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ラッキーな俺の韓国軍物語  作者: rumari


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昼ご飯

それから昼の11時40分になった。

ということで食事をすることになったのだが。

この建物には食堂らしきものは存在しなかった。

俺は食事をどうするのか気になっていたのだが、中から急に扉が開いた。


「おい、いつもので3つ頼んでくれ。」


「はい!」


そう言って、先任はどこかへと電話をかけた。

そして、電話口の人に味噌チゲ定食3つと唱えた。

ふむ、こちらは外食が基本で、配達をしてくれるみたいだ。


「金持ってきてる?」


「はい。いくらでしょうか?」


「600円だね。」


600円......

今で聞くとかなり安めに聞こえるけど。

当時(10年前)はこれくらいがちょうどだった。

常勤の昼食手当てが600円だったのである。

可もなく不可もない金額に俺は黙ってその金を払った。

それから20分後に配達員の人が来た。

今回は下っ端ということもあり、俺が配達員の相手をすることになった。

配達員さんはどこにでもいそうなオッサンだった。


「お、新兵か?」


配達員のオッサンはこちらの事情を良く知っているようだった。

何というか行きつけの店、来つけの店?的なあれのようだ。


「はい。こちらお金です。」


「おう、頑張れよ。」


金を受け取った配達員は食器たちを置いて、帰っていった。

俺は奥のテーブルにそれらを並べる。

韓国味噌チゲにおかず3品にご飯。

600円にしてはかなり品揃えが良いなと思った。

それからは食事を始めた。


「......」


「......」


「......」


俺の上司は特になにも言うことなく食事をした。

食事中は黙々と食べるタイプらしい。

無言のままの食事に俺は普通に食事に集中することにした。

味も可もなく不可もない感じ。

俺たちは食事を終わらせた。

それからは本当に先任の言う通りなにもなかった。

家に帰る時になって、俺は先任に帰りかたを教えてもらった。

帰りはバスで帰るとのこと。

俺は大道路のガススタンドの前で先任に言われた番号のバスに乗って帰宅した。


「これで今週は終わりか......」


訓練所を出て初めての週末を迎えることになる。

俺は休日何をしようかと思い、ウキウキとした気持ちで家に帰った。

そして、その翌日のこと。


「おええええええええええええええええええ!」


「あんた大丈夫なの!?」


「うっ、だ、ダイジョ、おえええええええええええ!」


俺は食中毒になった。

安いものには安い理由があるらしい。

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