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過去編  作者: ryuya
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第六十四話 帰りたい場所

あれから、二か月が過ぎた


あの後も、努力はしたが


友達はあまりできなかった


............................................................


休みの日


ただただ、何もしたくない


ここ最近ずっと喪失感にさいなまされている


(帰りたい......)


(日本に帰りたい)


(.........わかなに.......会いたい)


ただただ、そう思う


駄目だとわかっている


わかっていても........


「やっぱり、帰りたい」


百「話は全部聞いたわ」


「........いつの間にいたんだよ」


いつの間にか、自分の後ろに母さんがいた


百「ふふwwそれで、日本に帰りたいの?」


「..........」


(隠しても、無駄だな)


強がるのはやめだ


「帰りたいよ」


百「..........月君はまだ仕事が残ってるからね」


「帰れないだろ?」


百「ううん、帰れるよ」


そう、母さんは言った


「.........は?」


百「知ってた? 国際線って、12歳を超えていれば一人でも飛行機に乗れるの」


「..............」


なんとなく、母さんが言いたいことが分かった気がした


百「........もう飛行機の席予約してあるから」


俺は少し涙ぐみながら


「......ありがとな、母さん」


百「感謝は帰ってから言って」


「親父には言わないのか?」


百「私が言っておくわ」


その言葉を聞き


俺は一人で空港へ向かう


百「........いってらっしゃい」


.......................................................................................................


空港に着く


一人で飛行機を待つ


周りが騒がしい


飛行機を待つ人


誰かを迎えに来た人


「..........」


けど、なぜか騒がしいと思わない


今になって、これでいいのかって不安になってきた


(自分で決めたことだ)


(自分で決めたんだ)


(だから、どんなことになっても、どうでもいい)


......


.................................................................................................


飛行機に乗り


自分の席に座る


........


日本に到着するのは夜中になる


だから、今のうちに寝たかった


けど、寝れない


ずっとソワソワしている


(.....落ち着かない)


ふと窓を眺める


空はきれいだった


ずっと眺めていよう


(眺めて.......眠たくなったらねるか)

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