魔の森④
召喚士レベル3になり新しい能力を手に入れた。
何ができるようになったか頭に入って来る。
「ライム、今から俺の魔力を全部渡すからその力でライコウを倒してくれ!!」
「すみません、主人様の魔力を貰っても私の魔力が戻るだけで先程と変わらずピンチのままです」
「説明は後だ受け取ってくれ」俺はお姫様抱っこされながらライムに抱きついて魔力を渡す
「あっ、主人様急に抱きつかないでください!?私にも心の準備というものがっーー、んっ〜!!」ライムは顔を赤らめ早口で喋っていたが魔力を渡し始めるとビックリしたのか変な声が聞こえた。
「………ご主人様なんだか力が湧いて来ます!!この力があれば勝てます!!」
「…はぁ…はぁ… 後は任せたぞライム」魔力が空っぽになり俺の意識がもうろうとしてきた
「お任せください、今の私なら余裕です安心して休んでください」ライムは俺を地面に下ろしライコウに向かって行く
「………さぁ、ご主人様の目の前で無様な姿を見せてしまったお礼を返さないといけませんね」笑顔で話しているが背後から怒りのオーラが出ていた
ライコウは大きな口を開けて噛みつこうとしたがライムは牙を手で受け止めそのまま牙を握力で砕いた
ライコウは痛みが走り後退する、しかしライムがすぐにライコウの隣に行き手をハンマーに変えてライコウの頭を殴った。ライコウの頭が地面にぶつかる
「あら、まだ身体を慣らしているだけですから早く起き上がって下さい」ライムは準備体操しながらライコウを見ている。ライコウはすぐに口を開けて雷をライムに向かって放つが、ライムは片手で雷を吹き飛ばした
「………ふっふっふ、さすが主人様の力です。ここまで強くなってしまうなんて予想以上です。………さぁ、ライコウ主人様に歯向かった罪、万死に値しますが主人様を待たせるのも悪いので一撃で殺してあげますわ」
そう言うとライムの手が剣に変形した
ライコウは恐怖を感じ後ろを向き逃げようとしたが一瞬でライムがライコウの首を斬り飛ばした
「………終わりましたね、主人様に報告しましょう」
目が覚めたらライコウが死んでいた
「………本当にライムが倒したのか?」ライムの口から聞いたがAランクのモンスターを1人で倒すなんて、ルカサ帝国でもそんな強者は数人ぐらいしかいない
「はい、全て主人様の力のお陰です」笑顔で答えてくれる
「………確認するけど、俺の魔力をライムに渡すとライムの身体能力が上がるで良いんだよな?」
「はい、主人様の魔力を貰った瞬間力がみなぎって体も軽くなり何でもできるような気分になりました」
「そんなに変わるものなのか?」
「はい、最初は見ていたので分かると思いますが私はライコウに手も足も出ませんでしたが、主人様に魔力を貰った瞬間相手の方が手も足も出ない状態でした」
つまり、俺がライムに魔力を渡せばSランク相当の力が得るってことなのか?まだ実際にその力を見てないので解らないが?
「ん〜、とりあえず今日は休んで明日からまたこの森から出るために歩くか」
「そうですね、今ならライコウの死体かあるので休息してもモンスターが襲って来ないでしょう」モンスターは匂いや気配に敏感なので強いモンスターがいると寄ってこなくなるのだ
「はぁ、今日は疲れた。この森をあと2、3日歩くのか………早く森から出たい」




