↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
過去編  作者: ryuya
PR
62/67

第六十二話 離れていても

その後、風呂に入って


寝室で竜也と電話することにした


竜也「よ、昨日は話せなくてごめんな」


「ううん、大丈夫、私こそごめん」


竜也「なんで謝る」


「..................」


竜也「あと、わかな泣いた?」


「......うん」


竜也「泣きたいときは泣いていい、わかなが泣いても誰も気に留めない」


竜也「.........俺は気にするけど」


「.....ふふww」


不思議と、その言葉が胸に染みた


「そっちはどう?」


竜也「知ってる人がいないけど、楽しいよ」


「.......そう」


竜也の声は、ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ、だけど


声が震えていた


(不安なんだろうな......)


私も、同じだった


だからこそ、


竜也「半年なんて、あっという間だよ」


そう笑ってくれる竜也の声が、少しだけ頼もしく聞こえた


.......................................................................................................


「今日ね、私一人で全部できたよ!」


竜也「ははww少し心配だったけど、これなら安心するよ」


あの後、今日やったことをすべて話した


竜也「よく頑張ったな」


「ふふww」


(誉めてくれた.....うれしい)


竜也「そろそろ、寝たほうがいいんじゃないか?」


「........そうだね」


今日はもう話せなくなるとわかって、少し寂しい


竜也「じゃ、電話つけっぱで寝たら?」


「.......バッテリー持つかな」


竜也「わかなが寝たとわかったら、こっちから切るから」


「..........わかった」


「おやすみ.......竜也」


竜也「おやすみ....わかな」


私はスマホを自分の横に置いた


スマホからは何も聞こえない


........けど、しばらくして


竜也「..........寝たかな」


そうつぶやいたと思えば


スマホから心音が聞こえた


多分、竜也がスマホを胸においてるのかな


(........なんだか、安心する)


私はいつの間にか、眠りについた

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。