表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
没落貴族に異世界転生?でも総量1万越えの魔力と商才活かしてはじめる国づくり!  作者: 神崎あら
小国編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
97/101

97話 作戦会議


ーーエリックの泊まっている宿屋にて


 『ガチャ』

 「あ、エリック!」

 「エリー!」


 宿屋にある俺とラナトスの部屋に戻るとそこには、ルースを抱っこしているエリーがいた。

 

 「あ、お父さん」

 「ルース……起きてたんだな」

 「うん!」


 あどけない顔をしてそう答えるルース。

 この人、俺のご先祖様なんだよなぁ。


 「エリック、その後ろの人は誰なの?」

 

 そう言ってエリーは、俺の後ろにいるアーチボルトの方を見た。


 「この人は……」

 「初めまして、私はエリックの友人でレヴァンスの軍人をしておりますアーチボルト・サンダースと言います、よろしくお願いします」


 そう話すとアーチボルトは頭を下げた。


 「れ、レヴァンスの軍人!?」


 エリーは驚いた顔でそう話す。


 「エリー、これにはワケがあってさ」

 「いいのよエリック、別にレヴァンスとはもう戦争していないのだし友人でも問題ないわ、でも軍人って……さすがに驚いてしまったわ」


 そう言ってエリーは自身を落ち着けるために水を飲んだ。


 「エリー、大丈夫?」

 「ええ、大丈夫よ」

 「よ、良かった」


 落ち着きを取り戻したエリーは、静かに部屋にあるベッドに腰掛けた。


 『ポスッ』

 「なんかすまないなエリックよ」

 「大丈夫ですサンダースさん、それよりも今後の事を決めないと」

 「ああ、そうだな」


 凍らせたアンドリューは今、リーヤが見ている。

 一応、あの氷は2日は持つからアンドリューの事は大丈夫だろう。

 ただシスティーナさんは別だ、早く助けないと何をされるわからない。

 というかラナトスはどこにいるんだ?

 ここにいないという事は、まだこの街の監獄にいるということなのか。


 『ガチャッ』


 その時、俺の部屋の扉が静かに開いた。


 「やぁ皆さん」

 「ラナトス!」

 「エリック様、すまない敵の1人を取り逃してしまったよ」


 ラナトスはボロボロの身体で、俯きながら悲しそうにそう話す。


 「そ、そんなの別に気にしないってラナトス、なぁエリー」

 「ええ勿論よ」


 悲しそうなラナトスを見て、ついフォローしてしまったが、こんなに弱ったラナトスを見るのは初めてだな。


 「エリック様、無理を承知でお願いさせてほしい」

 「なんだよラナトス?」

 「ゲナトの刺客なんだけど、アンドリューって奴とパズールという青年はなるべく傷つけたくない、訳はあとで話すからお願いできるかな」


 そ、そう言われてもなぁラナトスよ。

 アンドリューはもう氷漬けにしてしまっているのよなぁ……。

 まぁでも、ラナトスがこんなお願いをするなんて初めてだしよほどの事があるのだろう。


 「勿論だラナトス、あとアンドリューについてだが、さっき戦って今は氷漬けにしまってな、ごめんよ」

 「いいんだエリック様、話す前だったしそれに俺の傷つけないでほしいって意味は身体の一部の欠損以上のダメージの事だから安心して」

 「そ、そうなのか」


 いや怖えよラナトス、その基準は。

 それにアーチボルトの奴も頷くのをやめなさい、まったく軍人基準の傷つけるなはアテにならんな。


 「うん、それじゃあエリック様、今後についておそらくとても重要になるだろうから、ゲナト法国の話をさせてくれ」

 「あ、ああ」


 どんな話をする気なんだよラナトス……俺はちょっと怖いよ。


 




 

 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ