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ラッキーな俺の韓国軍物語  作者: rumari


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業務

俺が業務について、学び始めたのは初出勤から4日が経った時だった。

それまでに平日の時間が2日もあったものの、その時はどうしても学ぶことが出来なかった。

食あたりに当たったせいだった。

俺の食あたりはかなり重度なもので、中々回復しなかったのである。

それで1日目と2日目はトイレに籠りきりで、到底何かを学べる状態ではなかった。

そして、4日目になって、俺は回復して見せた。


「今は大丈夫か?」


「はい......ご迷惑お掛けしました。」


「別に大丈夫だけど?仕事とかもないからな!」


先任は俺の謝罪を笑い飛ばした。

何というか、本当に仕事がないのは事実のようだった。


「それで業務の説明だけど......」


「はい、お願いいたします!」


先任はざっくりと業務を説明してくれた。

説明と言ってもとてもお粗末なものだったけど、それは説明がお粗末というよりは、業務内容自体がお粗末という意味だった。


「朝はこれをこうして、こう、こう。で、こうすると、出国者が出るけど、その出国者についてはこれを延期ってするだけだ。」


「へえ、それで次は?」


「次?ないな。今日の業務終わり!」


マジか......?

俺は自分がからかわれているかと思った。

しかし、それは邪推だった。

一回だけ先の手順を直接やらされた後の事。

先任は眠りについてしまったのである。


「zzz」


「この人本当に寝てるよ......。」


それもイビキまでかきながらだった。

そうやって俺のその日の業務は終わった。

俺はやることもなかったので、寝ている先任をぼんやりと眺めた。


ちなみにこれは大分後になってわかったことだけど。

常勤の業務は基本的に韓国軍から除隊した人に予備軍の訓練を付与するのが主な役割だった。

予備軍とは、兵役を終えた一般人が地域を防衛するために、儲けられた組織とのこと。

いわば、後方守衛隊だった。

北朝鮮は過去でも海で上陸して、主要施設を打撃したことがあるらしく、それを守ることを目的とする。

そして、韓国の男はみな除隊して8年目まで予備軍として所属されるらしい。

普段は普通の会社員をしながら、訓練が発生したらこれを受けに来る。

それで訓練のことだけど、別に訓練は毎日ある訳でもはない。

一定の時期に訓練が発生したら、その時に訓練を付与するとのことだった。

この仕事も実はそこまで時間が掛からない。


では、何故常勤が必要かというと、それは訓練の通知と告発業務のためだった。

韓国人は予備軍なるものを物凄く面倒がる傾向がある。

会社は休むものの、実際に行くと軍事訓練を受けることになる。

しかも、その補償として出されるのは1日訓練費が800円。

誰も行きたがらないことは当たり前だった。

それで訓練を3回無断でブッチをすると法的に告発されるというわけだった。

この告発は法的書類を常勤が作成して、法廷に提出するとのこと。

聞いただけでも頭が痛くなる仕事だった。

そして、その告発の法的根拠を作るために常勤は予備軍の人に直接配達をすることもあった。

通知業務として、通知書を持参して直接その人に訪問するとのこと。

これらが常勤の主な業務だった。


「俺って通知はいざ知らず、告発やったことないから、どうしたら良いかわかんないんだよな。」


「へえ、良いですね、それ。」


じゃあ、実際に発生した時は対応が出来ないってことだよな?

口ではそう言ったものの、俺は不安になった。

予備軍っていろんな理由でぶっちする人がいますが、中でも最悪なのは宗教的な理由でした。

俺は見たこと無いですけど、そういう人は本当に一回も予備軍に出ないんですよ。

それで、その人を訓練が終わるごとに告発するというところもあるようでした。

俺はみたこと無いけど!

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