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後悔と次の目的

せつなが城を出た直後、王妃はすぐにせつなを捕まえれば白金貨20枚、金色ウサギも連れてくればさらに50枚という高い金額の報酬を出し指名手配した

そんなせつなは今、王都から抜け出し吹雪に打たれなが怒りが収まり後悔していた

(あーまじでやらかしたーもー最悪)

「いや〜仕方なかったんじゃない?私も腹立っちゃったし?運が悪かったのよ」

(いやこの場合運とかじゃなく僕が怒りを抑えられなかった僕の自己責任だろ)

(我のためにあれほど怒ってくれるのは意外だった)

せつなの考え方に王兎は驚きつつも心の声が聞こえなければ感情を読みずらいせつながあれほど殺意をむき出しにしてくれたことに少し嬉しく思っていた

「まぁせつなくんのトラウマ的な物が刺激されちゃだからね…まぁ怒ったせつなくんは私が思っていたより冷静だったけどね」

(それでも指名手配されたしな…)

「それにしては安心していいわよ」

指名手配に安心もないと思ったがフブキが自信満々に言うので理由を聞いた

「なぜなら指名手配したのが王妃だからよ」

((は?))

フブキが自信満々に発した理由は王兎すら驚いていた

「私の母さんってあんな性格だから他国からの信用がないのよ、だからせつなくんが指名手配されても本当に指名手配されるようなことをしたのか疑うから他の国では指名手配されない可能性が高い、だからフローズン国じゃなければ捕まる心配はないね」

(相手が王族でもあんななのか…)

(王として民の手本になるのは常識なはずなのだが…)

理由を聞いた2人はとても呆れた。そして王兎が言った言葉にフブキは大ダメージを受けた

「と、とにかく!他の国で捕まる可能性はないからこれからどうする?」

せつなは記憶から聞いた時に行ってみたいと思っていた場所を思い浮かべた

「わかった獣人国ね、それなら今いる場所とも近いし王兎ちゃんもいるしちょうどいいわね」

(確かに獣人国に行くのは賛成だ、我も擬人化してさらに強くなりたいからな)

せつなにはなんで王兎がいるとちょうどいいのかわからなかった

「獣人国はモンスターの国でこの世界じゃ圧倒的に国の歴史が少ないの」

(だいたいどんくらいだ?)

「確か114年前ね、それより前は光が差さない暗くモンスターも強いから元々は人が住める場所じゃなかったんだけど、あることがきっかけで国ができたの」

(そのあることって?)

「その大地でモンスターが触れると触れたモンスターが人の姿になる石が見つかった、その石で人がしたモンスターは人を襲わなくなりその石で人になったモンスターがこの世界で言う「獣人」になるの」

その説明を聞いたせつなは前フブキが獣人国のせつめいをするときにやモンスターの国」と言った理由がやっと理解できた

「ちなみに獣人になると身体能力が上がり会話もできるようになる、そして固有魔法ってのを覚えるの」

(固有魔法ってなんだ?)

「それがあんまりわかっていないのよね…一人一人固有魔法は違うし獣人が産んだ獣人も固有魔法を覚える、わかってることは固有魔法の内容は持っている獣人の性格や特徴がに似ているとかね、せつなくん的にはスキルって言った方がわかりやすいかもね」

(なら王兎もその石に触れればラノベとかでよくあるペットが擬人化できるようになって僕も会話できるようになるのか…最高じゃ…ん?)

擬人化でやっと王兎と会話できることを一瞬喜んだのだが、あることに気づいた

「何が気になるの?」

(いや獣人になったら会話ができるようになるなら王兎みたいなもともと会話(念話)ができる魔物は性格とか変わったりするのか?)

(我のようなものは契約する前から殺戮衝動がないものの性格は変わらないと聞くぞ)

「まずモンスターが人を襲うのって異常なまでの殺戮衝動があるかららしいの、そしてその殺戮衝動は誰かと契約魔法を結ぶか、獣人になることで消えるらしいの、だから普通のモンスターは契約するか、獣人になると性格が変わるんだけど、王兎ちゃんの場合私たちと契約する前から殺戮衝動がない、つまり契約する前から性格が変わっていない、だから獣人になっても性格は変わらないと思うわよ」

「性格変わんないのか…獣人にさせたくなくなったな」

フブキの解説を聞いたせつなの感想に2人は驚く

(おい我は獣人になりたいのだが?)

「王兎ちゃんは獣人になりたがっているしせつなくんとしてもうさみみをつけた女の子が仲間になるのよ?」

それを聞き始めて王兎が女性ということを初めて聞いた

(え?お前女だったの?)

そう思いながら左腕に噛みついてる王兎を見つめるとちを飲みながら王兎は頷いた

「王兎ちゃんの声聞けばわかるでしょ」

(その声が聞こえねぇんだよ。まぁこの際性別なんてどうでもいい、今僕の左腕に王兎が噛みついて血を飲んでるだろ!?)

「え、あうん」

いきなりのハイテンションに困惑しながらもフブキは頷く

(考えてみろフブキ僕が今どういう姿か、人間の腕に噛みついてる兎って状態なんだぞ?それが王兎が獣人になれば人間に噛み付く兎の耳をつけた人間の構図になるんだぞ!?その上人間の大きさになれば血を飲む量も増えるかもなんだぞ!)

フブキは「せつなに噛み付く想像上の獣人になった王兎」を想像したら笑いが込み上げた

(何大爆笑してんだ!)

「いいじゃないw面白そうだしw」

(一応血を吸われてるのフブキの体でもあるだろ!)

(我は獣人になろうがせつなの血を飲むことはやめる気ないぞ、せつなの血は絶品だからな)

「王兎ちゃんは血を飲むのはやめる気ないってさw」

「もうやだこいつらー」

そう言いながらも本心では王兎が擬人化したらどうなるか楽しみにしているせつなだった

「獣人にさせる気満々じゃない」

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