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過去編  作者: ryuya
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第五十九話 届いた一通のメール

アメリカに着く


月「さすが、大都市だな、ニューヨークは」


「会社ってもうあるの?」


月「すでに土地はあるし、オフィスもある」


「流石親父、仕事速いな」


百「とりあえず仮の家に荷物もっていきましょ」


..........................................................................................................


「荷物運ぶだけで、もう夜中か」


百「そういえば、時差の影響でたぶん日本は9時くらいね」


「9時か........起きてるかな?」


百「あんまり夜中に電話するのは迷惑だと思うよ」


「そうだよな.......」


百「メールだけしといたら?」


「そうする」


..............................................................................................................


.......


私は、寝れなかった


目を閉じても、意識だけが冴えていた


隣に誰もいない


いつもの寝息が聞こえない静けさ


ただそれだけがわかる


「........」


(.........ダメだなあ、こんなの)


真っ暗な寝室の中で、そんなことを思う


ピロン


「........メール?」


画面には竜也の名前


竜也『無事着いた。そっちはもう寝る時間かな。また明日電話する』


「........ふふw」


(メール、してくれた)


たとえ、竜也が隣にいなくても


メールだけで、どことなく安心する


「寝よう」


スマホを胸に抱きしめる


少しだけ安心した私は、


ゆっくりと目を閉じた

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