第四十九話 教室で、二人きり
あれから数週間
脚の脱臼は治ったけど、まだ腕は折れたまま
流石にこれ以上休めば内申点に響くので、学校へ行く
わかな「大丈夫?学校行って」
「腕を動かさなければ問題ないよ」
わかな「そう........」
折れた右腕は利き腕だけど、俺は左腕でも問題なく使えた
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昼休み
いつも通り、みんなで昼食を食べようとしたが......
淳平「あ、今日は二人だけで食べて来いよ」
愛奈「私たちは、ちょっとやることあるし」
由衣「ちょっと、ね」
りん「ということで、じゃあな」
「えちょ.......もういなくなった」
「.......まあ、いいや」
「わかな~一緒に食べよう」
わかな「ん、あれ?淳平達は?」
「やることあるから二人だけで食べろってさ」
わかな「ふ~ん、そっか!」
俺たちは弁当を並べて、それぞれ食べ始める
.........
わかな「.....食べにくい?」
「いや、そんなことは――」
わかな「私が食べさせてあげる!あ~ん」
クラス中の視線が、一斉にこちらへ集まる
「おい待て!ここ教室!」
わかな「わかってるから、あ~ん」
「.......パクッ」
.......わかなに恥じらいはないのか?
いや、この感じ、他の生徒がいることに気づかないくらい、自分の世界に入ってる?
「わかな、こういうことは、他の人がいないときにやろうな」
わかな「.......あ/////」
一瞬でわかなの顔が真っ赤になる
「....まったく、次は気をつけろよ」
わかな「うん///」




