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お金を稼ぐ方法

とりあえずこの世界の常識を知りたかったせつなは、フブキに翻訳を頼みながら街を探索していた

(できれば地図を見てここがどこか知りたいんだけど)

「ここは人間国のどこかはわかるのだけど詳しくはわからないわね」

この精霊本当に一国の王女か?とせつなの思考に疑問が及ぶ

「だって両親から昔からずっと魔法のこと学べって言われてたし、そのうえ箱入り娘みたいな生活してたし?」

そんな弁明を聞き流しながら地図はどこで見れそうかフブキに聞てみたら

「多分だけど図書館とかに入ればみれるんじゃない?まぁ入るだけで銀貨一枚取られるでしょうけど」

当然この世界に転移したてなのでお金とか持っていないし銀貨一枚がどのくらいの価値なのかもわからない

「あなたの世界で換算すると同化一枚が100円銀貨一枚が1000円

金貨一枚が1万円白金貨10万円ってとこかしら」

本当便利だなこの翻訳精霊

「私のこと翻訳機扱いしないで?」

(でもどちらにせよ金はないし冒険者ギルドとかで稼ぐしかなさそうだよな)

フブキは無視されたことに少し寂しがるも冒険者ギルドでお金を稼ごうとしているせつなに一ついうことがあった

「冒険者ギルドでお金を稼ぐには無理ね」

(この世界魔法あるんだろ、まさか冒険者ギルドはないのか?)

異世界転生したら冒険者になりたいと思っていたせつなはフブキの発言に驚いていた

「いや冒険者ギルドはこの世界に結構あるわよ」

(あるならなんで?)

せつなの質問にフブキは少し答えづらそうだったが答えてくれた

「言いにくいのだけど、冒険者になるには登録料として金貨一枚支払わなければならないのよ」

金貨一枚=一万円という無一文にとっては高額すぎる値段でせつなは結構焦っていた

(なんで図書館に入るには千円で冒険者になるには一万円かかるんだよ)

全く焦っているようには思えなかったフブキだが冒険者になるにはどうして金貨一枚支が必要なのか説明した

「そりゃそうでしょ、冒険者はどんな職業よりも命の危険がある仕事金貨一枚も払えない人が冒険者になれば無駄死にしかならないからよ」

(でも1万円あれば少しはいい装備買えるだろ)

「普通金貨一枚程度で生活が苦しくなる人は、戦う技術を学習できる環境を持ち合わせているわけないからよ」

言われてみれば確かにと思い納得したせつなだが結局どうやってお金を稼ごうか考えていた

(アルバイトでもするか?幸い店はたくさんあるし一ヶ所くらいは雇ってくれるだろ)

「いや文字も読めない常識知らずはどこも雇っちゃくれないでしょ

たとえ私が翻訳してあげたとしても、ちょっとした時間ズレはあるし、覚えようにも勉強道具を買うお金すらないのよ、控えめに言って無謀ね」

正論をくらい、本格的に金を稼ぐ方法が思いつかなくなったせつなにフブキが一つの提案をしてきた

「こうなったらあれしか方法はなさそうね」

嫌な予感はしたが他に何も思いつかなかったせつなは聞いた

(一応聞くけどあれって?)

「そんなもの簡単よ、盗賊狩りよ」

・・・・・

(つまり僕に人殺しをしろと?)

「え?」

フブキは驚いた、それもそのはずギルドでは盗賊を生きたまま捕えた人に報奨金を出してくれるため

フブキは盗賊をとらえギルドに報奨金をもらいその上で盗賊のお金を取れば相当な金額になると思ったからである、もちろんせつなはそのことを知らず

大きなため息をつきながらも人を殺す覚悟を決めた

「せつなさん、覚悟決めるの早くないですか?」

(生き物は所詮弱肉強食だろ、それは日本にいた頃から変わらないし、アニメとか漫画で人が死ぬシーンは何回も見たし、人を殺そうと思ったことは何度もある、今回は実際にするだけだよ)

フブキは昔自分の国に人間の盗賊が出たと報告を受け、翌日には捕えにいくとなった時モンスターではなく初めて人間と戦うという覚悟を決めるのに2時間ぐらいかかってあまり寝れなかった。

そんなフブキにとって人と戦う覚悟ではなく人を殺す覚悟を1秒くらいで決めたせつなに恐怖を感じていた

「え・・・こわっ」


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