表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
没落貴族に異世界転生?でも総量1万越えの魔力と商才活かしてはじめる国づくり!  作者: 神崎あら
ベルーナ領主編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
24/101

24話 提案の思惑


ーーベルーナ領、屋敷にて


 「協力体制……」


 これってつまり、セントレアが俺たちベルーナに助けを求めてるって事だよな。

 そんなの俺が生まれてから今まで一度も無かったことだ。

 何か裏があるはず、そうに決まってる。

 でも何が狙いなんだ?


 『ガチャッ』

 「若領主様、ちょっといいか?」


 フィオとセントレアから届いた嘆願書について悩んでいると、書斎にてラナトスさんが入ってきた。


 「ラナトス様」

 「なんだフィオも一緒か」

 「ラナトスさんどうしたの?」

 「いやセントレアについて気になる情報があってさ」


 部屋に入ってきたラナトスさんは、少し焦っているようにも見える。

 なんだろう……嫌な予感がするな。


 「その情報って?」

 「ああ、前回の進行で国境線のガネーシャ領の一部領土が奪われたらしくてな、その影響が近くの領地にも敵国が進行してくるらしい」


 ま、マジか……。

 でもガネーシャ領はウチとは離れているし、大した影響はないはず……待てよセントレアの隣は確か。


 「えっと、もしかしてその侵攻されるかもしれない領地にセントレアも入ってるとかですか?」

 「さすがは若領主様、正解だ」


 なるほど、これでセントレアがいきなり協力を求めたきた理由がわかったぞ。

 ……うーん、この理由を知ったら尚更、協力体制の願いは受け入れたくないなぁ。


 「領主様、一つご提案なのですが」


 ラナトスさんの話を聞いたフィオは、俺にそう訊ねた。


 「うん、なんだいフィオさん」

 「ここはこのセントレアからの協力の願いを聞き入れるのはどうでしょう?」

 「え!?いやいや危ないよ、戦争に巻き込まれるかもだし」


 俺が反対だと身振り手振りで伝えると、フィオさんは真剣な眼差しを向けた。


 「これはチャンスです、領主様」

 「チャ、チャンス?」

 「ええそうです、ここでセントレアに恩を売り、それを将来の取引の交渉材料とするのです」


 フィオさんはそう告げると、ニコッと笑った。

 こ、この人仕事がデキ過ぎる……。

 まぁでもこの案は採用だな。


 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ