表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
没落貴族に異世界転生?でも総量1万越えの魔力と商才活かしてはじめる国づくり!  作者: 神崎あら
敵国編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
52/101

52話 "雷追"の意味


ーーアーチボルトvsエリック


 『ズドォン』

 「ぐはっ」


 アーチボルトの雷撃により、俺はまた吹き飛ばされる。

 なんだろう、技の威力がどんどん上がってきている気がする。


 「……やはり、おかしい」


 アーチボルトはそう呟くと、訝しげに俺を見た。

 

 「なんだよ、おかしいって?」

 「魔力総量8000+魔導鉄の私の技は、その全てが即殺級の威力、それを貴方は幾度となく防ぎ、ダメージもそれほどあるようには見えません」


 や、やばい色々気がつき始めてる。

 ていうかこの人、戦ってみて思うけど結構考えて戦闘するタイプだよな。

 そんな相手に俺の魔力総量が1万越えというのはなるべく伏せておくのが正解、だよな?


 「た、たまたまなんじゃないかなぁ」

 「……隠すのが下手ですね、おおよそ魔力総量が私と同等かそれ以上いるのでしょう、それしか考えられません」

 「……ど、どうかなぁ」


 ば、バレてる……。


 「エリック、君の魔力量の多さによる防御力は確かに脅威です、でもね君には弱点もあります」

 「な、なんだよ弱点って?」

 「それはーー」

 『シュッ』


 アーチボルトは、そう話すと一瞬で姿を消す。

 ま、まずい、またあの雷撃が来る。

 

 『シュッ』

 「ここですよ」

 「なっ!」


 そして俺の背後にアーチボルトは現れる。

 

 「いきますよ"雷轟"」

 「や、やばい、アイスブロー!」

 『ズドォン』


 アーチボルトは背後に現れるとそのまま俺に高出力な雷撃をぶち込み、俺は間一髪でそれをアイスブローで相殺しにかかる。


 「ぬおおおお」

 「……やはりか」

 『バコォン』

 「ぬおっ!」


 相殺虚しく俺はアーチボルトのその一撃でまた吹き飛ばされてしまう。


 「これが貴方の弱点、火力不足です」

 『スチャッ』


 アーチボルトはそう言うと、また眼鏡をクイっと持ち上げた。

 火力不足か、魔道具を持たないからな。

 これは仕方のない事ではある。

 

 「……くっ」

 「その様子、しっかりと自覚はあるようですね」

 「ああ、自覚はあるさ」

 「では何故、魔道具を使わないのですか?」


 アーチボルトは不思議そうにそう訊ねた。

 ……痛いところ付いてくるな、魔道具を使う事はだいぶ前に一度考えてやってみている。

 しかし総量1万の俺の魔力に耐えられる魔道具となると中々見つからず、その時は断念している、まぁ今日その可能性を見つけたけどね。


 「さぁ、なんでだろうな」

 「はぁ、もう隠す必要はないと思いますが、これで確信に変わりました、貴方の魔力総量はおそらく私より多い、その証拠に魔道具では己の魔力に耐えられないのでしょう」


 こ、ことごとく正解を引いてきやがる。

 全部合ってるよ、アーチボルト。


 「ど、どうだろうな、もしかしたら持ってるかもよ?」

 「……ここまで言ってもしらを切るつもりですか、いいでしょう私も本気を出します」

 『バチチチ』


 そう話すとアーチボルトの左腕に雷が集まり出した。

 またあの"雷轟"がくるのか?


 「私の二つ名の"雷追"の所以をまだ伝えていなかったですね」


 アーチボルトがそう言うと、左腕の雷がボウガンのような形になっていく。

 な、なんだ何が始まるんだ?


 「"雷追"とはこのどこまでも追っていく雷の矢の事で、私の本領は遠距離攻撃なのです」

 『バチチチ』


 アーチボルトがそう言い切ると、左腕の小手が黄金のボウガンに姿を変えた。


 「や、やばいなあれは」

 「さぁ、これからが本番ですよ」

 『スチャッ』

 


 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ