第十三話 初めての苦痛
あの日から数日後
学校に来たとたん、違和感を感じた
そして........
生徒1「おい」
「........何?」
生徒1「ちょっと校舎裏来れるか?」
「........忙しいんだけど」
生徒1「今すぐ来い!」
「.........なんだよ」
俺を怒鳴った人間はそのまま走り去っていった
俺は仕方なく校舎裏へ来た
「.........俺を呼び出して何の用?」
生徒1「まだわからないのか?」
生徒2「リーダー、ほんとにこいつがやったんですか?」
リーダーと呼ばれた奴は、立ち上がった
先輩「そうだよ、お前がわかなさんに近づいた」
「.........記憶にないな......あと、なんでいるんだよ」
昔、わかなをいじめていた張本人
一個上の先輩だった
名前は....聞いたことはなかったな
「.....なんで」
「お前は、別の学校にいたはず」
先輩「何言ってんだ?と、言いたいところだが......そんなことよりもな」
「...........」
先輩「何勝手にわかなさんと仲良くなってんだ」
先輩「お前みたいな奴が近づいていい人じゃない、お前じゃ釣り合わねえよ」
「.....お前の口出しすることじゃねえだろ」
先輩「お前、ほんとは何目当てで仲良くなったんだ?」
「.........ただ、仲良くしただけだが――」
ボカッ
「....痛ってえ」
先輩「嘘つきやがって........ほんとはどうなんだよ!」
周りには誰もいない
逃げ道は.......ないか
「..........」
先輩「ははww何も言い返せねえか?」
「..........」
先輩「..........全員、やっていいぞ」
ボカッ
ドスッ
「............」
淳平「先生ーこっちでーす」
生徒1「チッ、誰かが先生呼びやがった」
生徒2「リーダー、逃げましょう!」
先輩「.....運がよかったな、クズ野郎ww」
..................
淳平「おい!大丈夫か!?」
「...........大丈夫だよ」
淳平「........鏡見ても同じこと言えるのか?」
「..........」
淳平「とりあえず、保健室行こう、な?」
「.............」
.........................................
「痛ッ」
由衣「....なんで私が治療してんだろ」
淳平「保健委員だろ、お前」
愛奈「なんでここまでボコボコになるのやら」
りん「集団リンチされてたし、しょうがない」
.............
「わかなは?」
淳平「わかなは、お前がボコボコになったのをみて気絶してる」
愛奈「というか隣にいるよ~」
「......そう」
...................
俺の心はいろいろな感情が渦巻いていた
怒り、憎しみ、悔しい
ああ.........こんなこと思っても、現実は変わらないのに




