第三十五話 守り抜いた日常
あれから数日後
あの男子はあまりかかわって来なくなった
......時々視線を感じるけど
「あ、そういや先生の手伝いがあるんだった」
わかな「そう、じゃあ、校門で待っとくね」
「ああ、多分すぐ終わる」
.........少し心配だな
プルルルル
「.......もしもし?」
...............................................
俺は今、打ちのめされた気分でいっぱいだ
全部
全部あいつの所為だ
あいつのせいで、周りの人間が支配されてる
みんなあいつに騙されてる
俺が.....どうにかしなきゃ
........................................................
竜也が先生の手伝いに行っているため、一人で校門前で待っている
「~~♪」
鼻歌をしながら待つ
けど、校舎の方からこっちへ走ってくる人がいた
あの男子だった
「.........!⊙﹏⊙∥」
あの時の記憶がフラッシュバックした
(.....怖い!)
そう思っていたら
あの男子は声を発する前に、頭に野球ボールが飛んできた
頭にボールが当たって、その場でうずくまった
「......?」
呆気に取られていると
淳平「あーっと、ごめんなさーい。大暴投しちゃいましたー」
「...淳平?」
淳平「ヒソヒソ(俺は竜也に頼まれた。そういうことだ)」
「ふ~ん」
そこに竜也が走ってきた
竜也「ごめん、待ったか?」
「ん、大丈夫だよ」
竜也「またこいつか」
淳平「お前の指示通り、わかなに近づいてきてたから気絶させといた」
竜也「別に、気絶させろとは言ってないんだけどな......」
淳平「その方がいいだろ」
「..........こいつどうするの?」
竜也「...........さすがに、こいつにかけられる優しさはないからな......親父に電話するわ」
そういって竜也はスマホを片手に話し始めた
数分後..........
月「すまん、遅れた」
竜也「呼んだらすぐ来いよ、親父。途中でこいつ起きたから抑えてたんだぞ」
月「ここから俺の仕事場まで、何キロ離れてると思ってんだ」
竜也「で、だ、こいつがまた懲りずに近づいてきたから」
月「........あの作戦か?」
竜也「そういうこと」
「?作戦って?」
月「彼の親はあまりあてにならないから、親戚の家にでも引き取ってもらう作戦さ」
「ふ~ん」
月「はい、というわけで、ついてきてね~」
男子「お、俺は何も悪くないって言ってるだろ!」
月「はいはい、自分は何も悪くないbotね~自分の行いを見直したらどうかな?(*  ̄︿ ̄)」
竜也「後は任せた、親父」
月「後は任せなって~息子に任されたんだし」
「...........ふふww」
淳平「これでどうなるかな」
竜也「たぶんこの町からはいなくなると思うぜ」
「なら、安心だね!」
淳平「じゃ、俺先に帰るわ~」
竜也「おう、またな」
「私たちも帰ろ!」
竜也「そうだな」




