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2度目の盗賊

フブキの祖国フローズンに向かうため、食料を買いその食料を空間魔法の空間ボックスというアイテムボックス的なものに入れ、せつなは西の門…ではなく東の門から街を出ていた

(いやーほんとに良かったよ、念のため街の人に道を聞いておいてなーフブキ?)

「ほんとよかったわよね〜」

フブキの言葉はとても弱々しかった

(本当にお前大丈夫か?)

「安心して?魔法のことだけは間違えないから」

その言葉を聞き疑心暗鬼になりながらもフローズンへ向かうため森を歩いていた、

「というか私の空間魔法でフローズンまで転移できるのだけれどしなくていいの?」

(こういうのは自分の足で冒険したいの、これが男心ってやつだよ)

「せつなくんはそういう心ないでしょ」

(それは確かに)

その時少し遠いところから花火のようなものが打ち上がった

(こんなところで花火か?)

「いやあれこの世界の救難信号みたいなものよ、しかも結構な権力者が危険みたいね」

そのことを聞いたせつなは真っ先に打ち上がった場所へ向かっていった

(先にバフつけといて)

「なら身体強化、脚力強化、移動速度上昇をひとまず付与しておくわね」

その3つの強化魔法を付与されたせつなは、自身が想像していたよりも早く現場へたどり着いた

そこには鎧を装備した騎士たちが血を出して倒れており高級そうな馬車が転倒していてその周り馬車をとり囲うように人が取り囲んでいた

(盗賊ぽいけど盗賊なら昨日僕らが捕らえたよね?」

「そうよねでもあの馬車リアージュ国の紋章があるからもしかしたら王族とかが襲われてその継承者争いで盗賊のフリをした別の派閥の手によって殺されそうになっているのかもね、どうする?せつなくん」

(面倒な継承者争いだな、流石に助けに行くよ)

一方馬車の方では…

「ほらお姫様、周りの騎士様は全員やったぞ早く出てこいよ、出てきたら命だけは助けてやるよ」

その問いに馬車にいるものは無言を貫いていた

「返答なしか…ならやろうどもやっちまえ」

「さすがに邪魔させてもらうよ」

そう言いながらせつなが上から降ってきて盗賊の1人の上に着地した

「お前何者だ」

盗賊の問いにせつなは答えた

「ぼ…僕は通りすがりの冒険者だ」

「たかが冒険者1人相手に俺たちに挑むなんていい度胸だな」

だが刹那の本心は違った

(痛ってめちゃくちゃ着地ミスった、流石に日本の頃でもこの高さから着地したことないから流石に痛い)

「だから私の魔法で遠くから狙撃したほうがいいって言ったのに、その上盗賊に先制攻撃しようとして失敗してヒップドロップみたいになってるし」

(名前フルでいうな、著作権に関わる)

フブキはこの発言の意味がわからなかった

「なんで言ったらダメなの?」

(流石に丸パクリはしたくないし、この世界が漫画やアニメの世界なら著作権にも関わるしな)

「ほんとに何言ってんの?」

(僕らが見ていたアニメも登場した人物たちは、

自分の世界を現実だと思ってる、自分たちが現実だと思っるのは僕らも同じだし、この世界を見ているかもしれない視聴者とかも同じだしな、たとえ主人公じゃなくても、物語と同じ時間軸じゃなくても僕は必死に生きるつもりだ。だから丸パクリはしたくない、わかってるな!これを見ているかもしれない奴ら!お前らも丸パクリはするんじゃねーぞ!)

そんなせつなの考えにフブキは少し引いていた

「と…とりあえず濁して言えばいいのね」

そんなことを会話していること盗賊たちは攻撃してきた

(じゃあフブキ頼んだ)

「結局私がやるのね、「土堤防壁」」

呆れながらもフブキは魔法を放ち足元から盗賊たちを閉じ込めるように土の壁が生えてきた

「魔法でこの壁を壊せ」

「ダメですびくともしません」

中の盗賊たちは壁を壊そうとするも土の壁はびくともしなかった

「当然でしょ、今回の魔法は相当な精霊力を使って作ったもの、中級魔法体程度で壊せるわけないでしょ」

(前回もそのくらいの量で作って欲しかったな…

って馬車ごと行くなよ)

「いやさっき探索魔法使ったんだけどその馬車誰もいなかったわよ?」

(マジで?)

フブキは念の為奇襲されないように探索魔法を使っていたが閉じ込めた盗賊たち以外に馬車の中も含めて反応はなかった

(それならいいけど…閉じ込めた後どうすんの?)

「そこに少しの隙間があるじゃろ?」

(喋り方どうした)

「ここから空間魔法で上に飛ばします」

(隙間関係ないしそれ中にいる奴ら死ぬと思うんだけど)

「大丈夫よ高さ20mぐらいから落ちて死ぬような柔い体じゃないから」

(そういう問題なのか?)

「じゃ、いってらっしゃーい」

と言った途端に土の壁の下に魔法陣が出てきたと思った途端に消えた、転送されたのだろうそう思いながら待っていると転送した別なところで大きな音がした、といっても10mくらいしか変わらないが木の茂み落ちていた

「あれ?確かにこの真上に飛ばしたはずなんだけど」

(中の盗賊たちがどこにいるかで場所が変わったんだろ、それよりこの倒れてる人たち治療できるか?)

「さっき探索魔法には盗賊しか反応しなかったって言ったでしょ、つまりそういうことよ」

(そっか、ならせめて形だけでも)

せつなはそう思い、騎士たちを動かそうとした時

さっき馬車があった場所から倒れている人たちと同じ鎧を着た人が20人ほどと、みるからに強そうな人そして明らかにお姫様みたいな人が出てきた

(こいつらどこから出てきた?)

「空間魔法だと思う、それよりこの人って…」

(何、知り合い?)

フブキが答えようとすると

「倒れた仲間たちの覚悟を無碍にするな、なんとしてても過激派を捕えろ!」

強そうな人が声を荒げると、周りの騎士たちがせつなに襲い掛かってきた

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