フローズン国
せつながフローズン国の吹雪に当てられてから5日、雪の中に建物の影が見えた
「やっと着いたわね、紹介するわここが私の国フローズン国よ」
(何勝手に自分の国にしているのだ、別にフブキの国では無かろう)
(死んで王女じゃなくなってフブキとして新しく人生を歩み出したやつの言うことじゃねーな)
せつなは王兎の声は聞こえていないはずなのに連携したツッコミでフブキに大ダメージを喰らわせた
「そんなこぞって文句言わなくていいでしょ!」
(フブキって元王女なのか?)
「一応私元フローズン国第一王女のフローラですけど」
(こんなかまってちゃんが王女とは信じれないけどな)
(フブキがあの噂に聞く魔法の天才と言われていた王女なのか)
「どお?驚いた?」
とかまって欲しそうに王兎に問う
(あぁ噂に聞くフローラ王女とかなり違っていたので相当驚いている)
その言葉はまたもやフブキにダメージを与えた
「ねぇ2人とも私に恨みでもあるの?」
(道を間違えたり僕の睡眠妨害をしてくるのは誰だったっけ?)
「あっごめんなさい恨まれるようなことしてました」
(まぁ睡眠妨害に関しては別にいいし、フブキがいなかったらとっくに僕は死んでるだろうから…まぁ感謝してるよ)
と表情を変えずとも照れくさそうに感謝するせつなにフブキは嬉しくなっていた
(そろそろ街に入るよ)
と吹雪の中で門などない街の中に入っていった。
街に入り周りを見ているとせつなはあることに気づいた
(みんな普通に長袖なんだな、てっきり精霊だから気候に関係ない服だと思ってたんだが…)
「流石にこんな吹雪の中で半袖とかだったらやばいでしょ…でとりあえずフローズン国にきたけどどうするつもり?」
(とりあえず観光かな、する事ないし金も無駄遣いしなければ余裕がある)
といくとこがなくぶらぶらすると聞いて王兎が行きたい場所があると言った
(なら我は図書館に行きたい)
「図書館?道案内するけど王兎ちゃん前不法侵入したって言ってたじゃない」
(前はコソコソしてじっくり魔法を学ぶことができなかったからな、黄金魔法は感覚で成長できるが基本属性の水魔法は術式を学んだほうが効率がいいからな)
「それなら私の記憶を渡せば学べるわよ」
契約魔法を結んだもの同士は記憶を譲渡することができ、それを使って魔法を学ぶことをフブキは提案した
(それもいいがその場合フブキの記憶頼りで魔法を学ぶことになり、それは我自身の力で付けた力ではなくなるだろう?そんな力すぐに使えなくなるから、悪いが遠慮させてもらう、我は選ばれし王だからな、王として強くなるためには努力が一番な近道だからな)
ぐぅの音も出ない正論と俺様キャラでありながら俺様キャラとは思えない向上心の高さとでフブキは言葉を失った
「………」
(あの話が終わったようだから聞くけどどこいくの?)
「王兎ちゃんが水魔法を学びたいから図書館にいくわよ…とりあえずあの城に向かって」
(どうしたフブキ、また王兎に正論喰らったか?)
フブキの言葉に覇気がなかったのでせつなは何か言われたのだと気づいた




