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墓守の臨終~壊れた花に捧げる瑞々~

作者:真知コまち
最新エピソード掲載日:2026/06/02

 不老・不死・不眠の肉体を持つ”イザナ”
人類が誕生して間もない時代──母親の腹を食い破り、幼体のイザナが産まれた。
ある程度の知能を持って生まれたイザナは、母を無くして、自身が孤独になったと悟る。本能的になのか…母親の願いだったのか…孤独となったイザナは、人を求めて地を彷徨った・・・
時は経ち──イザナは、人々と出会い、村を起こした。
ある日、雑木林の草叢で、捨てられた赤子を拾う。イザナは、赤子に”カラ”と名付け、大切に育てた。が、しかし…程無くして…カラは亡くなる…
再び孤独の身となり、深い哀しみを負ったイザナは、我を忘れて暴れ狂う。築き上げた家・人・自然は、瞬く間に消滅した。
 狂乱のイザナに恐れ戦く村人たちは、暴乱を鎮めるため、一人の村少女をイザナに捧げた・・・捧げ者の名は”カラ”
イザナにカラを捧げたことで、村は平穏に戻った。以来、カラを捧げることが、村の”しきたり”となった・・・
再び、時が経ち──イザナは、捧げ者のカラと共に、ひっそりと暮らしていた。ある時は、争い…ある時は、逃げ…ある時は、休み…史実の裏で、様々な笑い話を創りだしながら、紡いだ歴史の終焉を探し求めていた。
命尽きる時を願うイザナ・・・人生をイザナに捧げたカラ・・・2人の歩んだ歴史が終わりを迎えるまでの物語──
0.命描いた夢
2026/03/31 23:50
1.呆れた夏
2026/04/01 21:30
2.未来の夢
2026/06/02 06:00
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