表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
寿命365日の最弱ウミウシに転生した元プロゲーマー〜今度こそ世界一位をハメ殺す〜  作者: 神城ラグ
『第二章:深海エリアへの進出と強敵との遭遇、ライバルとの実力差の測定』
11/25

【システムログ】アビス・グリッチウミウシ

個体コード:《ノア》

──不正規進化個体《Abyss Glitch Evolution》

【現在の存在定義】


世界樹システムが“生物”としての分類を放棄した深海個体。

本来の進化ツリーから逸脱し、

進化ではなく“システムそのもの”へ干渉を始めたイレギュラー。

【外見・物質スペック】

種族名

《アビス・グリッチウミウシ》

──深層分岐・不正規バグ個体

推定危険度


EX級環境汚染対象

推定全長

約1.2メートル

大型犬から中型肉食獣に匹敵する質量を持つ。

外殻構造

深海の光を完全吸収する紫色のゼラチン外皮。

体表各所には、

稲妻のようなネオン紫の模様が走り続けている。


その亀裂は損傷ではなく、

戦闘中に増殖・再構築を繰り返す異常構造。

移動挙動

従来種に存在した

《匍匐移動コード》を完全喪失。


代わりに獲得したのは、

水流噴射とシステム干渉を組み合わせた

超高速位相滑空。

移動中、

本体の当たり判定が断続的に消失。

残像だけを海中へ置き去りにしながら、

“フレーム飛び”のように空間を滑走する。


その姿は既に生物ではない。

深海を走る、

スタイリッシュなバグそのものだった。

【アクティブスキル】

使用スロット:7 / 10

①《フレーム・アナライザー》


──戦術演算中枢

全事象を1/60秒単位で分解・可視化。

敵行動の

・発生

・持続

・硬直

・無敵解除

・入力受付終了

その全てを“フレームデータ”として認識する。


ノアにとって戦闘とは、

反射でも本能でもない。

“仕様解析”である。

②《ハイドロ・ダッシュ》


──位相噴射機動

超高圧水流による瞬間加速。

さらに特性《システム干渉》との複合により、

移動中の当たり判定を断続的にスキップ。

敵視点では、

「当たったはずなのに、当たっていない」

という、

処理落ちじみた異常として観測される。

③《水流演算 Lv.1》


──深海空間解析

海流、水圧、衝撃波、

敵の移動慣性までもリアルタイム逆算。

暗闇の海中に、

疑似的な三次元マップを構築する。

さらに攻撃判定が最も長く残る

“持続部分”を自動算出可能。

この能力こそ、

後述する“確定ハメ”の中核を担う。

④《確定反撃・針地獄》

《フレーム・リフレクト》


《凝縮硬化》の1Fジャストガード特性と、

ボス級毒針射出能力が異常融合した反則技能。

1フレームの遅延もなく全方位へ逆噴射。

生成される毒針は、

・高速

・多段

・猛毒

・防御貫通

を同時保有。

下手な近接攻撃は、

触れた瞬間に死へ変わる。

⑤《隠密毒素》

《ヴィーナス・ヴェノム》


完全透明化能力。

さらに分泌される腐食毒は、

最大HP割合ダメージを付与する。

装甲・再生・耐久型に対し、

異常なメタ性能を発揮。

視認不能状態からの奇襲は、

深層生物ですら対応不能。

⑥《多段相殺シールド》

《フレンドリー・ウォール》


前方へ多層防御膜を展開。

弾幕・連撃などの

“多段ヒット攻撃”を

ヒット単位で威力分散・相殺する。

単発高火力には弱いが、

対ラッシュ性能は極めて高い。

ウミウシの群れ以降、

ノアは明確に

“対集団殲滅型”へ進化を始めている。

⑦《高圧遠隔砲》

《ハイドロ・プレッシャー》


超高圧水流弾を高速射出。

単体性能でも十分危険だが、

真価は“他スキルとの同時接続”。

ノアの戦術は、

単一スキルではなく、

“複数能力を並列実行するバグ挙動”

によって成立している。

【未修正バグ・不正規コンボコード】

《ステルス・スナイプ》

《隠密毒素》×《高圧遠隔砲》


透明化状態から死角へ潜航。

零距離から、

腐食即死毒を混ぜた高圧水流弾を全弾叩き込む。

被弾した敵は、

装甲を溶解されながら内部組織を破壊される。

回避不能。

視認不能。

初見殺し。

深層では既に

“暗殺バグ”として警戒対象入りしている。

《フレーム・パーフェクト起き攻め》

《フレーム・アナライザー》×《水流演算》×《高圧遠隔砲》


深層エンペラー個体を葬った環境破壊技。

敵の無敵状態が終了する、

その“たった1フレーム”。

そこへ、

最も判定が長く残る攻撃持続部分を

完全同期で重ね撃ちする。

結果、

・ガード不可

・回避不能

・割り込み不能

・入力拒否

という、

実質的な永久拘束状態が成立。

世界樹システム側からは、

【仕様悪用による確定ハメ行為】

として記録された。

【世界樹システム・緊急警告】

──異常個体監視ログ

対象コード

《NOAH》

判定

【深刻な環境破壊存在イレギュラー・バグ

現在状況

通常進化アルゴリズムでは説明不能な

“システム仕様への直接干渉”を複数確認。

当該個体は、

既に生態系脅威ではなく、

“ゲームバランス崩壊因子”

として認識されています。

【対抗パッチ適用予告】

次層環境より、

対象個体ノアに対し

以下のメタギミック生成を開始。

・ジャストガード不能領域

・常時持続ダメージ環境

・視界妨害型デバフ海域

・初見殺し反転カウンター

・フレーム解析妨害ノイズ

・判定遅延フィールド

──“攻略される側”への強制移行を開始します。

現在水深:計測不能

空きスロット:【3 / 10】

現在状態:

“世界樹システムと交戦中”

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ