表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
没落貴族に異世界転生?でも総量1万越えの魔力と商才活かしてはじめる国づくり!  作者: 神崎あら
敵国編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
41/101

41話 出陣前の宴


ーー夜、シンディ騎馬隊野営地にて


 「ささ、若領主もどうぞ」

 「あ、どうも」


 俺はガードナーさんから、一杯の酒を頂いた。

 

 「これはどこのお酒でしょうか?」

 「セントレアですよ」

 「え?そうなんですか」

 「はい、実はあまり知られていませんが、このアルト王国で流通しているお酒の約7割はセントレア産なんです」


 ガードナーさんはそう言うと、俺にワインを注いできた。

 し、知らなかった……意外と手広くやってるんだなセントレアも。

 てっきり魔石だけかと思っていたな。


 「どうも……」


 さて、俺はここでは成人なわけだが17歳、元日本人として気が引けるが、まぁ異世界だしいいか。


 『ゴクッ』

 「お、美味しい」


 ワインは前世でよく飲んでたけど、セントレア産のこのワインも普通にいける。


 「どうです、良かったらベルーナ領にも?」


 ガードナーさんからの突然の商談、だがしかし、この味はなかなかのもの……。


 「け、検討します」

 「了解です、良いお返事待ってますね」


 ガードナーさんは笑顔でそう話す。

 この人なかなかに商売が上手いな。

 酒の席で酒の商談なんて、1番売れそうだもん、ベルーナに戻ったらフィオさんにそうだんしてみよう、自領内での経済に役立ちそうだし。

 そうして夜は更けていく。


ーー翌朝


 「よし、それじゃあ出発するぞ!」

 

 明朝、俺たちシンディ騎馬隊総勢2000は、シンディさんの号令によりガネーシャ領に向け出発した。


 「では行きましょうか若領主様」


 副長のガードナーさんは、優しく微笑みながら俺にそう言った。


 「はい、行きましょう」


 ガードナー隊300騎、そこが俺の今回所属する部隊である。

 シンディさんの本隊からは外れてしまったが、作戦時はシンディ隊と一緒に行動するため実質この部隊は、シンディさんの近衛兵という感じだ。


 「エリックくん、気負わずにね私があなたを守るので」


 ガードナーさんは馬が走り出す寸前、真剣な顔でそう言ってきた。

 まぁそうだよな、領主といえどこの人からしたら、俺ってまだ17歳なわけだし、守る対象だよな。

 でもねガードナーさん、多分俺の方が歳上なんだよね……もちろん言えないけど。

 そうして俺にとっての久しぶりの戦が今、始まるのだった。

 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ