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8つの国

翌日せつなはこの世界を学ぶため図書館にきていた

(地図ってどこにあるんだ?)

「さっきあそこにあったわよ、どうしたのせつなくんあまり集中できていないようだけど」

(誰かさんが寝させてくれれば解決するんですが?)

「何言ってんの寝不足なんて慣れてるでしょ、浅くても3時間ぐらいは寝てたわけだし」

(もう少し深く眠りたいんだがな?)

せつなはフブキが言った地図を手に取った、そしてその地形を見て初めて思ったことは

(なんだこのピザみたいなの)

「いやピザにこんな真ん中に穴なんてないでしょ、この世界にピザもないし」

見た地図には円形で真ん中に丸い穴があり、その穴を囲うように大地が描かれており8等分に線で分けられていた

「形はピザというよりドーナツでしょ」

(けどドーナツは8等分にしないだろ)

「いやこの線国境だから…まぁひとまず一番上から時計回りに説明していくわね」

とフブキが国について説明してくれた

「まず一番上がモンスターの国獣人国」

(その国もしかしてスライムが王様?)

「いや全然違うわよ、でその右隣が

精霊国フローズン)

(ここがお前の祖国か)

「……せつなくん少し黙っててくれない?」

(思っただけで聞こえるんだし無茶言うなよ、僕の感想は無視してくれ)

「でその下が多分私たちがいる

人間の国リアージュ」

(たぶん…?)

「でその下も人間の国ナラマス」

(名前どうした)

「一番下が魔族の国トロピカル」

(???)

「その左がドワーフの国ロードリング」

(いやさっきのせいで頭に入ってこない)

「その上が人間の信仰国アルテミス」

(この世界にも宗教あんのかよ)

「最後にその上がエルフの国ドライアス、以上8つの国でできているわ」

(…一個ずつ処理していくわ、まずこの世界神とかいないんじゃないの?)

「アルテミスのことね確かに神とか天使とかの言葉はないけど宗教はある、ただ崇められてるのが神ではなくアルテミスの教皇つまり国王が神みたいな立ち位置ね」

(次、なんで人間の国が3つもあるんだよ)

「圧倒的に人口が多いのよ、その上人間って短命だけど優秀な人が多いの」

(じゃあ次…魔族のトロピカルは何!?)

「この世界国境を超えた瞬間に気温とか天候が変わるの、たとえばここなら隣が年中吹雪の国なのに全く寒くないでしょ?、魔族の国はその…あなたの世界でいうハワイとか南国みたいな場所なのよ…この世界では高級なリゾート地といして有名ね」

(マジか…最後に国関係ないけど真ん中の穴何?)

「山ね、この世界真ん中に大きな山があってこの穴は山の火口、その火口から凶暴なモンスターが溢れ出て山から降りて人間たちを襲う、火口の中には凶暴なモンスターを生み出している邪霊王がいると言われてて、この邪霊王がこの世界の共通の敵ね」

(魔王とかじゃないんだな、でもさっきモンスターの国とかあったよな)

「そこら辺は色々面倒なのよね、まぁその話はおいおい話すとして、どこに行きたいとかある?」

(ここがリアージュならちょうどいいしお前の国行ってみたいわ、本当に王女なら石像とかでフブキの姿みてみたいし)

その言葉を聞き嬉しそうに言った

「なら今すぐ行きましょう、私の凄さ見せてあげる」

(今から向かうのか、特に目的もないしいいか

でどっちに行けばいい?)

「多分この街リアージュの中でもかなりフローズンに近いのよね…だから西の門から2日ぐらい歩けば国境には辿り着くと思うわ」

(それ信じていいんだよな?僕の中でのフブキは

実力は本物だけど人の睡眠妨害をするかまってちゃんって印象だからな?」

「昨日より印象が酷くなってるんだけど…私これでもフローズンでは魔法の天才として結構国民から人気高かったんだからね?」

(嘘だな)

「ほんとよ!」

せつなはフブキと談笑しながら図書館を出ていった



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