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没落貴族に異世界転生?でも総量1万越えの魔力と商才活かしてはじめる国づくり!  作者: 神崎あら


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15/22

15話 騎士を求めて


ーー1週間後、ベルーナの屋敷にて


 各領主は、自分の下に騎士と呼ばれる小貴族というのを持っており、戦時においてはその騎士達が兵を率いて戦う。

 一応、うちの領内にも騎士はいるらしいのだが、俺の父さんセドリック・ベルーナと折り合いが悪かったようで、その騎士は現在では山奥で隠居しているらしい。


 「はぁ困ったなぁ」


 先日、おそらくセントレアから俺とエリーら襲撃された。

 今後もまだあるかもしれない、俺はともかくエリーやじーや、フィオさんを守ってくれる騎士は必要だ。

 探しにいくか。


 『トントン』

 「どうぞ」

 『ガチャ』


 そんな事を考えていると、自室に誰か入ってきた。


 「おはようエリック」


 入ってきたのはエリーだった。


 「おはよう、体調は大丈夫か?」

 「ええ、今日はいい感じよ」


 結局あの後、エリーは村にある病院で診てもらい、やはり妊娠している事がわかった。

 17歳で妊娠か……俺が元いた世界だったら問題になっていたが、良かったぁここが異世界で。


 「それは良かったよ、あんまり無理はしないでな」

 「ええわかってるわ」


 騎士を探しに行きたいってエリーに伝えるべきだよな、でも大変な時に家を開けるなんて怒られるかもだし……。


 「あのエリー、話しが……」

 「いいわよ」

 「え?」

 「何をしようとしているかはわからないけど、貴方のことだもの、この領地や私達のためのことなのでしょう、そしたらそれはやっていいわよ」

 「本当か!」

 「ええ勿論」


 そう言ってエリーはニッコリと笑った。

 か、可愛いな。


 「ありがと、なら悪いけど2週間くらい家を開けさせてほしい」

 「2週間ねわかったわ、一体何をしに行くの?」

 「ちょっと騎士探しに行こうかなって」

 「騎士!?」



ーー2日後


ーベルーナ領のとある山にて


 「この山かベルーナの騎士、ラナトス・リンガードがいるのは」


 騎士ラナトス・リンガード。

 ベルーナの騎士にして、元アルト王国騎士団長。

 強さは王国随一とも言われている人で、父さん……セドリック・ベルーナの元上司。

 なんでも父さんがどうしても来て欲しいとお願いして、来てもらったらしい。

 そんなお願いして喧嘩するなよな……。


 「さて探しに行くとしますか」


 そうして俺は山へと入った。



 

 

 

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