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初めての友達

革命の日から遡ること約一年半前、正月で里帰りをしていた時、祖父母が飼っていたウサギが子供を産んだ

そして生まれたウサギの赤ちゃんを見た姉弟(きょうだい)たちが自分の家で1匹飼ってみたい言った

両親はもちろん飼っていいと言い祖父母も歳のため1匹でも育てる数が減るのは嬉しかったのか生まれたてのうさぎを1匹家で飼うことになった

だが両親は姉弟(きょうだい)たちの前でしか世話わせず、姉弟《きょうだい》たちはたまに餌やりや散歩などはしていたが姉弟《きょうだい》たちは当時年長なため基本可愛がるだけで、掃除など(面倒事)はせずに僕がやっていた

そして家にウサギが来て一年半がたった6月僕の全てが変わった

その日は火曜日で僕は学校を休み、父親が帰ってくる前の午前中に、俺ははウサギと散歩をしていた。散歩と言っても両親に「汚い手であの子たちの使うもの(リード)を使うな!」と言われたためウサギを両手で抱えながら散歩していた。俺はこのウサギを抱えながら外を歩く時間が結構好きだった、外にいれば現実を忘れられる気がしたから、そして夢中になり過ぎて俺は今の時間を考えていなかった。

川沿いを歩いていると前から帰ってきた父親が声をかけてきた

「お前こんなところで何している?」

「いや…散歩です…あの父上こそなんでこんなところに…」

動揺して目を逸らしながら俺は言った

「この道が俺の帰り道だからな。それにしてもこいつ(ウサギ)は綺麗だな」

そう言いながら父親は俺の抱えてるウサギを手で撫でようとしたがウサギは父親の手を払い、父親を威嚇した。ウサギはなぜ父親の手を払ったのかはわからない。父親のことがことが嫌いだったのか、それともそもそも撫でられるのが嫌いだったのかはわからない、ても俺がその時思ったのはウサギは姉弟《きょうだい》たちが眠った後両親が俺のことをサンドバッグにしている光景を何度も見ているため俺を守るために手を払ったと思った。そして俺は初めての友達ができたと思い、嬉しくなって油断してた

その頃はまだ感情が顔に出ていたと思う、だからこそあんなことになったんだと思う

俺が嬉しくなっていた時いきなり父親が俺が抱えてたウサギを思いっきり払い、腕から離れたウサギは隣の川に落ちていった。

「え?」

俺は動体視力はよかったためウサギが腕から離れ、川に落ちるまでの間少しの間遅く感じた、でもウサギが殴られた時頭が真っ白になり俺はすぐに手を伸ばせなかった。

ウサギが川に落ちた時ポーカーフェイスを心掛けていたが俺は初めて初めてに親に対し怒りをあらわにした

「は?おまっ、は!?お前何してっ」

俺がそう言った瞬間、父親が俺の顔を殴った

「親に向かってお前とはなんだ!ちゃんと育ててやったのにあのウサギと同じく俺に反抗するのか?それだけあのウサギが大事なら助けに行けばいいだろ」

「言われなくても!」

キレた状態で返事をしながら俺は川に飛び込んだ

そして川の中で俺はまともに泳げていないことに気づいた

(やり方はわかってるはずなのになんでこんなに遅い)

プールの授業をやり方を覚えていただけで真面目にやっていなかった。できる気になっていた。そんなでも川に流されたウサギの足をなんとか掴めたが、俺の意識はそこで途切れた

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