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第27話(^ω^)誰だお前

27 名前:以下、名無しにかわりまして日曜日夕がお送りします[sage]:2020/11/04 (水) 21:00:00.00 ID:1399336



( ^ω^) 3行で分かれ!これまでのあらすじ



 ①マカイノリゾート開園の裏で、(・∀・)(側近)が魔改造されるッ!

 ②(*゜A゜)()が誘拐されるが、川゜-゜)(氷魔大将軍)の機知で奪還に成功!

 ③その頃、(^ω^)(バカ)(・∀・)(側近ではない)は中華料理店で酔っ払っていた!



27 名前:以下、名無しにかわりまして日曜日夕がお送りします[sage]:2020/11/04 (水) 21:00:00.00 ID:1399336


 ■ 異世界転生したけど外出自粛で魔王城の外には出られないようです ■



        ■ 第27話 トリトン ■



27 名前:以下、名無しにかわりまして日曜日夕がお送りします[sage]:2020/11/04 (水) 21:00:00.00 ID:1399336



■ 中華料理 栄栄軒 ■



 なんの因果か森の中華料理店に結集した川゜-゜)(氷魔大将軍)たちは、料理に舌鼓を打ちつつ、昼下がりのゾルゲバブ中継を横目に見ながら、情報共有をしていた。



( ^ω^)「ふむふむ。なるほど」



                     「状況は理解できたか?」(゜-゜川



( ・∀・)「つまり一件落着という訳ですね」



                   「一概にそうとは言えないね」从'-';从



   「フーの言う通りだ。犯人の側近を捕えることはできたが、

    まだ彼が何故姫様を誘拐したのかという理由は判明していない」(゜-゜川



( ^ω^)「目立ちたかったからじゃないの?」



     「確かにマカイノリゾートではそう言っていたが、

      それが真意かどうかは直接本人に訊かねば分からんだろう」(゜-゜川



          「実際、思ってても行動する人には思えないしね」从'-';从



 「だから話を聞くのが一番早いけど、その側近本人が全く起きないの」从'-';从



                                 (-∀- )



(;^ω^)「死んでるんじゃ……ないよね?一応」



     「ああ。ゴーレム族は体力が著しく低下すると、

      シャットダウンという擬似的な仮死状態になるのだ。

      追撃から身を守り、体力消費を抑えることができるという」(゜-゜川



(;^ω^)「じゃあ再起動すれば?」



                「やり方が分からん。別種族だしな」(゜-゜川



              「私も。ゴーレム族って希少なんだよね」从'-';从



 「身の回りで知っているのは、魔王様ご夫妻と、雷魔大将軍くらいか」(゜-゜川


( ^ω^)「ということは、結局魔王城に帰るという目的は変わらないわけね」



    「ああ。それも姫様だけでなく、側近の身柄も保護しながらな」(゜-゜川



( ・∀・)「保護?それは一体……?」



    「姫様曰く、側近が何やら奇妙な言動を繰り返していたらしい」(゜-゜川



   「具体的には目が血走っていたり、頭から煙を吹き出していたり」(゜-゜川



( ^ω^)「2つ目はもう緊急入院モノだろ」



     「でだ。その原因を、私は外部の者の犯行だと推測している」(゜-゜川



( ・∀・)「外部……?何故?」



      「ゴーレム族は頭部のコアを改造することで、

       他者が強制的に個体の意思を操作することが可能なのだ」(゜-゜川



      「つまり、何者か──いや、魔王様と敵対する組織の者が

       側近のコアを弄り、彼の行動を操っていた可能性がある」(゜-゜川



(;^ω^)「魔王に敵対するって、それは……」



            「ああ、そんな奴ら、魔界には一つしかない」(゜-゜川



 氷魔大将軍が、その重々しい口を開こうとしたその時だった。店内に怒声が響く──この声は、中華料理店の大将のものだ。その声に続き、今度は机が倒れる鈍い音。喧嘩でもしているのだろうか。



                        「なんだッ!?」(゜-゜;川



(;^ω^)「入口の方からだッ!」



( ・∀・)「私も行きます!!」



 怪しく思った三人は、テレビのある座敷を下りると、店の入り口へと走った。



(*゜A゜)「んじゃ、ウチはココでテレビ見とるわ」



27 名前:以下、名無しにかわりまして日曜日夕がお送りします[sage]:2020/11/04 (水) 21:00:00.00 ID:1399336



■ 中華料理 栄栄軒 ■



川゜-゜)^ω^)・∀・)「一体何があったッ!?」



 そこで三人が見たものは、中華鍋片手に、激しい剣幕で客を怒鳴りつける店主の姿だった。



(`・ω・)「このバカ野郎!俺のチャーハンにはチャーシューが

      欠かせねぇんだよッ!それを"抜いてくれ"だぁ!?

      冗談は顔と尻だけにしろスットコドッコイが!!」



(゜ω゜;)「え?ちょ、違う待て、合言葉を忘れたのかッ!?」



(`・ω・)「あぁん!?合言葉ぁッ!?」



(`・ω・)「……」



(;`・ω・)「あ」



(゜ω゜;)「バカはお前だ!我々の使命を忘れたのかッ!?」



 客の男の正体は科学館を爆破した犯人、まんじろう先生だった。エスパータイプの読者であれば、既にお分かりだろう。この男こそ、側近と落ち合うはずの人間だったのだ。



 そして、この中華料理店の大将は、その手引きをする側の人間──のはずなのだが、どうにも様子がおかしい。どうやら、彼は作戦のことをすっかり忘れてしまっていたようだ。



(;`・ω・)「い、いや……俺は」



(゜ω゜;)「全く。これでは他の客が怪しむじゃないか……それで、俺と合流する予定の"側近"って奴はもう来たのか?」



(;`・ω・)「いや、合言葉を使ったのはアンタが初めてだよ」



(゜ω゜)「ってことは、未だ到着してないのか……まぁ丁度いい。

     それまでメシでも食いながら休ませてもらうぜ」



(`・ω・)「!じゃ、チャーハンつくるよ!」



(゜ω゜)「チャーハンは要らん。担々麺を頼む」



(;ω;`)「……はい」



(゜ω゜)「はぁ。どいつもこいつも、何をやっているんだ。コレでは計画が……」



 ため息をついて、水が入ったグラスに手を伸ばすまんじろう先生。すると、彼の肩を誰かがポンと叩いた。



( ゜ω゜)「あ、すいません騒がしくしちゃって」



 振り向いた彼の先には、氷のように無感情な顔をした氷魔大将軍が立っていた。



     (゜-゜川「いや、構わない」



( ゜ω゜)「……」



(;゜ω゜)「……」



 彼女は有無を言わせず彼の隣の席に腰を下ろすと、そっと耳打ちをした。



(゜-゜川「その代わり、少し"お話"を聞かせて欲しい。

     ……まだ死にたくはないだろう?まんじろう先生」




27 名前:以下、名無しにかわりまして日曜日夕がお送りします[sage]:2020/11/04 (水) 21:00:00.00 ID:1399336



■ 魔王城──玉座の間 ■



 ( 'A`)「ったく。次から次へと、きりが無いな」



 一方その頃、魔王は屍となった勇者たちの上に立ちながら、両手から極太のビームを全方位に放出している。魔王四十八手の四『アースジェット』である。そのビームに当たった勇者たちは次々に骸となってゆく。



(゜ω:;。(゜ω:;。(゜ω(゜ω:;(゜ω:;。ω(゜ω:;(ω(゜ω:;(ω(゜ω:;(ω(゜ω:;(ω(゜ω:;(ω(゜ω:;(ω(゜ω:;(ω(゜ω:;(ω(゜ω:;(ω(゜ω:;(ω(゜ω:;(ω(゜ω:;(ω(゜ω:;(ω(゜ω:;(ω(゜ω:;(ω(゜ω:;(ω(゜ω:;(ω(゜ω:;(ω(゜ω:;(ω(゜ω:;(ω(゜ω:;(ω(゜ω:;(ω(゜ω:;(ω(゜ω:;(ω(゜ω:;(ω(゜ω:;(ω(゜ω:;(ω(゜ω:;(ω(゜ω:;(ω(゜ω:;(ω(゜ω:;(ω(゜ω:;(ω(゜ω:;(



 しかし、人間の希望たる勇者達も負けてはいない。彼らは死んでいった勇者たちの骸を盾に、なんとか魔王の首を獲らんと数で攻めくるのだ。



(・ω・`(・ω・`(・ω・`(・ω・`(・ω・`(・ω・`(・ω・`(・ω・`(・ω・`(・ω・`(・ω・`(・ω・`(・ω・`(・ω・`(・ω・`(・ω・`(・ω・`)『『『仲間の死を無駄にはしない!全ては人類の栄光と平和の為に』』』

(・ω・`(・ω・`(・ω・`(・ω・`(・ω・`(・ω・`(・ω・`(・ω・`(・ω・`(・ω・`(・ω・`(・ω・`(・ω・`(・ω・`(・ω・`(・ω・`(・ω・`(・ω・`)



 しかし、彼らの剣は魔王に届かない。魔王の背後には妃が立ち、魔王が逃した勇者を自動小銃で打ち抜いていくからだ。



(*゜ー゜)「ホント。まるで虫みたいね」



 玉座の間がいよいよ地獄の様相を帯びてきたその時、雷魔大将軍が彼らの下へはせ参じたのであった。



                   「魔王様、大変ですわ!」ξ(゜△゜;ξ



             「って、勇者がいっぱい?何これ!?」ξ(゜△゜;ξ



 ( 'A`)「おう、雷魔大将軍か!ちょっと今手が離せなくてなっ!

      それで、何が大変なんだ?」



                     「あ、いや……あの」ξ(゜△゜;ξ



  「人間の軍隊が……マカイノリゾートまで侵攻して来てますの」ξ(゜△゜;ξ



 (; 'A`)「マジでッ!?」



 「現在は炎魔大将軍が応戦していますが、なにしろ数が多くて!」ξ(゜△゜;ξ



        「氷魔大将軍と風魔大将軍はどこにもいないし!」ξ(゜△゜;ξ



(*゜ー゜)「彼女たちなら、誘拐されたのーを奪還しに行ってるわ」



                       「マジでッ!?」ξ(゜△゜;ξ



            「え?一体何が起こってるんですの!?」ξ(゜△゜;ξ



 (; 'A`)「俺が聞ききてぇよ!」



(*゜ー゜)「……娘の誘拐、四天王戦力の分断、大勢の勇者、そして奇襲……」



 迫りくる勇者を殺しながら平然と会話をする二人。その会話を考え事をしながら聞いていた妃は、やがて自説に納得がいったのか口を開いた。



(*゜ー゜)「まぁ、もしかしなくともこれは戦争ね。

     そしておそらく、私たちの部下に裏切り者が居るわ。側近以外にもね」



 (; 'A`)「なにッ!」



 妃の言葉に魔王が耳を疑ったその時だった。どこからともなく放たれたビームが魔王の頬をかすめた。この威力は人間のモノではなく、間違いなく魔族が放ったビームだ。



 直後、魔王のすぐ近くに、二人の魔族が姿を現した。恐らく、勇者たちの陰に隠れてここまで侵入してきたのだろう。彼らは、素早く剣を抜き、魔王にその切っ先を向けた。



                        「流石は妃様」(ФωФ )



                       「大正解ですよ」(゜ω゜=)ノ



 (; 'A`)「ッ?ガルシアッ!トリトンッ!お前らッ!」



 (; 'A`)「裏切った……のかッ!?」



 信頼する部下の裏切りに狼狽する魔王だが、妃と雷魔大将軍の頭上には、?マークが浮かんでいた。



(*゜ー゜) (……誰?)



ξ;゜⊿゜)ξ (……誰?)



→つづく


 ガルシアもトリトン誰なんだよ。

 ※第10話「 (^ω^)式の最中って暇すぎひん? 」参照



次回、(^ω^)「伏線ではなく廃品回収」

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