第四十一話 新しい春、変わらない日常
今日から、中二になる
去年はいろいろありすぎた
家族のこと、友達のこと、事件のこと.........
だからこそ、今年くらいは普通に暮らせたらいい
「じゃ、行こうか」
わかな「そうだね、行こ!」
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外に出て、ふと家を振り返る
庭にある桜が、今年も満開だった
あの桜は、この家に来た時からずっとそこにある
毎年変わらず春を知らせてくれる、大切な景色だ
少し、手入れが面倒だけどね
わかな「何見てるの?置いてっちゃうよ!」
「ん、ごめん、行くか」
.........
淳平「おっす~」
「よっす」
淳平「いつも通りだな」
「ははww」
わかな「愛奈たち、まだかな」
「待ってたら来るでしょ」
淳平「なあなあ、このアニメ面白くないか?」
「そのアニメ、来週位に新作出るってさ」
淳平「マジかよ!買わねえとな」
りん「オッスオッス!」
わかな「おっは~」
りん「おっは~」
「さてと、後は愛奈たちだけか」
りん「みんなで一緒に行くのは半年振りか~」
「確かにな」
由衣「ごめん~遅れた~」
愛奈「おっは~」
「........なんか制服全体的に黒くなった?愛奈」
愛奈「私はただの人じゃない。異次元の存在だからね」
愛奈「契約が疼く.........」
「........あ~」
なぜか、愛奈が中二病なってきた
わかな「うん、何も気にせず行こう」
りん「おう、そうだな」
愛奈「ちょっと!無視はひどいって!」
「あ、まだ理性は残ってるんだ」
由衣「なんか、アニメ見過ぎてこんなことになっちゃったらしい」
淳平「はははww」
そんな、他愛もない会話をしながら学校に行った
また、新しい一年が始まる
この時の俺は、まだ知らなかった
この一年が、俺たちにとってめちゃくちゃな一年になることを




