街 発見
リィンが目覚めたので出発する
「リィン、勝利おめでとう」
「…いえ、戦場でしたら途中で倒れた拙者の負けですし、それにライム殿は本気を出していなかったでしょうに」
「ええ、あれが戦場なら貴方の負けでしょう、しかし、今回は勝ち負けのルールがあり、貴方がルール違反したわけでも無いのでちゃんと勝利を受け取ってください」
「それに、最後の攻撃には驚かされました」
「ああ、アレは凄かったな、辺り一面氷の壁が出てきたし、ライムが出した炎も凍らせて凄かったな〜」
「アレは、拙者の切り札と言っていいのかどうか………アレを使うと魔力が根こそぎ持っていかれ、10秒もたたず動けなくなりまする」
「………リィン貴方は主人様に仕えることを一生の幸福だと思い永遠に服従なさい」
「なぜでござるか?」
「主人様、リィンに魔力付与をお願いします」
「ああ」俺はリィンに魔力を渡す
「………こ、これは!?」リィンの身体の周りに魔力が渦を巻いている
「リィン、魔剣創造を使ってみなさい」
「これだけの魔力があれば………魔剣創造!!」リィンの手に真っ赤な剣が作られていく
「スゴイ、魔剣を作ったのにまだまだ魔力が有り余っている」
「これが私達の主人様の力の片鱗よ」ライムが自慢するように言う
「主人殿、これからもより一層誠心誠意尽くしたいと申し上げます」リィンが崇めるような眼差しで俺を見つめてくる
「と、とにかく早く人のいそうな場所を探そう」俺は自分のことをそんなに凄いと思っていない、凄いのは召喚されたこの2人だと思う、戦闘になると脚が震える、血が怖い、自分は戦えない.今まで生きてこれたのはライムのお陰で……そんなことを考えながら歩いているとライムがこちらを見て何か喋っていたようだ
「主人様、街が見えましたよ」
「………長かったな、魔の森からここまで」色々な思い出が頭をよぎる
「さぁ、街に入ろうか」やっと人の生活に戻れると思ったが
「すみません主人様、私は問題ないと思いますがリィンの格好が………どうしましょう?」リィンの格好もそうだが、そう言えばよその国って召喚士がいないんじゃなかったけ?このまま行けば魔物を引き連れた魔族と間違えられないか?
ヤバイ、どうしよう………




