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転生特典(代償)

光に包まれ目を覚ます街の中にいた、周りを見渡すととても日本とは思えない光景だった、本当に異世界転生したんだと思っていたが転生する前に一緒にいた青い魂もといフローラの姿はなかった

あの人は天使との会話を聞く限りこの世界の住人のようだったからこの世界について詳しく聞きたかったのだが本来の見た目もわかんないしフローラが僕の姿を知っているわけがない、そもそも僕は今どんな姿かわからない、そう思い街の窓で僕の姿を確認した、茶色い髪、少し黄色い右目、濃く赤い左目を横断する焼けこげたような傷跡、そんな目の下にある濃い青クマ、どんなに頑張っても変わらない不気味な表情、日本の頃の体を完璧に再現した姿だった、なんでクマまで再現されてんだよ

とりあえず僕はこの世界の情報を集めるため街の様子を見て回ることにした

約40分後

言葉は周りの人々の会話に聞き耳を立て日本語のように聞こえるから会話はできそうだが、店とかの文字が全く読めん

僕は膝から崩れ落ちた

まあいいや後で覚えておけばいいし、そんなことを思ってい歩き出したら頭の中に直接声がした

「気持ちわる、何これめちゃくちゃ吐きそうなんだけど、最悪な気分よ」

なんでこんなに吐きそうな声がするんだと思ったがこの声の主を僕はフローラかと思った

「そうよさっきあなたと一緒に死んだフローラよ」

話しかけられるのでわなく頭直接語りかけられているような感覚に違和感を覚えた

「仕方ないでしょこうでしか会話ができなくなる魔法なんだし」

・・・・

(僕別に念話しようと思ってないのに会話してくるんだけど)

「そういう魔法なんだから・・・慣れて」

(どういうこと?さっきフローラが言ってたポンコツ魔法と関係がある?)

僕の質問にフローラは少し悩んでいた様子だった

「まず私は人間じゃなくて精霊っていう別種族なんだよね」

それは天使との会話で予想がついていた

「あっそう」

フローラは少し驚いた様子だったが説明を続けた

「精霊族には精霊族にしか使えない特別な契約系魔法があってそれを無理やり発動させられたらこうなった」

(僕はその特別な契約魔法について聞きたいんだけど)

フローラは説明が下手なんだと思った

「説明下手で悪かったわね」

やっぱり会話する気がなくても勝手に聞こえるようになっているみたいだった

「この魔法について簡単にいうと(精霊と人間の融合」って感じかしら」

名前で大体の効果はわかったが僕にはどうしてそれがポンコツ魔法って言われていたのかわからなかった

「この魔法は精霊族にしか使えないって言ったんだけど精霊族側にメリットがほぼ皆無なのよ」

大体の漫画とかだと融合すれば強くなるイメージがあったため僕は少し驚いていたがフローラは続けた

「融合した人間が死ねば融合した精霊もしぬ、そしてこの世界の精霊はほとんど精霊力ってのでできていてそれがつきない限り死ぬことがないの、だから長くても100年しか寿命がない人間と融合したら精霊にとっては短い寿命でしぬようになってしまう、その上体の主導権は元々入っていた人間が持っているため精霊は自由に動けなくなる」

魔法の説明を受けた僕はなんでこんな魔法作ったんだと呆れていた

「一応この魔法の数少ないメリットは人間が扱えない属性の魔法を精霊側が扱い、周りから見ればいきなり扱える属性が増えたように見えるとか、入られた人間と念話で会話できるようになったりするから、精霊がこの人間となら運命共同体になりたい人とかには最初は人気があったわ」

つまり僕の思ったことが勝手にフローラに流れていくって感じか

「そーゆーこと」

(面倒だな)

「ちなみに念話は繋げておくか切るかは私の意思でしか決めれません」

自信満々に説明するフローラのことを少しだるいとと思いながらフローラに聞いた

(この契約系魔法そんなにポンコツじゃなくない?人間と精霊の夫婦とかは使いそうだけど)

「私のことだるいって思っているのは後ででいいや

この魔法成功率が高く見積もっても1割なのよ」

(めちゃくちゃ低いな)と思いながらフローラに恐る恐る聞いた

(もしかして9割を引いて失敗したら…)

「お互いに死ぬわね、失敗する可能性高すぎるし

成功したとしても精霊側にメリットが少なすぎる

私が知る限りこの魔法を使う精霊はとある1人の人間に死んでも復讐するために使って復讐相手を道連れにしたっていう話しかないからポンコツ魔法なのよ」

その説明を聞いて僕が思った方はただ一つ

(やっぱりあのサイコパス天使、一発ぶん殴っときゃよかった)

「それ私もやりたい」


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