王兎の策(安全性皆無)
ギルバが考えた盗賊をから作戦はこうだ。まず冒険者の半数以上で盗賊を誘き出して戦う、その先にせつな、王兎、ギルバの3人で盗賊がいる洞窟に入り、攫われた獣人たちを護衛しているはずの残りの盗賊を倒す。その作戦を決行するため別行動の3人は洞窟の出入り口の近くで隠れていた。
「とりあえず僕らは隠れて盗賊たちが良さ出てくるのを待っておくか」
「我は思奇襲した方が良いと考えているのだが」
その王兎の案をギルバは否定する
「集まった獣人たちは奇襲とかには向いていないからな、その上捕まった子供達の周りを手薄にしておかないと人質にされる可能性もあるからな」
その理由を聞き王兎はフブキにある提案をした
(なぁフブキよ、一つ策を思いついたのだがいいか?)
「なになに?」
その時せつなは嫌な予感を感じたのだが、王兎が念話で会話するとせつなには何も聞こえないため諦めた。
フブキば王兎の策を聞き喜んで策を実行することにした
「いいじゃないその案、とても迅速に救出できてなおかつ、面白そう」
面白そう、というフブキの言葉でせつなの嫌な予感は確信に変わった。すると王兎は脚力強化を付与して王兎の左足が小さく黄金に輝き出した
「王兎さん?アナタいまから何しようとしてる?」
せつなの言葉遣いがになっていた。その様子は当然ギルバも見ている
「お前ら、まだ揺動は始まってないんだ何かするつもりなら揺動した後にしてくれ」
「そのくらいわかっている、これは準備だ」
せつなは王兎の左足が輝き出した理由を考えた。
「準備ってなんで足光らしてんの?」
「これは、せつなの水華一閃と同じことをしているだけだ、と言ってもフブキのように中級魔法はまだ無理だから初級でやっているが」
その説明にギルバは理解できなかったがせつなは左足に黄金の初級魔法を付与したことを理解した
「で、その強化されまくった足で何する気?」
その時洞窟の近くで大きな爆発音がした。その後に釣られて洞窟の中からぞろぞろど人間が出てきた
「お前ら揺動が始まった今のうちに洞窟の中へ…」
そのギルバの言葉を遮ってさっきのせつなの問いに王兎が答えた
「「何する気?」だったな、せつな、お前を今から全力で洞窟の穴に向かって蹴り飛ばす」
(は?)
「そして蹴り飛ばされたせつなくんを私の全力のウィンドインパクトでさらに加速させる」
(2人とも僕に恨みでもあんの?)
「まぁ聞けせつなよ、まず賊どもに子供らを人質にされたら面倒だ。だからせつなを蹴り飛ばし、速攻で子供らのいるであろう洞窟の奥まで迅速に最短距離で到着することができる」
その案にギルバは声を失っていた
「ねぇそれ僕の安全面は?それに契約魔法ってペットが主の体に向かって攻撃の意思を持って攻撃することはできないはずだろ」
「安全面は私が肉体固定を施すから大丈夫よ」
「我はせつなを「攻撃」するために蹴るのではない、せつなをあくまで高速で「移動」させるために蹴り飛ばすのだからその辺も大丈夫だぞ」
「いや全然大丈夫じゃないよ?それにめちゃくちゃ吹き飛ぶ威力なら強化魔法を貫通してくると思うんだけど」
「安心しろ、吹き飛ばすだけで威力はできるだけ弱くしておくから」
王兎はそう言って全力で蹴る体制になったためせつなは諦めて壁にぶつかるときに受け身を取りやすい体制になった
「確かこういう時は全力で集中すれば良いのだったか?」
(他の世界の技をパクるのやめて?)
「必殺の黄金トルネードシュート!」
王兎は腕でZの形を作り、そう技を言いながらせつなの背中を思いっきり蹴り飛ばした
「最初の含めてトリプルアウトだか、ら"ーーーー!」
王兎に蹴り飛ばされたせつなはかなりの速度で洞窟の中へ入っていき洞窟に入った瞬間に直前まで詠唱をしていたフブキが魔法を発動させた
「私も全力で!ウィンドインパクト全力!」
せつなの速度はさらに加速されせつなは死を悟った。
一方洞窟の奥にいる盗賊たちは焦っていた
「もう少しで売れるってときにギルドの連中に見つかるとは」
「少しでもこいつらを連れて逃げねぇとな、じゃないと金にならない」
そうありの中にいる子供の獣人たちを抱えて逃げようとしたとき、攫われて鉄格子の中にいた子供たちは怯えていたが1人の獣人の子供の1人が反抗した
「人間が俺に触るんじゃねぇ、それ以上近づいたら俺の固有魔法で燃やすぞ」
「ほう?やってみろよ」
双方が魔法を発動する体制になった瞬間、ものすごい速度の何かが鉄格子を貫通して鉄格子の内側の壁にめり込んだ。その光景にその場に居合わせた全員が固まった。最初にその固まった状態で喋ったのは意外にも盗賊の1人だった
「なっ何者だ?」
その問いに答えれるほどせつなは丈夫ではなかった
(今回に関してはマジで死ぬかと思った)
「ごめん、こんなに速度出るとは…とりあえず回復させとくわね…」




