第三十一話 守る者の反撃
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退院した次の日
なぜか、学校に呼び出された
......いや、まだ自宅謹慎解けてないんだけど
しかもわかなも呼ばれている
...........まあ呼び出される理由は大体わかってるんだけどね
俺は客室みたいな教室へ入った
「......親父もいんのか」
月「ああ、なんか呼ばれたよ」
わかな「...........」
「わかな、大丈夫か?」
わかな「うん....ちょっと、怖くって」
「........大丈夫、俺がついてる」
月「はは、言ってくれるね」
そんなことを話していると
あの男子とその母親っぽい人、そして弁護士みたいな人が入ってきた
そして開口一番
母「私の息子を殴ったクズ野郎ってのはあんた?」
「........」
拳を握る
月「竜也、流石に今はやるな」
「......わかってるよ親父( ˘︹˘ )」
母「見るからに躾のなってねえ子供ね、だから簡単に人を傷つけられるのよ」
「....... ̄へ ̄」
月「ヒソヒソ(気持ちは痛いほどわかるが、今は絶対にやるなよ)」
「何度も言わすな、わかってる」
わかな「>.<」
普通に立ち上がろうとしたが親父に止められた
男子「紹介するね、あの人が将来を誓い合った、わかなさんだよ」
わかな「私は......あの人と付き合ったことなんてありません」
..............いつ将来を誓い合ったのやら
普通にぶん殴りたくなったがやめた
どうせ殴っても変わんないんだし、あいつ
母「............」
そいつの母親はチラッとわかなを見てすぐにこっちを向きなおした
母「で、まだ本題に入ってなかったわね」
母「私の息子を殴ったんだから、慰謝料請求させてもらうわ」
..............そのための弁護士ね
そして弁護士がしゃべり始めた
弁護士「えー手短に話しますと、こちらからは700万の慰謝料請求です」
.................この弁護士も殴っていいかな.....
流石にダメだけど
冗談はさておき
弁護士「内訳は黒川竜也さんからの暴行で300治療費で400です」
弁護士「こちらの要求をのまなければ裁判を起こします」
月「.......それだけですか?」
母「何?そっちにも言い分があるみたいな言い方」
月「ええ、あります。まず、そちらの息子さんが竜也を刺したこと。そしてあなたは知らないかもしれませんがそちらの息子さんがわかなさんを襲ったこと。」
母「.............うちの息子がそんなことするはずない」
月「もしそちらが慰謝料を請求してくるならこちらも慰謝料を請求すると思ってください」
月「それに......そちらの弁護士さん......弁護士の資格証は?」
弁護士「そ、そんなものは必要ありません」
月「ありますよ」
月「弁護士なら当然持っていますよね?」
弁護士「……」
そう親父に聞かれた弁護士は血相を変えて部屋から出てった
あ~そういうことね
わかな「(⊙_⊙)?」
わかなは困惑した表情を見せてた
母「何?どういうこと?」
月「一言で言うなら、あなたは騙されてたってこと」
母「.......行くわよ」
男子「え!?ちょっとお母さん?」
そのまま男子とその母親は部屋から出て行った
月「ハハハ、笑えるね」
「笑っちゃダメだろ」
「まあ、スカッとしたけどさ」
わかな「どういうこと?」
月「あの人は本当の弁護士じゃないってことさ」
「弁護士のバッチとかつけてなかったしな」
月「あと、名刺を出してこなかったし」
月「会社経営する上では、常識だしさ」
わかな「ふ~ん」
「最初から少し怪しいとは思ってたけど」
月「さてと、これでどうなるかな」
「たぶん、変わんないと思うんだけどな」
月「ま、なんかあったら大人の俺に頼れよ。こっちはこっちで準備しとくから」
「りょーかい」




