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大暴動を終わらせるための策

「なんとかやるって言っても作戦も何も思いついてないじゃない」

フブキはせつなの思っていることを聞き作は今から考える的なことを考えているせつなに文句を言う

(そんなこと言われても重力魔法を持ってる個体が出てきたの絶対僕の運のせいだろ)

その言葉に反論する言葉ができなかった

(策がないと言っても相手がこちらを攻撃する意味がないと思わせれば勝ちだしなんとかやるしかない)

そんなことをフブキと口論していると街の方からモンスターを倒しきった冒険者たちがぞろぞろとせつなのいる前線に来てヒュドラと戦い始めた

「攻撃する意味がないと思わせるのは無理があるでしょ、だってモンスターは殺戮衝動に駆られているらしいし、その殺戮衝動も契約魔法で契約できれば抑えれるかもしれないけどあの様子じゃ絶対効くわけないし、それ以外の方法は私は知らないから元々モンスターだった獣人の人たちに聞くとかしないと…」

その時せつなはある策を一つ思いついた。フブキにも当然その思いついた策が伝わった

「確かにそれならワンチャンあるわね、てかそれしか望みはなさそう」

当然王兎にもその作戦は伝わっているため、王兎は戦っている獣人たちに時間稼ぎをするように言った

「せつながこの状況を打破できる策を思いついた!そのためにはまずこいつの気を引いて時間を稼ぐ」

王兎がそう言うもの人間の策などに乗ろうとする獣人は多くなかったが、ギルバやシャルなどのせつなという人間を知る者たちはその作戦に乗り無理に倒そうとはせず牽制しながらヒュドラの周りを動き回る、その様子をを見た人間の策に乗ることに否定的な獣人たちも獣人国の王であるライデンにせつなの策になるように言われ、作戦に乗る

せつなはその様子を見ながら、前線に回復を届けに来たレオンを見つけた。そのレオンを確認するとすぐに近寄り話しかけた

「レオン、街の人たちは大丈夫か?」

「うん、負傷していた人たちを全員回復させて魔力はカツカツだけど死んだ人は今のところいない」

死傷者がいないことに驚きつつも続けてレオンに話した

「レオン、一つ聞きたいことがあるモンスターの殺戮衝動はどうやったらおさまる?」

「俺はそんなの知らないよギルマスならわかるかもだけど」

ギルドマスターや王兎はヒュドラの気を引いて戦い続けているがレオンはその戦いに一つの疑問を持っていた

「なんでたまに戦ってる人たちが潰れたりしてるの?」

「それはあの七頭目の頭が重力を使って潰してるんだろ」

「いや重力ってなに」

「あ〜そういう魔法」

重力という言葉を知らないレオンをせつなは(まだ10歳だし)と思い今は忙しいため説明を省いたがすかさずフブキが喋る

「10歳とか関係なくみんなその反応になると思うわよ」

(え、なんで)

「だって重力って言葉自体、古い魔法書に勇者が使っていたって書いてあるということぐらいしかわかってなかったし…」

(つまり物が地面に落ちることに誰一人、疑問を持たなかったってことね、てか勇者って…今は時間がないしまた今度聞くか)

側から見ればしばらく黙っていたせつなにレオンが話しかける

「お前はここにいて俺と喋ってて良いのか?うさねぇが言っていた策をやるために動かなくて良いの?」

「確かに…ってことでレオン、前線の回復は少し頼んだ」

「はぁ?!」

そう言ってせつなはレオンに前線の回復役を任せて前線とは真逆の街の方へ向かって行った

(そういえば王兎から具体的な場所、聞かされた?)

「いやまだね、まぁ王兎ちゃんもギルバも前線で戦ってるし場所を聞けるのは早くはできなそうよね

一方王兎はヒュドラと戦いながらギルバに近づき、あることを聞いていた

「まぁギルバ、この質問に対して時間がないから即答してほしい、モンスターを獣人にさせる石はどこにある」

「まさか…」

その声は震えていた。ギルバは王兎の質問の意図、そしてせつなの思いついた策を理解し驚愕した

「あぁそうだせつなの策はあの戦っているヒュドラを獣人に進化させて戦いを終わらせる」

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