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没落貴族に異世界転生?でも総量1万越えの魔力と商才活かしてはじめる国づくり!  作者: 神崎あら


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2話 魔法の世界

 ここはどこだ。

 暗いな、それと身動きがとりにくいな。

 なんだろ、もしかしてこれは箱の中とかか?


 「あらぁ、起きちゃったのね!」


 ま、眩しい。

 突然、明るくなった。

 なるほどやはりここは箱の中だったのか。

 しかしなんだやけに眠たいな。


 「さぁおいでー」


 な、なんだ、おいやめろ、やめてくれー。

 そのまま俺は抱き抱えられてしまった。

 う、嘘だろ、なんだよこれ、これ赤ちゃんになってるじゃん!

 話したいのに、口があんまし動かねぇぞ。

 あとすげぇ眠い、なんだよこれー!


 「あらあら、そんなに暴れないでよ、あなた、あなたどこなのー、あなたー」

 「おうどうした」

 「エリックが起きたのだけど、暴れてしまって」

 「はは、なんとまぁ、元気の良い子なんだ」


 手足の自由もうまく効かず、声も出ない。

 だ、誰でも良い助けてくれ。

 でもこの感じこれが俺の新しい両親か、なんだろなんか複雑だな。



 そうしてそのまま10年が経った。


 「エリック様、どこなのですか」

 「ここだよじーや」


 じーやが探しているのが見えた俺は庭にある大きな木の上から飛び降りた。


 「エリック様、探しましたぞ」

 「ごめん、木の上で本読んでたわ」


 俺は10歳になった。

 前世の記憶を持ったまま幼年期から過ごすのは大変だったが、ここの暮らしにもだいぶ慣れた。

 

 「じーや見てくれ、こんなのできるようになったんだ」

 「なんですか?」

 「三級土魔法、土人形」

 『パキパキ』


 そう言って俺が地面に触れると、地面から三体の大きさ30センチくらいの土人形が出てきた。


 「エリック様、お見事です」

 「ありがとう」


 この世界には魔法がある。

 転生する前、天使から聞いてはいたが具体的にどんなものなのかはわからなかったが、実際に自分で使うようになって色々わかった事がある。

 まず魔法には魔力がいる。

 魔力はこの世界の人すべてに備わっているもので、だいたい総量の平均値が100〜150ほどである。

 この魔力を使い、魔法を使う。

 魔法には修練が必要であり、呪文を覚えたりや魔法のイメージなんかを鍛える必要がある。

 俺が使った三級魔法は消費魔力10程度の小さな魔法で、呪文もない。

 いわゆるお子様のお遊び程度なものである。

 あと魔力にはもう一つ特性がある。

 それは魔力操作による身体強化だ。

 魔力を身体に纏うイメージで上手くコントロールすると、跳躍力を爆発的に上昇させたり、肉体の頑強さを上げたりとさまざなことに応用できる。

 この魔力操作は技術も必要だが、何より魔力の総量が必要なのだ。

 魔力の総量が多いものほど、魔力操作に必要な精度はそんなに必要なくなり、特に魔力操作を行なっていなくても、総量が多ければ自然とあらゆる攻撃に耐性ができる。

 俺の魔力総量は天使の選別により、1万を超えている。

 つまりこれはどういうことかというと、滅多なことが起きない限り、俺の身体には傷一つつかないということだ。


 「エリック様、お父上様がお戻りになられますので、お屋敷の方に戻りましょう」

 「ああわかった」


 あと余談だが、俺はここで貴族の子供として暮らしている。

 ただ、貴族と言っても、いわゆる没落貴族というやつで、以前は王の側近の名家だったのだが、権力闘争に敗れ、今では辺境の小さな所領のみしかない。

 せっかく貴族に転生しても、華やかな日常などは送れていない。

 まぁでも両親がとても良い人たちなので、幸せではある。

 しかしいずれは、この世界の両親のため王の側近になりたいとと俺自身も考えているため、日夜成り上がる方法はないかと探している。

 まぁまずは、この小さな所領で何か産業とかを始めるとこからだよな。

 もっとこの世界のこと学ばないと。

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