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過去編  作者: ryuya
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第十五話 一年越しの答え

それから小学校を卒業するまでわかなは全くかかわってこなかった


1年ぶりに関わるようになったのは、卒業式の後だった


「.........いきなり、呼んでどうしたんだ?親父」


「しかもわかなたちも呼んで」


月「そうだな.......お前たちに言ってなかったことがある」


わかな「........」


京谷「竜也、わかな、お前たちは.....許嫁なんだ」


月「お前たちが生まれた頃からな」


京谷「俺たちは約束してたんだ」


「........は!?」


わかな「え!?」


頭が真っ白になった。


許嫁?


俺とわかなが?


月「本当は小学校卒業前までに言っておこうと思ってたんだがな」


百「嬉しい?」


「まあ、うん」


わかな「........嬉しい」


天音「あと、中学校、ここから遠いだろうから......」


百「家買ってあるから、引っ越してね」


「.......強制?」


百「うん」


「.....あとこれ、同居じゃん」


月「同居というより同棲」


京谷「同棲して、仲良くなれよ」


「..............」


わかな「..............」


....................................................


そんなこんなで同棲用の家へ連れていかれ


今は、引っ越しの荷物をそれぞれ整理している


「................」


わかな「..................」


(気まずい.......)


わかな「.............」


(......少し......聞いてみるか)


「な、なあわかな」


わかな「ふぇ!?な、なに?」


「ちょっと聞いておきたいんだけど....」


わかな「う、うん」


「俺と許嫁になって、どう思う?」


「嫌なら嫌ってはっきり言っても――」


わかな「う、嬉しい...です」


「!」


わかな「私は....竜也と居れて、嬉しい......」


「......てっきり俺のこと嫌いなのかと.....」


わかな「嫌いなんかじゃない....私は竜也のことが好きだから」


「.........え?」


数秒、誰も言葉を発せなかった


わかな「あ」


「........」


わかなの顔が赤くなっていく


わかな「ああ、あああああ!!////」


「..........」


わかな「い、今言ったの忘れて!全部!!」


「いや、無理」


わかな「忘れて!お願い!」


「......忘れられないよ....俺もわかなのことが好きだから....」


わかな「え!?」


「........やり直す?」


わかな「..........///」


「ゴホン........じゃあ、改めて」


「俺は、初めて会った時からずっとわかなのことが好きでした!」


「初めて会った時、こんなにも可愛くて優しい女の子がいるんだって思った」


「あの日からずっと、わかなに会うのが嬉しくなった」


わかな「(≧﹏ ≦)......私も初めて会った時から.....好きです!///」


わかな「最初に会った時から.....寝ても覚めても竜也のことを考えてた.....」


わかな「優しくて、いつでも守ってくれて、カッコイイ......そんなところが好き...です....」


「.....両想いだったのか...」


わかな「嬉しい......」


わかなの目から涙がこぼれた


涙が止まらなかった


「.........泣くなよ」


わかな「好き、大好き!」


「......ああ、俺も大好きだよ」


この日俺の心が久しぶりに明るくなった


自分の止まっていた時間が動き出した気がした

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