盗賊退治
盗賊達が虫の魔物に襲われていた
状況はイモムシの魔物に対して3人で何とか戦えるようで、バッタの魔物には争う術もなく蹂躙されていた
「ライム、助けらそうか?」
「はい、あの程度の魔物なら主人様の力を使うまでも無く倒せます」問題ないみたいだ
「頼んだよ、あの人達を助けてあげてくれ」
「仰せのままに」魔物の群れに向かって走り出す
魔物に側まで行くとライムは魔法でイモムシを燃やし始めた
「嬢ちゃん手助けをしてくれんのか?」髭面の盗賊がライムに喋りかける
「…ええ、主人様に助けるよう言われたので………」
「助かるぜ、魔法が使えるようならバッタの方を頼む」
返事もせずに向かうと馬を食べていたバッタがこちらを見て「ギギギギギィ」と鳴き始めた
「虫ケラが威嚇でもしてるんでしょうか?早く倒して主人様の下に戻り褒められたいですね」ユーリに褒められる妄想を楽しみながら手を剣に変えてバッタを斬ろうとしたが踏み止まる
「………返り血で汚れそうですね」そう言うとライムは距離をとり手をバッタの方に向けて風の魔法で首を切った
辺りを見回すと盗賊達も残りのイモムシを倒し終わって座り込んでいた
「これで任務完了ですね」主人様のとこに戻ろうとしたらさっきの髭面盗賊に呼び止められる
「ありがとうよ、嬢ちゃんのお陰で何とか生き延びたぜ」
「この後どうすんだ、お礼をさせて欲しいだが…」
「………お礼ならお金と荷馬車の中身を少し見せて貰えますか?」
「あ、あぁいいぜ、好きに見てくれ、おい野郎ども恩人に挨拶するから集まれ」髭面の盗賊は仲間達を呼んでライムの前に並びはじめた
ライムは気にせずに荷物を物色している
「お金はこのくらい貰って、リィンの服はこのコートでいいかしら?」リィンが街の中に入れるようにフードが付いているコートを選び出て行こうと後ろを振り向くと盗賊達が武器を持ってこちらを睨んでいた
「………恩を仇で返すのですか?」低い声で盗賊達に問いかけると1人を除いて全員が後退りする
「………何ビビってるんだ、相手は魔法使いの小娘だ魔法を使わせなかったら俺達の方が強えに決まってんだろ」髭面の盗賊が仲間達に言い放つ
「…はぁ〜、主人様が殺すなと言ったから生かしてあげていたのに、仕方がないですね命だけは助けてあげますよ」背中から触手を生やして盗賊達を薙ぎ払って行く
「な、な、なんだアイツ化け物か」仲間達がやられて行く姿を見て恐怖する盗賊の頭
「人殺しに化け物呼ばわりされたく無いですけど」触手で髭面の盗賊の手足を折っていく
「私は命を獲らないですけど、その体では魔物に襲われたらお終いですね」そう言い放つとライムは主人の場所に戻って行く
「まっ、待ってくれ 助けてくれ」虚しくも声が木霊する
「主人様戻りました お金とリィンの服を手に入れて来ました」笑顔でユーリに報告する
「おお、ありがとうライムこれで皆んなで街に入れるな」感謝しながらライムの手を握る
「………主人様の願いを叶えれて嬉しいです」満足した顔で答える
「じゃあ、リィンを迎えに行って街に入ろうか
「はい」




