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第25話(^ω^)こまけぇこたぁいいんだよ

25 名前:以下、名無しにかわりまして日曜日夕がお送りします[sage]:2020/11/01 (日)21:00:00.00 ID:1399336



■魔界上空■



 (*゜A゜)(のー姫)を抱えながら、( ・∀・)(側近)は魔王城を東へ飛行していた。余談ではあるが、ゴーレム族は飛翼を持たない代わりに、足裏にロケットブースターを装備する事によって空を飛ぶことが可能だ。



(側・∀・)「はっはっは!これで私も目立てるぞ!」



( ・∀・)「皆が私に注目する!話題の中心!お茶の間の人気者!

      そういふ者に私はなりたいッ!」



(*゜A゜)「……なぁ側近はん」



( ・∀・)「ん!?なんですか、姫様?」



(*゜A゜)「なんでウチを誘拐したん?」



( ・∀・)「なんでって、そりゃあ……」



 側近が答えようとすると、ボンッという何かが壊れた音とともに、側近の頭部から薄い煙が漏れ出した。



( ・∀゜)「……あレ?なんでデしたっけ?」



(*゜A゜)「知らんがな……なんやアンタ、ノリで魔王の娘を誘拐したんかい。

      案外軽薄な奴やったんやな……」



( ・∀゜)「軽薄?なにを言っているのでスか姫様?

      コレは我々の大望のたメ、必要なことなのでス?よ?」



(*゜A゜)「"我々"ってなんやねん」





25 名前:以下、名無しにかわりまして日曜日夕がお送りします[sage]:2020/11/01 (日)21:00:00.00 ID:1399336



 ■ 異世界転生したけど外出自粛で魔王城の外には出られないようです ■



       ■ 第25話 こまけぇこたぁいいんだよ ■     





25 名前:以下、名無しにかわりまして日曜日夕がお送りします[sage]:2020/11/01 (日)21:00:00.00 ID:1399336



■魔界上空■



 一方そのころ、発信機からの信号を追いかけて、川゜-゜)(氷魔大将軍)从 '-'从(風魔大将軍)の背中に乗りながら新幹線並みの速度で雲海を飛翔していた。


川゜-゜)「見つけた!前方2KM先に側近!」



从 '-'从「了解!"透明化魔法(ステルス)"使ってこっそり近づくよ!」



川゜-゜)「よし! 男ども!先程話した作戦は覚えているかッ!?」



 



((( ω)))∀)))「おおおおお覚えてないですススス寒いいいいい」



 成り行きで姫奪還作戦に参加させられた(^ω^)(実は主人公)(・∀・)(側近のそっくりさん2)は風魔大将軍の鳥脚に鷲掴みにされていた。彼らの声は恐怖と寒さと風圧で震えていたが、そんなことなど、どうでもよい話である。



川゜-゜)「全く!軟弱者め!もう一度しか言わんから耳の穴かっぽじって聞け!」



川゜-゜)「いいか!?我ら四天王の攻撃だと威力が強すぎて、

     姫様の可憐な柔肌を傷つけてしまう可能性がある!

     だから、私とフーは攻撃できない!」



从 '-'从「ごめんね~」



川゜-゜)「そこで貴様らの出番だ!

     ①フーがステルス状態のまま、飛行する側近の真上まで移動!

     ②頃合いを見計らい、貴様ら二人が側近を狙ってダイブ!

     ③側近が思わず姫様を腕から放した所を、フーが急降下して奪取!

     以上!質問はあるか!?」



(;^ω^)「その作戦だと、ダイブするの一人でよくないですかッ!?」



川゜-゜)「弾頭は多いほうがいいだろ!」



(;^ω^)「弾頭って言った!この魔女、人のこと弾頭って言ったよ!」



(;・∀・)[二人とも側近さんに当たらなかったらどうするんですかッ!?]



川゜-゜)「ケース・バイ・ケースで臨機応変に対処だ!!」



(;・∀・)[何も考えてないってことですねッ!]



川゜-゜)「……よしッ!もう全ての疑問は氷解したなッ!?」



(;^ω^)「いいえ!!南極点くらいガッチガチに凍ってますッ!

      なにも解せてないです!」



川゜-゜)「頭で理解するな!身体で感じろ!」



(;・∀・)[無理です!僕たち寒くてもう手の感覚も殆どないんです!]



川゜-゜)「ならば丁度いい!あと2秒で降下ポイントだ!」



(;^ω^);・∀・)「えッ!?」



川゜-゜)「射出ッ!」



从 '-'从「了解!がんばって二人とも!」



(;^ω^);・∀・)「」





||||||||||||||||||||||||||

(^ω^)・∀・)





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■魔界上空■



( ・∀゜)「さぁて、そろそろ落ち合う地点ですね」



( ・∀゜)「ん?()()()()?誰と?

      あれ?なんでデすカ?」



(;*゜A゜)「……」



 薄気味悪い側近の言動に姫が恐怖を感じていると、頭上からヒュー……という空を押す音が聞こえてきた。



(;*゜A゜)・∀゜)「ん?」





25 名前:以下、名無しにかわりまして日曜日夕がお送りします[sage]:2020/11/01 (日)21:00:00.00 ID:1399336




||||||||||||||||||||||||||

(;。ω。);。A。)「「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」」




(;*゜A゜);゜∀゜)「「え゛え゛え゛なんか落ちてきたァァァァ!!!!」」




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(;。ω。);。A。)「「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」」



   三三 (;*゜A゜);゜∀゜)「「え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛?」」





25 名前:以下、名無しにかわりまして日曜日夕がお送りします[sage]:2020/11/01 (日)21:00:00.00 ID:1399336




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(;。ω。);。A。)「「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」」


     三三 (;*゜A゜);゜∀゜)「「え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛??」」





25 名前:以下、名無しにかわりまして日曜日夕がお送りします[sage]:2020/11/01 (日)21:00:00.00 ID:1399336





「「あっ」」

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( ^ω^) ・∀・)  三三 (゜A゜*;)゜∀゜;)

              「「えっ?」」





25 名前:以下、名無しにかわりまして日曜日夕がお送りします[sage]:2020/11/01 (日)21:00:00.00 ID:1399336





                    「…………」三三 (゜A゜*;)゜∀゜;)



  ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛……


25 名前:以下、名無しにかわりまして日曜日夕がお送りします[sage]:2020/11/01 (日)21:00:00.00 ID:1399336





川;゜-゜)「クソッ!外れたッ!」



从;'-'从「どうするの?ヒョウちゃん!?」



川;゜-゜)「こうなったら……しょうがない!側近の進行方向に回り込め!」



从;'-'从「それでいいの!?姫様の身体を傷つけたくないっていうのは!?」



川;゜-゜)「大丈夫だっ!たった今、私に妙案が浮かんだ!」



从;'-'从「ソレほんとに大丈夫なの!?」





25 名前:以下、名無しにかわりまして日曜日夕がお送りします[sage]:2020/11/01 (日)21:00:00.00 ID:1399336





(;*゜A゜)「なんやったんや今のは……バーのおっちゃんか?」



(;・∀゜)「追手が早い……これは、風魔大将軍が近くにいるのか?」



 なにやらいつもより感が冴えている側近は辺りを見回してみる。しかし、そこには誰もいなかった。



(;・∀゜)(視認できないということはステルス魔法でも使っているのだろう。

      しかし、これではおちおち合流できないな。

      どうする私ッ!?)



 側近が壊れかけの頭を回転させて思考していると、突然、目の前に風魔大将軍が現れた!



                  从'-';从「ステルス解除!側近ゴメン!」


 彼女は翼を大きく広げ、その身を以て彼らの進行を阻む!



「うわッ!?」(;*゜A゜);゜∀゜)



 飛行ゴーレムは急には止まれない。側近は風魔大将軍の身体に勢いよく突っ込み、その衝撃の余り、腕に抱えていた姫を手放してしまった!


(;・∀゜)


    「ッあ……」


(;*゜A゜)



 宙に放り出されるのー姫!しかし、風魔大将軍の背後から、一つの影が彼女めがけて飛び出した!



    (゜-゜川「姫様ぁぁッ!私の胸に飛び込んできてくださぁいッ!!!」



 息を荒くして雄叫びながら、彼女は姫の後を追って地面へと落ちていった……。



25 名前:以下、名無しにかわりまして日曜日夕がお送りします[sage]:2020/11/01 (日)21:00:00.00 ID:1399336



──一方、その頃の魔王城では。




25 名前:以下、名無しにかわりまして日曜日夕がお送りします[sage]:2020/11/01 (日)21:00:00.00 ID:1399336



■ 魔王城──玉座の間 ■



                                (゜ω:;。.



 勇者の残骸を横目に見ながら、魔王は妻の淹れたコーヒーをゆっくりと啜る。



 ('A` )「ふぅ~……仕事終わりのコーヒーは旨いな」



(*゜ー゜)「……しかし妙ね」



 ('A` )「なにが?」



(*゜ー゜)「マカイノリゾートの開園日……魔王城の警備が手薄になるこの日に、

     姫が攫われただけでも調子が良いのに、勇者まで現れるなんて……」



 ('A` )「人間がこちらの情報を掴んでいると?」



(*゜ー゜)「逆ね……裏切り者が居るわ」



 その時、玉座の間の大扉から、一人の男が入ってきた。凛と胸を張って魔王を睨みつける"彼"は、紛れもない人間──いや、勇者だった。



                        ザッザッザッザッ(・ω・´)



 魔王は目を見開いた。



(;'A`)「ウソだろ?一日に2回も勇者が現れるなんて……」



 しかし、魔王はさらに驚愕することになる。一人だと思っていた勇者の後ろから、全く同じ顔の男が数十……いや数百人も列をなして行進してきているのだ。



ザッザッザッザッ(・ω・´(・ω・´(・ω・´(・ω・´(・ω・´(・ω・´(・ω・´(・ω・´(・ω・´(・ω・´(・ω・´(・ω・´)ザッザッザッザッ(・ω・´(・ω・´(・ω・´(・ω・´(・ω・´(・ω・´(・ω・´(・ω・´(・ω・´(・ω・´(・ω・´(・ω・´)ザッザッザッザッ(・ω・´(・ω・´(・ω・´(・ω・´(・ω・´(・ω・´(・ω・´(・ω・´(・ω・´(・ω・´(・ω・´)



(・ω・´(・ω・´(・ω・´(・ω・´(・ω・´(・ω・´(・ω・´(・ω・´(・ω・´(・ω・´(・ω・´(・ω・´(・ω・´(・ω・´(・ω・´(・ω・´(・ω・´)『『『魔王!貴様を倒し、人類に栄光と平和の世をもたらすのだ!』』』

(・ω・´(・ω・´(・ω・´(・ω・´(・ω・´(・ω・´(・ω・´(・ω・´(・ω・´(・ω・´(・ω・´(・ω・´(・ω・´(・ω・´(・ω・´(・ω・´(・ω・´(・ω・´)



(;'A`)「……こりゃあ参ったな」



(*゜ー゜)「コーヒ淹れ直さなきゃね」





→続く



 いろんなことが一度に起こり始めた!



 今後、どうすれば(^ω^)は活躍するのだろうか?



 次回、(^ω^)「何もかも捨てて遠くへ行きたい」


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