし、妃様が生きているのなら、我々も恐らく大丈夫だろう」(゜-゜川
「寝返った奴らだって生きているのだしな」(゜-゜川
( ^ω^)「アンタ知的な感じ醸してるけど、基本ゴリ押ししか考えてないよね」
「あー……多分、アレだ。
実は俺の妻もガルシアもトリトンも、全員人間の血が入ってるんだよね」('A`)
「だからアイツらは無事なんだろうけど、
純血のお前らが聖域に足を踏み入れたら、問答無用で溶けるぞ」('A`)
「人間どもめ……そこまで分かっていて妃様を誘拐したのか」(゜-゜川
「それでは、聖域に入っても溶けないような技術を編み出さないとな」(゜-゜川
( ^ω^)「ツテはあるんスか?」
「私の姉を魔王城に招集する」(゜-゜川
( ^ω^)「その人の頭は大丈夫?」
「馬鹿にするな!彼女は『†魔界一の大賢者†』を自称しているのだぞ」(゜-゜川
( ^ω^)「会ったこと無いけど、君の姉は終わってると思う」
→つづく
目指せ原点回帰ッ!ギャグコメの基本に立ち返れッ!
次回、(^ω^)「ハチャメチャが押し寄せてこいッ!」




