召喚士のこれから………
「主人様、森の出口が見えますよ」
「………やっとこの森から出られるのか………」ライコウを倒してから3日が経ち俺達は[魔の森]の出口までたどり着く
森から出ると辺り一面草原であった
「…はぁ、森から出れたしとりあえず休もう」
「はい、今の私達は国外追放された身ですから今後の予定も考えておきましょう」
「………そうだったな、森から出ることで頭がいっぱいでこの後のこと何も考えて無かったな」今後の事も考えて俺達は森から少し離れた場所で休む事にした
「主人様これからどうします?」
「………う〜ん、とりあえず街に行って仕事を探すのかな?」俺達は無一文なので街についても買い物も出来ないし宿屋にも泊まれない、だから仕事を探さないといけない
「そうですね、主人様はどんな仕事をやりたいのですか?」
「………今まで考えた事もなかったな………あのまま学園にいたら貴族として不自由なく生活していたんだろうな、俺は夢とか将来なりたいものなど考えたこともなかったから急に仕事といってもピンと来ないな」
「………つまり、主人様は今自由の身ですからやりたい事をやれば良いんですよ。自由気ままに楽しんでやりたい事を見つければいいのですよ」
「………楽しんでやる、か………そうだな今の俺は良く言えば自由なんだよな」
「そうですよ、何にでもなれるんですよ!王様でも目指しますか?」
「ハッハッハ、王様は流石に無理だろう」
「いいえ、主人様が望むなら私も全力で手伝います」真面目な顔でライムが答える
「ありがとう、とりあえず王様も検討しておくよ」
冗談のつもりで言ったこの言葉が後に[魔王]と呼ばれる存在を誕生させるとは今のユーリは知る由もなかった




