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せつなになった日

俺が意識を取り戻すと視界には青い空が広がっていた、周りを見渡すと俺が飛び込んだ方の反対側に川から上がっていて周りにはびしょ濡れになっている大人の男がいてその男が話しかけてきた

「おいお前大丈夫かなんであんなところで溺れてたんだ?」

「それは友達を助けようとして…そうだ!友達は無事ですか!」

感謝よりも友達のことを反射的に心配していたがそのことを聞いた男の人が言いづらそうに言った

「友達かわからないけど…お前が気絶していても握っていたうさぎならここにいるぞ」

そう言いながらびしょ濡れになったウサギを渡してきた

その時触ったウサギがとても冷たかったが水に濡れたから冷たいのだろうと思い込んだ

「あ、ありがとうございました。それでは僕はこれで…」

そう言いながら俺はそそくさとその場を立ち去った

「あ…ああ今度は溺れないようにな…」

そう言い男は何も言わずに俺のことを引き止めなかった

俺だってわかっていたウサギの脈が動いていないことくらい、わかっていただから早く1人になりたかった。帰ろうとウサギを抱えながら俺は自問自答を繰り返していた

(なんでこんなに俺は不幸なの?)

「あんなクソ親どもから生まれたからだろ」

(なんで初めての友達がこんなことになったの?)

「あのクソ親が殴ったせいだろ」

(ならどうして川に落ちた時溺れたの?)

「あのクソ親のせいで眠いからまともに授業を受けられないからだろ」

(それ、本当にそう思う?)

俺は自分で自問自答をした

「本当にそう思うって…、」

俺はその時気づいてしまった。親が何でもかんでも俺のせいにして自分は悪くないと言うように、俺も何でもかんでも周りのせいにして自分は悪くないと思っていたことに、俺がが心のどこかで上の立場だと勘違いしていたことに、自分が世界で最も嫌いな人物たちの血をちゃんと引き継いでいたことに

「じゃあ何か?この子があの親から殴られて腕から

離れた時、すぐに手を伸ばしていれば助けられたのか?」

「それとも学校の授業を俺が真面目に受けていれば助けられたのか?」

「ということは何か?…全部俺自身が招いた結果なのか?」

皮肉なことに一番嫌いな奴らの行動を無意識にしていたんだ。そのことに俺は心にとてつもないダメージを受けた、それはもう今後表情がなくなってしまうほどに…その時に溺れ死んでいた方が幸せだったかもしれない、でも俺は…いや僕は誰のためではなく自分のために本気で生き抜くことを決めた、たぶんその時から表情が動かなくなった。そしてその日から親にサンドバッグにされてからの家事を速攻で終わらせ、筋トレやランニングを毎日やるようにした。頭で理解してても体ができていなければできないとわかったから、学校も休憩以外では寝ずに授業を真面目に受け、テストはよくよく考えれば親に見せなければよかったため見せなければ怒られないことに気づいたため本気でやることにした。それは誰のためではなく自分のために、今度こそ友達を守れるように…

せつなの過去を理解した王兎は意識を取り戻しフブキに喋りかけた

(なるほどな、大体は理解した)

「え?もう終わったの?早くない?」

王兎がせつなの16年の過去を見終わったのは約10分、それは16年分の情報をたった10分で理解した王兎に驚いていた

「私は40分かかったのに」

(我が思っていた以上にせつなは強いのだな)

(その上せつなくんの過去見終わっても気持ち悪くなさそうだし)

フブキは気持ち悪くなってなさそうな王兎に少し嫉妬した

(にしても全体的に酷いな、特に名前の由来とか)

「私もあれは酷いと思う…というか私があんな名前つけられたら本気で家出すると思う…」

(我も喰い殺すだろうな)

※せつなの本名は別のところで明かします

(にしても我がせつなの過去を見ていた間もずっと蹴っていたのか?)

王兎がせつなの様子を見るとまだ男を縛り上げて蹴り続けていた

「まぁせつな君にとってはペットは家族みたいなもんだから虐待してるようなところを見るとブチギレるのよね、まぁキレてる時があの親みたいで怒りたくないはずなんだけど…」

(上下関係が嫌だと言ったのもせつなが上の立場だとあいつらみたいなことをするかもしれないと言う危惧があるからだったのだな)

「そうなのよね…でも私的にはそうなるとは思えないけど」

(せつなにならと思ったのだが…)

王兎は心の中でそう思った

(それとフブキ)

「何かしら」

(いつもは「〜ナス」しか暴言のボキャブラリーがないせつなが怒った時はあれだけ豹変するのは我らのストレスのせいと感じるのは私だけか?)

「それはち…」

フブキはせつなの心を読めるため「それは違うでしょ」と否定したかったフブキだったがせつなの豹変ぶりを見るとその可能性がないとは言い切れなかったため何も反論出来なかった

⚫️⚫️ ⚫️⚫️⚫️のプロフィール

名前     せつな(偽名)

年齢     16歳

身長     163cm

体重     55kg

誕生日    12月25日

適正魔力   は?

好きな食べ物 ナタデココ

嫌いな食べ物 あるとでも?

得意なこと  徹夜

苦手なこと  初見殺し

好きなタイプ 僕を対等に見てくれる人

好きなアニメorゲームキャラ

①キノ○オ(スーパーマ○オブラザーズ)

理由 不憫だしキノコ好きだし親近感が湧くから

②シ○(ぷよ○よ)

理由 僕と同じオッドアイで表情が変わらないのに

   僕と違って好きなものに全力で取り組むことができるから

(本名の部分が黒く塗りつぶされている)

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