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過去編  作者: ryuya
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第四十三話 消えたわかな

あんなことがあった数日後


少し、先生たちに手伝いを頼まれたため


わかなを教室で待たせていた


「ちょっと時間かかったな」


ガラッ


「ごめん、お待たせ――」


「.........あれ?」


「................」


わかなが......いない


頭の中で嫌な予感が走る


プルルルル


プルルルルルル


淳平「もしもし?どした?」


「まだ学校残ってる?淳平」


淳平「いるよ、何ならみんないる」


「そこにわかな居るか?」


淳平「.......いないな」


「...............ごめん、学校全体探してくれない?みんなで」


淳平「.......ok、それ以上何も言うな、全部理解したから」


「ありがとな」


ピッ


..............


俺も探すか


...........................................................................


あれから30分くらい


ずっと探したが、どこにもいない


途中で淳平達と合流し


「居たか?」


淳平「居ない」


由衣「全部の教室見たけど、居なかった」


りん「........大丈夫か?」


「大丈夫」


頭の中ではずっと、嫌な想像しか浮かばない


(.........どこだ?どこにいるんだ?わかな)


そう思っていると


男子「誰を探してるんだ?」


......いつの間にか、同級生の男子が俺たちの後ろにいた


淳平「それは――」


男子「探してるのは、こいつか?」


そういって、男子はスマホを俺たちに見せた


「...........!」


そこには、縛られた姿のわかなが映っていた


「......テメッ―」


スッ


愛奈「..........」


愛奈が俺を止めた


その顔は、「私がやる」そう言っているみたいだった


男子「心配だろ?俺たちの要求をのめば解放してやる」


男子「無理やり聞き出そうなんて、しないほうがいい――」


愛奈は、男子を床に押し倒し、腕を後ろへ回し抵抗できなくした


愛奈「5秒あげる、わかなはどこ?」


男子「無理やり聞き出せると思ってんのか――」


カチッ


男子「.........!」


愛奈「これ、何かわかるよね?」


愛奈が持っていたのは........ホッチキスだった


由衣「愛奈.......やりすぎ」


愛奈「いい.......私にやらせて」


愛奈「今すぐ答えて、わかなはどこ?」


そういって、男子の耳にホッチキスをあてる


男子「!」


愛奈「5.......4.......3......」


男子「言わねぇよ!言ったら俺が殺されるんだよ!」


愛奈がホッチキスに力を入れる


男子「や.....やめて...くれ!」


愛奈「だったら、今言って!」


男子「分かった!言うから、やめてくれ!」


男子「......旧校舎......旧校舎の3階だ!」


それを聞き、愛奈は男子を解放する


愛奈「あ、逃げないで」


愛奈「このこと、誰にも言わないでね?」


笑顔で、そして空中でホッチキスをとめながら


男子「ヒッ.......は、はい」


そういって、男子は逃げた


「愛奈......さすがにやりすぎだ」


愛奈「え~私の友達を傷つけられたんだよー?」


淳平「ま、わかながどこにいるかわかったしいいんじゃね?」


「.........じゃ、行こう」


「けどごめん、愛奈、由衣お前らには危険すぎる」


「ついてこなくていいぞ」


由衣「.......確かに危険だけど、あなたたち3人でいけるの?」


愛奈「私たち、足手まといじゃない」


「...........けど――」


愛奈「大人たちに、助けを求めることくらいならできる」


由衣「私SP呼べるし」


「.....わかった、助けを呼ぶのは任せた」


愛奈「任された!」


由衣「じゃ、行くよ愛奈」


タッタッ


「........じゃ今度こそ行くぞ」


淳平「おう、背中は任せな」


りん「俺はどこまでもついていくぜ」


「ああ、ありがとな」


()()()()()()()()

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