第十九話 強くなる理由
このころから俺は自分を守れるようにジムに通い始めた
.......最初は一番軽いやつでも持ち上げれなかった
けど、ずっと努力し続けた
毎日、5kmは走っていた
最初は5km走るだけで息切れした
腕立て伏せや腹筋、スクワット、etc.....
.....やりすぎて、筋肉痛で一日中動けなかったこともあった
けど、不思議と楽しかった
わかな「無理しないでね」
「大丈夫」
わかな「最近帰ってきたらすぐ寝ちゃうし......」
なんて言われたこともあった
けど、やり続けた
雨の日も走った
テスト期間も休まなかった
何度もやめたくなった
それでも続けた
中学入学から半年
ほぼ毎日欠かさずジムへ通った
いつの間にか腹筋がめっちゃ厚くなってたわw
ただ、これでもう自分を守れる
なんならわかなも守れる
自分がなくしていた何かが、はまった気がした
...............................
わかな「......最近、筋肉ついてきたね」
「まあ、トレーニングしまくってるし」
わかな「腹筋触ってもいい?」
「いいけど....」
ぷにぷに........
わかな「.......かっこいいよ」
「!..........いきなり何言ってんだ」
わかな「ふふ、その反応.....かわいい」
「......俺を萌え殺しするつもりか?」
わかな「あはははww」
「まあ、これでわかなを守れるわけだし」
わかな「///////......竜也もじゃん」
「やり返しだよ」
強くなりたい理由なんて簡単だった
自分の大切な人を守りたかったからだ




