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ふたご銀河の物語(改訂版)  作者: 日向 沙理阿
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ヘイダール伯爵の帰還 23

 ヘイダール伯爵にしてみれば、要塞司令室にいる連中にわざわざ話をしなければならないということは、面倒なことだった。

 要塞の強化が必要ならばさっさと必要な措置を取ればいいのだと、いつもなら有無を言わせずにそうするところだ。

 しかし、ガンダルフの魔法使い達の強い反対に遭った。

 彼らは大概ヘイダール伯爵のすることに反対することはないのだが、今回はなぜか強い反対をしている。

 少なくとも要塞司令室の司令官に話をして、許可を得て欲しいというのだ。


 要塞の現在の司令官は元新世紀共和国のヤム・ディポックとか言う提督だと言う。

 ヘイダール伯爵にとって初めて会う人物である。

 しかもディポック司令官は普通の人間で、特殊能力者でも魔法使いでもない。

 けれどもなぜか、リドス連邦王国の魔法使いは彼を重要視しているのだ。


 とは言うものの、このヘイダール要塞はふたご銀河にあり、この銀河のことは住人であるダルシア人やガンダルフの魔法使い達やリドス連邦王国の者たちに優先権があるとヘイダール伯爵は考えていた。



「それでですが、そちらの頭巾を被った方はどなたなのでしょうか?」

と、ディポック司令官は聞いた。


「どうだ、頭巾を取っては、ここにいる連中はお前さんをもしかしたら知っているのではないか?」



 ヘイダール伯爵の言葉に少し間があったが、ゆっくりと彼は頭巾を取った。



「できれば、紹介して欲しいのですが……」



「こちらは、ガンダルフの五大魔法使いの一人レギオンじゃ……」

「レギオン?」



 ディポックはその名を聞いたことがある。

 ガンダルフの五大魔法使いの一人が銀の月だと言うことはタリアやアリュセアが言っていた。

 その時に他にレギオンと言うものもいると聞いた。

 ただ、そのレギオンは確か銀河帝国の者だった。

 しかも、現在大逆人として銀河帝国から追われている、銀河帝国の元帥オルフ・オン・ダールマン提督だったと言う。


 銀河帝国の軍人であるし会うのは初めてなので、本当かどうかはわからない。

 だが、そのような一癖ある人物だと言うのだ。



「失礼ですが、ガンダルフの五大魔法使いの一人、レギオンであるなら、銀河帝国の元元帥ダールマン提督ではないですか?」



「確かにそうだ。だが、私はすでに一度死んでいるのでダールマンとしての記憶はない。私はガンダルフの魔法使いレギオンだ」

「そうはおっしゃるが、銀河帝国であなたは大逆人として追われているのではありませんか?」

と、グリンが言った。


 そのような人物がヘイダール要塞にいるなどと言う噂が立つのは困ると、ディポックだけではなく、要塞司令室の他の者達の正直な感想だった。

 一度死んでいるかどうか今はどうでもよい。

 少なくとも目の前にいる人物は死んでいるとは思えない。

 けれども目の前の人物がダールマン提督であるならば、これは銀河帝国が大逆人として指名手配しているのだ。



「だが、お前さんたちは銀河帝国の者ではあるまい。逆に銀河帝国の敵なのではないか?」

「それはそうですが、さすがに銀河帝国の大逆人であるダールマン提督をそのまま要塞に置くのはどうでしょうか?」

「ふむ。別にダールマン提督と思う事はあるまい。ガンダルフの魔法使いレギオンだと思えばいいのだ。それに、似たような経歴の者がいるではないか。ベルンハルト・バルザス提督、つまりガンダルフの魔法使い銀の月のことだ」



 元銀河帝国の軍人であり、ダールマン提督の部下だったバルザス提督はこの要塞司令室の者達にはようやくガンダルフの魔法使い銀の月として認識されつつあった。

 初めは魔法使いなどばかげていると思っていた者たちも、バルザス提督が魔法を使い始めると、それを信じざるを得なくなっていた。


 けれどもそれはこの司令室で銀の月が魔法を使うのを見た者たちの間だけのことだ。

 ジル星団から来たタレス連邦の亡命者やナンヴァル人を別にするなら、ヘイダール要塞にいるすべてのものがバルザス提督を銀の月と言う魔法使いだと認識しているわけではない。


 もっとも、銀河帝国の大逆人であるダールマン提督やその部下であるバルザス提督がこの要塞にいるとしても、特に問題はないかもしれない。

 ただ、いずれ銀河帝国の艦隊がやってくるとしたなら、彼らの敵愾心を煽るくらいのことにはなるだろう。


 従って、重要なのはダールマン提督が信用できるかどうかなのだ。



「別にレギオンがダールマン提督だったとして、特に問題はあるまい。今はリドス連邦王国に籍を置いているのだし、…」

「それは、軍人としてでしょうか。それとも魔法使いとしてでしょうか?」

「それはもちろん、魔法を使える軍人としてだな…。それに、わしと同じくこの要塞を修復することが可能なのだし……。そちらの方がお前たちにとっては重要なのではないか?」



 そのことを言われると、ディポックやグリンはすぐにダールマン提督の存在を否定することはできなかった。

 要塞の修復については困っていたのは確かなのだ。

 この要塞は銀河帝国が設計し建設したはずなのだが、どこのものとも知れぬ技術が使われていることが最近分かった。


 これまで修復に困るほどダメージを受けたことがなかったので、気づかなかったのだ。

 銀河帝国でもなく、新世紀共和国のものでもなく、それはもしかしたらジル星団のどの国のものでもないかもしれない。

 従って、要塞がそこまでダメージを受けると修復不可能となる。

 それでは困るのだ。


 この要塞の設計者と名乗るヘイダール伯爵なら修復することができるようだった。

 ダールマン提督であるガンダルフの魔法使いレギオンにもそれが出来るとなればそれはディポックにとっては朗報と言ってもいいだろう。

 だが、ロル星団の銀河帝国に大逆人として追われているダールマン提督がこの要塞に常駐するとなると、何やらもめ事の種になりそうな気がするのだ。



「ともかく、わしが言いたいのは、レギオンだけのことではない。この要塞の防御力や攻撃力の強化について話に来たのだ」



 話の方向がそれてしまったので、ヘイダール伯爵は元に戻して言った。



「要するにあなた方がいれば、この要塞の強化に役立つということでしょうか?」

「そうだ。あのゼノンの艦隊やナンヴァルの艦隊などわしたちに掛かれば、大したことはない。ただ、わしたちが目立つというのはどうかと思って、別の者を考えておるのだが……」

「それは誰の事を考えているのでしょう……」



 そこでヘイダール伯爵はレギオンと目を見合わせた。



「まあ、そのうちにここへ来るから、その時に要塞司令官が判断すればいいのではないか……」

「え?もう決まっているのですか……」

「まあ、近いうちにここへ来ることはまちがいない」

「せめて、どこからなのかくらい教えて欲しいものですが……」

と、ダズ・アルグ提督が言った時にはヘイダール伯爵とレギオンの姿が消えていた。



 要塞司令室の者達は唖然として、二人の消えた後を見ていた。



「大丈夫なんでしょうかね?」

と、みんなの気持ちを代弁するように不安げにダズ・アルグ提督が言った。










 ケル・ハトラス・ナン大佐は、ナンヴァル連邦に帰る艦に乗り込む部下たちを見送っていた。

 ナンヴァル連邦から来た奇襲部隊で負傷して生き残った者は、タ・ドルーン・シャが乗って来た旗艦と数隻の艦で本国に戻されることになったのだ。

 タ・ドルーン・シャは要塞にマグ・デレン・シャと残ることに決めたので、副官のカス・マゴール・ハン少将が指揮を取ることになっていた。



「本当に、ここに残られるのですか?」

と、クル・ラコス・ラン中尉が言った。



 その隣に、魔法使いのデル・カロイス・フーラが不服そうに立っていた。



「どうしてもやりたいことがあるのだ」

と、ケル・ハトラス・ナンは言った。


「しかし、大佐。ここに残ることになれば、大佐の軍籍も剥奪されます。それでよろしいのですか?」

と、心配そうにクル・ラコス・ラン中尉が言った。



 ケル・ハトラス・ナンの家は代々続いた軍人の家系だった。

 軍人階級の中でも名門で、地位が高かった。今回の任務が無事に終了すれば、将官の地位に就くだろうと期待されてもいたのだ。


 それが、任務に失敗してしまった。

 戻っても昇進の件はないどころか、逆に失敗の責任を取らされて身の安全も保障されないだろう。

 噂で聞く今度のナンヴァルの調整官の傾向性を推測すると、名門とか地位での酌量は期待できないと思われた。


 しかし、ケル・ハトラス・ナンがヘイダール要塞に残る主な理由は、別にあった。

 ただし、その理由については部下にさえ、話さなかった。

 長年一緒に任務についていた魔法使いのデル・カロイス・フーラにも話してはいなかった。


 乗船用の扉が閉まると、タ・ドルーン・シャ提督の旗艦と他の艦はゆっくりと駐機場から出て、ナンヴァル連邦へ向けて出発した。









 ヘイダール要塞の司令室では、マグ・デレン・シャとタ・ドルーン・シャがスクリーンでナンヴァル連邦の小艦隊が出発するのを見ていた。



「本当に、帰らなくてよろしいのですか?」

と、心配そうにディポックが言った。


「ナンヴァルにはもう私の居場所はないでしょう。もう親兄弟や親族もいないのです。ですから、私がいなくなっても誰も悲しむものはいません」



 ただ一人マグ・デレン・シャのことを気に掛けていたマグ・クガサワン・シャは亡くなったのだ。

 マグ・クガサワン・シャはマグ・デレン・シャの後ろ盾の一人だった。

 マグ・デレンの亡くなった両親に替わって彼女が司祭階級で一人前になることを教えてくれた人だった。


 公式に寿命がおよそ5百年あると言われるナンヴァル人でその寿命をまっとうする者は、ほとんどが司祭階級の者だと言われている。

 それでも病気や事故で亡くなる確率は高く、実際は三百年ほどだと言われていた。

 司祭階級では労働は一切せずに、ナンヴァルの知恵を学び、瞑想する日々を送るのが仕事だった。


 そのため、他の階級、特に労働者階級からは差別だと、特権的階級だと言われていた。

 しかし、司祭階級の者たちの指導者としての資質は高く、常にナンヴァルを正しい方向に導いて来たのだった。

 そうした高い評価をしていたのが、ダルシア帝国の者たちだった。


 ダルシア帝国の本来の竜種であるダルシア人がいなくなった今、ナンヴァル連邦で他の階級の者たちが司祭階級に成り代わって指導者の地位に就くべきだという気運が盛り上がってきたのだ。


 もともとナンヴァル連邦の指導者となるのは、司祭階級の者と限られていたわけではない。

 軍人階級の者も、商人階級の者も、労働者階級の者も指導者となれないことはない。

 しかし、調整官になった数としては司祭階級の者が多いというのは事実だった。

 実際ここ千年くらいは、司祭階級出身の調整官ばかりだったのだ。


 マグ・デレン・シャは現在のナンヴァルの情勢を自分なりに理解していた。

 つまり、商人階級の者が突然調整官になったということはクーデターが起きたということだが、その原因はナンヴァルの階級制度にも一因があるのではないかということである。

 建国当時とは違い、硬直してしまった階級制度は各階級の不満を呼び、ダルシア帝国が滅ぶという外的要因が生じると、あっさりとクーデターが起きたのだ。


 そこにはゼノン帝国による誘いもあったのだろう。

 もちろん、他にも多くの原因があるのだろうが、おおよそこれが本当のところだろうと考えられた。



「それで、要塞に亡命を申請されるそうですが、本当にそれでいいのですか?」

と、ディポックは言った。


「他に行くところもないのです。このあたりにはジル星団の定期航路もありませんし、もちろん、そのようなものがあっても行くところがないのですが……」

「マグ・デレン・シャ、私はいつもあなたと共にあるつもりです…」

と、タ・ドルーン・シャが言った。


「ありがとう、タ・ドルーン・シャ。そのあなたの判断が正しいものであることを望みます」

と、マグ・デレン・シャは言った。



 タ・ドルーン・シャの他には、魔法使いのフェル・ラトワ・トーラや数人のマグ・デレン・シャの従者が残ることになった。


 軍人たちは、タ・ドルーン・シャと共に残りたいと望んだ者も無理やり本国に帰すつもりだった。

 もし、軍人たちが残ることを認めると、彼らは後に反逆者の汚名を着せられることを覚悟しなければならない。

 それが、軍人階級と他の階級との違いである。



「マグ・デレン・シャ、タ・ドルーン・シャお二人とも、このヘイダール要塞に亡命されたことを歓迎します。あまり大したことはできませんが、少なくとも衣食住の不自由はさせませんので」

と、ディポックは言った。


「ありがとうございます、ディポック司令官。何か、私たちにできることがありましたら、できるだけのことをさせてください」

と、マグ・デレン・シャは言った。








 ケル・ハトラス・ナン大佐は、ナンヴァルの艦が行ってしまうと、

「この要塞にいる銀の月に会いたいのだが……」

と、ナンヴァル連邦の奇襲部隊の監視にあたっていた要塞防御部隊の士官に言った。


「その前に、なぜあの艦に乗らなかった?お前が残るとは聞いていないぞ」

と要塞側の士官は、勝手に残ったケル・ハトラス・ナン大佐に熱線銃を突き付けて言った。


「急にこの要塞に亡命したくなったのだ。確か、マグ・デレン・シャとタ・ドルーン・シャについては亡命を認められたと聞いたが、私ではできないのか?」

「お前は、要塞に来た奇襲部隊の者ではないか。しかも指揮官だ。ナンヴァルの艦隊でやってきた彼らとは違う」

「任務に失敗した私は、本国に戻っても、左遷か更迭だ。軍籍の剥奪やもっと重い罪に問われる可能性もある。だから残りたいのだ」

と、ケル・ハトラス・ナンは訴えた。


「ともかく、急に言われても我々では判断できない。上に話を通すからそこで待っていろ!」

と言うと部下の兵士にその場をまかせて、フルグライト中尉は近くの通信装置を探した。



 と、その時タリア・トンブンが要塞の駐機場にやってきた。

 タリアが来たのはフォトン号の様子を見るためだった。

 専門のタレス船の整備士がいないこの要塞では、整備もままならない。

 今はフォトン号の船長と航海士が整備を続けていた。



 やってきたタリアを見て、ケル・ハトラス・ナン大佐は、

「あれは、誰だ?」

と、要塞の兵士に聞いた。


「彼女はタレスの亡命者だ。確か、名はタリア・トンブンだったかな……」

と、彼は言った。



 ケル・ハトラス・ナン大佐はタリアをそれとなく観察していた。そのうちに、上官に確認したフルグライト中尉が戻ってきて言った。



「司令官が会って下さるそうだ」

「それは、ありがたい」

「ついて来い!」



 フルグライト中尉は先に立って歩き出した。ケル・ハトラス・ナン大佐はその後をついていった。


 司令官の執務室にはディポックの他にマグ・デレン・シャとタ・ドルーン・シャが待っていた。

 フルグライト中尉と中に入って来たケル・ハトラス・ナン大佐は、ナンヴァル人二人の顔を見ると、表情が硬くなった。

 そして、ナンヴァルの正規の軍人らしく、不動の姿勢を取って、

「私は、ナンヴァル連邦軍に所属していたケル・ハトラス・ナン大佐だ」

と、堅苦しく言った。


「私が、この要塞の司令官、ヤム・ディポックだ。ええと、亡命を申請したいということだったかな?」

「そうです。私は任務に失敗しました。帰っても降格か、左遷かどちらにしても軍人としては終わりです。ですから亡命を希望しました」

と、ケル・ハトラス・ナン大佐は言った。


「しかし、本国に家族はいないのかな?」

「私にはもう家族はいません。ですから、その心配はありません」

「でも、ケル・ハトラス・ナンの家系は軍人としても名門なのではありませんか?その家を絶やしてよいのでしょうか?」

と、マグ・デレン・シャは言った。


「私一人くらいいなくなっても、誰も困りません。それより、私にはやりたいことがあるのです」

と、ケル・ハトラス・ナンは言った。


「やりたいこととは、どんなことかな?」

と、ディポックは聞いた。


「この要塞にガンダルフの魔法使いがいることはわかっています。かの有名な五大魔法使いの一人、銀の月です。私は彼に弟子入りしたいのです」

「しかし、お前は軍人ではなかったのか?」

と、タ・ドルーン・シャが言った。


「軍人としては、もう終わりです。もともと私は成人する前、魔法使いになれる可能性もあったのです。しかし家が軍人の家系でしたので、その道はいったん諦めました。ですが、ここに銀の月がいることを知って、その望みがかなうかもしれないと思ったのです」

と、ケル・ハトラス・ナンは力説した。


「ナンヴァルの奇襲部隊の指揮官として来た君を、そう簡単に信用するわけにはいかない。ともかく、一応、ケル・ハトラス・ナン大佐、君の亡命申請は仮に許可しよう。いいか、仮にだ。まだ、正式に許可するわけではない」



 ディポックはナンヴァル連邦の元大佐ケル・ハトラス・ナンを24時間の兵士の監視付で、要塞に滞在する許可を出した。








 ヘイダール伯爵とレギオンはリドス連邦王国の首都星ガンダルフに来ていた。

 この二人くらいになれば、ヘイダール要塞と惑星ガンダルフの距離など一瞬で移動できるのだ。


 二人が現れたのは花々の咲き乱れるリドス連邦王国の王宮の庭だった。



「あら、お久しぶりですね」

と、声がした。



 声のする方を見ると、銀の月にそっくりの女性がにっこりと微笑んでいた。

 彼女はガンダルフの五大魔法使いの一人、サラマンダーつまり炎竜とも呼ばれる魔法使いだった。




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