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21 家族会議をはじめます!

......苦しい。身体が重い。


「うっへひゃ!ちょ、口は舐めないでってば!

とろ豆、頭に乗らない!こつぶ、首に顔うずめないの!

あおさ、お腹重いって!」


毎朝恒例、5匹に押しつぶされてベロンベロンにされる目覚めだ。


「はいはい、ご飯ね......」


押しのけて起き上がると、ベッドの端にケンちゃんがちょこんと座っていた。


「おはよう、ケンちゃん。よく眠れた?」


「はい......あの、お助けできずにすみません。

聖獣が襲っているのか、戯れているのか......判断が難しくて......」


「大丈夫、大丈夫。いつものことだから。

さ、起きてみんなでごはんにしよっか!」


みんなで揃って朝ご飯を食べながら、私はケンちゃんに聞いてみた。


「ケンちゃんはこれからどんなことがしたい?」


少し躊躇い、私の顔を窺うようにして――


「あの......僕に魔法を教えていただくことはできますでしょうか。昨日のような、あの魔法を僕に......ご迷惑じゃなければですが......

......それと、これから師匠とお呼びすることを、

お許しいただけますか」


もし、お許しいただけるなら......と、

最後は消え入るようなトーンでそう答えた。


魔法。

教える。

私が?


「......わかった、どっちもオッケー。

師匠でも、先生でも、麻美お姉さんでも、

好きに呼んでもらって全然問題なし。

魔法もね、私が教えられることがあるなら、もちろんなんだって教えるよ!」


そして勢いのまま、私は続けた。


「それでね、私がやりたいことなんだけど、ほかに人が住んでないか探しに行ってみたいと思っているんだけど。一緒にどうかな?

村とかないかな〜って思ってて。

それに、そろそろ本気でお肉が欲しいの、私。

若い子はやっぱりお肉食べないとはじまらないでしょ?

だから今日は、思い切ってみんなでちょっと出かけてみない?」



犬モンたちの、

お姉さんはないだろ的な顔は華麗にスルーして、

本日の予定が決まりました。














お姉さんは図々しいぞ、麻美。

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