ギルドマスターからの依頼
王兎の服用意でき、今度こそ依頼で金を稼ぐためにギルドで依頼書を見ていた
「王兎はどんな依頼受けたいとかある?」
「特にないぞ、我はどんな依頼でも達成できると自負しているらな」
(すげー自信…)
「まぁ実際そのくらいの実力はあるしね、でも!魔法は私の方が上手いもんね!」
(なんで張り合った?)
「それはそうだろう、フブキは100年以上も魔法について努力しているからな、そのような相手に一朝一夕で覚えたもので勝てるとは思っていないぞ、とはいえ我も負けるつもりはないからな」
王兎に予想外に褒められてフブキは照れていた
せつなが依頼を選んでいるとまたもやギルバに肩を掴まれた
「こんどはなんですか」
「すまないがお前に受けてもらいたい依頼があってな」
そう言いせつなと王兎ははまたギルドの奥の部屋に連れてかれた
「とりあえず楽な体制でいいから聞いてくれ」
ギルバに言われせつなは座り、王兎はせつなの腕に噛みついた。
王兎の行動を見るのは2回目だったギルバだったが驚いていた
「お前、痛くないのか?」
「痛いですけど、昨日王兎が獣人になった時最初にやった行動が僕の腕に噛み付くことだったんでもう諦めました」
「せつなの血は絶品だからな、ギルバとやらも飲んでみるか?」
そう言いながら王兎は噛みついていたせつなの腕をギルバに向けた
「いやさすがにいらん」
「僕の血を他の人に勧めるのやめて?」
「私飲んでみたいからせつなくん飲んでくれる?」
(フブキは一回黙ってて)
気を取り直してせつなはギルバがなんでここに連れてきた理由を聞いた
「ギルバさん受けて欲しい依頼があるって言ったましたけどその依頼ってなんですか?」
「そうだったな、受けて欲しい依頼というのはこれだ」
そう言いながらギルバは一枚の依頼書を取り出した
「ほう、盗賊狩りか」
「あぁそうだ、受けてもらいたいのは盗賊の討伐依頼だ」
「盗賊討伐ですか?僕がみた感じここの冒険者の人たちって盗賊程度に負けるような人たちじゃないですよね」
ここの冒険者は全員獣人であり戦闘力が高く固有魔法もある、そのためわざわギルドマスターが自分に依頼を持って来るような依頼じゃないとせつなは思った
「確かにここの冒険者が受ければ依頼自体は成功するだろう、だがこの盗賊は獣人の子供を拐い他の国へ売ろうとしている盗賊だ、だからこそできるだけ多くの人手が欲しかったんだ、無論他の冒険者もこの依頼を受けている」
盗賊の内容を聞かされ少しイラッとしたせつなはその盗賊の殲滅を宣言しようとしたがそれよりも気になることがあった
「王兎?なんで僕の頭噛んでるの?」
王兎の血を吸う場所が腕から頭に変わっていたのだ
「なぜって脳に近い頭から吸えばもっと血がうまいと思って吸ってみただけだ、我の予想通り血が腕の時と比べてより濃厚になってうまいぞ」
「腕から吸われてる時よりめっちゃ痛いんだけど」
「そのくらい我慢しろ」
せつなの頭に噛みつきながら王兎は器用に喋る、その様子にギルバは心配そうに話しかける
「だ、大丈夫か?」
「あ、はい、結構痛いですけど頭には慣れてるんで」
「そ、そうか。話を戻すがこの盗賊討伐の依頼、受けてくれるか?」
「そりゃボッコボッコの絞りナスにしてやりますよ(?)」
その場の全員意味を理解できなかった
「せつなくん何言ってんの?」
(僕に聞くな(?))
「と、とりあえず依頼を受けてくれるんだな?」
「あ、はいで決行日はいつですか?」
「明日の朝5時なんだがギルドに来てくれれば俺が盗賊がいると思われる場所まで案内する」




